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外国人が本音を暴露!日本のスーパーでショックを受けた6つの理由

外国人が本音を暴露!日本のスーパーでショックを受けた6つの理由

更新日: 2021/01/21

様々な食材が並ぶスーパーマーケット。日本のスーパーも、今では夜間無人の店がオープンするなど、スーパーの進化が著しいです。

今回は、そんな日本のスーパーで外国人が衝撃を受けたことについて、インタビューしてきました!日本のスーパーで海外にはないサービスや商品とは? 逆に日本にはなぜこれがないの!?という意見も出てきたので、早速見ていきましょう。

取材協力:赤門会日本語学校

1.生鮮食品を買う時に、ビニール袋に入れてくれる

1.生鮮食品を買う時に、ビニール袋に入れてくれる

「肉や魚など生鮮食品を買う時に、薄いビニール袋に入れてくれることにとても驚いたわ。たまにタッパーから汁が出てきて汚れたりするから、ビニール袋をもらえるととても助かる。ベトナムではそんなサービス見たことないもの」(ベトナム/20代/女性)

多くのスーパーマーケットではレジで清算をする際に、スタッフの人がささっと薄いビニール袋に生鮮食品を入れてくれますよね。普通のことかと思いきや、海外では自分で入れたり、もしくはビニール袋さえ用意がないところも。日本人にとっては、当たり前すぎて、意識することはあまりないですが、考えてみればとても助かるサービスですよね。

また、ビニール袋が無料でもらえるところがまだあることが嬉しいとの声も。自国では有料化が進んでしまったので、消費者としてはやはり無料だとうれしいとの意見がありました。しかし日本も、環境を配慮し、レジ袋の有料化が徐々に広がってきているので、他の国同様、いつかなくなっていくサービスになるかもしれません。

2.一人暮らしでも消費できるサイズが多い

2.一人暮らしでも消費できるサイズが多い

「日本って一人暮らしにちょうど良い大きさや量で、食材を売っているわよね。例えば卵とかも6個入りがあるじゃない?韓国では基本15個入りだから、使い切れずに消費期限を過ぎてしまうこともあるの」(韓国/20代/女性)

核家族や独身者の増加により、昔に比べ、食材の消費量は減少傾向に。その背景を受けてか、以前よりコンパクトなパッケージの食材が増えてきています。野菜を一つずつ購入できたり、卵が少量でパックになっていたり、小さなサイズの牛乳があったり…消費期限が早いものほど、小さいサイズはとても使いやすくてありがたいもの。また、韓国だけではなく、欧米でも小さいパッケージの物は少ないとのこと。食品を無駄にすることなく、食べられる量だけ購入できるのはうれしいですね。

3.お弁当・お惣菜のバラエティが豊富

3.お弁当・お惣菜のバラエティが豊富

「お弁当の種類が多いのは、とても助かるわ。オーストリアではサンドイッチだけしか売っていないの。その点日本のお弁当って、リーズナブルなのに健康に配慮されたメニューが多い。バランスの良い食事を取るにはもってこいよね!」(オーストリア/10代/女性)

日本ならではのお弁当。中には500円前後で購入できるスーパーもあり、一人暮らしの人や、今日は料理をしたくない!という時の味方です。節約はしたいけど栄養面に配慮もしたいという時にも、スーパーのお弁当はちょうど良いとのこと。また、種類が多いので飽きないという意見もありました。

「揚げ物がスーパーで売っていることにとても驚いた!しかも夜になると安くなるなんて、お財布にもうれしいわ。台湾のスーパーでは、そもそもお惣菜はあまり豊富じゃないの」(台湾/20代/女性)

弁当の他にも、お惣菜の種類が多いという意見も多くありました。多品目の惣菜を、自宅で作るのはとても大変。そんな時にスーパーのお惣菜があれば、手軽に食事の品数を増やすことができてとても便利ですよね。実際、お弁当と同様に、料理が億劫な時に買って帰るという外国人が多くいました。また、海外では、揚げ物1つなど、総菜を少量から購入できる店は少ないとか。こちらも一人暮らしにはとてもうれしいですよね。

4.そんなことまでやってくれるの!? スタッフがとても丁寧!

