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日本のバレンタインデー

日本のバレンタインデー

更新日: 2021/02/10

バレンタインデーは、自分にとって特別な人に愛を表現する日として知られている。 西洋諸国では、男性と女性の双方が贈り物を交換するのが一般的だ。 多くの場合、2月14日に近づくと、世界中の男性が贈り物を選んだり、完璧なデートを計画したりする。 しかし、日本のバレンタインデーはちょっと異なる。 まず役割は逆転し、贈り物をするのは女性だ。逆に ホワイトデーというものもあり、男性がバレンタインデーのお返しにと女性たちに贈り物をするのだ。ちょうど1ヶ月後の3月14日に設定されている。 日本では比較的新しい行事にもかかわらず、すでに独自のバレンタインデーの習慣と伝統を持っているのだ。

過去と現在におけるチョコレートの日

過去と現在におけるチョコレートの日

バレンタインデーは、1950年代に始まったイベント。ハート型のチョコレートを販売し始めた菓子メーカーや、バレンタインセールを開催する大規模なデパートなどがそのイベントを盛り上げ、今日まで続く。
ターゲットとなる顧客は女性であり、見た目も美しく美味しいチョコレートを購入するよう奨励している。店頭のディスプレイは優雅で、人気は年々増加し続けている。 店頭のディスプレイはますます精巧になるとともに、チョコレートも様々な味やスタイルが増えた。包装紙もチョコレートと同じように美しいものであることが多く、多くのデパートでは、チョコレートの贈り物をさらに特別なものにするためにギフトラッピングサービスを提供。価格はリーズナブルなものから高価なものまで幅広い。

バレンタインデーに日本で出回るチョコレートは、売られているもののみではない。自家製のチョコレートも人気だ。 2月14日が近づくと、お菓子作り用の砂糖、カラフルなトッピング、ハート型の抜き型、特別な形のプレゼントボックスや包装紙など、バレンタインデーのための多くの材料が店頭を彩る。
またチョコレートは、既製品か自家製にかかわらず必ず贈るものだが、さらに他の贈り物を添える場合も。例えばワイシャツ、時計などだ。

バレンタインデーのチョコレートの種類

バレンタインデーのチョコレートの種類

日本でのバレンタインデーで覚えておくべきもう一つのことは、女性が想いを寄せる男性にチョコレートを贈るだけでなく、男性の家族や男性の同僚にさえも贈ることだ。しかし、すべてのチョコレートが同等というわけではなく、チョコレートの種類はその関係性によって決まる。そしてチョコレートの名称も異なるのだ。

「義理チョコ
職場の仲間、家族、知人に「義理として贈るチョコレート」を指す。このタイプのチョコレートは比較的安価であり、ロマンチックな意図はないといえる。
「本命チョコ
夫や恋人、想いを寄せる男性に送るチョコレート。女性は、高品質で魅力的な、そして高価なチョコを選ぶために、時間をかける。
「友チョコ
誰もがロマンスを祝うわけではなく、シングルでも楽しめるようになっているのだ。女性が女性の友人にチョコレートを贈ることも、非常に人気になってきている。つまり、友達に贈るチョコレートだ。

ホワイトデーにはバレンタインデーのお返しを!

ホワイトデーにはバレンタインデーのお返しを!

バレンタインデーからちょうど1ヶ月後の