4.そんなことまでやってくれるの!? スタッフがとても丁寧!

「日本のスーパーのスタッフってとっても丁寧よね。商品をスキャンした後に、きれいに別の買い物かごに入れてくれるのには感動した! 袋に全部商品を入れてくれるところもあるよね」(オーストリア/10代/女性)

感動した!と多くの声があったのが、店員のサービス。ほとんどのスーパーでは、買い物かごに入れ直してくれます。こんな丁寧な接客は、日本ならではとのこと。国によっては、買った商品をスキャンしたら、次の人がくる前に急いで自分で袋に入れなければならないところもあるとか。日本では袋に入れ替えるための台も用意してあるので、次の人を気にせずゆっくり準備ができますよね。また、質問に丁寧に答えてくれて助かったという声もありました。

5.割引商品が多い!

5.割引商品が多い!

「売れ残りは、割引になる食品が多いじゃない?節約したい時にとっても助かるの。ベトナムでは食品が割引になることはないのよ」(ベトナム/20代/女性)

弁当やお惣菜、賞味期限が近づいている物は割引になったりしますよね。割引を狙って買い物をする人も少なくないのではないでしょうか。

多種類の食材が割引になるので、安いうえに好きなものを選べてとても助かると、外国人にも好評。特にお弁当やお惣菜は、その日に作られたものが夜には割引になることが多いので、よく購入するという声がありました。国によっては、「おつとめ品」がないところがあるなんて!驚きですね。

6.自転車が売っている!? 食材じゃないものも充実

6.自転車が売っている!? 食材じゃないものも充実

「この間大きいスーパーに行ったら、自転車が売っていたの!それだけではなく、本来薬局や酒屋で売っているものも、スーパーで全部買えてしまうのは便利よね」(ベトナム/20代/女性)

日本のスーパーは食材だけではなく、日常品が売られていることが多々ありますよね。大きいスーパーになると、自転車や洋服などが一緒に販売されていたりもします。特に東南アジアのスーパーは、いわゆる「総合スーパー」が少なく、商品によって店を使い分けなければいけないそうなので、一気に色々なものが購入できる日本のスーパーに驚いたそうです。

日本と違う!? 海外のスーパーのサービスとは?

日本のスーパーで感動したという意見がたくさん出てきた中、自国のスーパーのここが良い!という点も出てきました。

「日本の食材はとにかく高いわ!時々台湾の2倍する食材も見かけるもの」(台湾/20代/女性)

特にアジア圏から来た外国人の意見に多かったのは、値段の高さ。新鮮な食材は自国に比べて値段が高く、特に野菜やフルーツは買いにくいそうです。野菜やフルーツは値段の変動が激しいので、日本人にとっても高く感じることもありますよね。やはり外国人から見ても、同じように感じていたようです。

「肉には重さが記載されているけど、フルーツや野菜は重さが書いてないわよね。他の店と値段が比べられないのが残念」(オーストリア/10代/女性)

日本のスーパーでは、フルーツや野菜は基本「数売り」。多少の大きさの差であれば、どれも同じ値段ですよね。しかし大きさによって金額が変わる「量り売り」が当たり前の国の人からすると、グラム単位での値段を確認したいのだそう。そのほうが厳密に、他店舗での金額との比較が簡単ですもんね!

「辛いものがない!辛いと書いてある商品でも、全然辛くないの。韓国が恋しくなるわ」(韓国/20代/女性)

これは韓国の人ならではの意見かもしれないですね!キムチを始めとする多くの商品は、辛いと記載されていても辛さが足りないそうです。比較的マイルドな味の料理が多い日本。確かに辛いもの好きには、物足りないこともあるかもしれません。

単なる食材を売る場所としてだけでなく、外国人にとっては、今や観光スポットの一つにもなっている、日本のスーパー。品揃えの豊富さや、様々なライフスタイルに合った量で販売する点などが好評な一方で、海外と比べると値段がイマイチという声もありますが、これからもどんどん進化していってほしいですね!

Written by:

Fujico

Fujico

東京都生まれ。2015年にフリーライターとして独立。北米での留学・就労経験もあり、英日の翻訳・通訳も行う。東京の島・伊豆諸島をこよなく愛し、月に1度はどこかの島にいます!

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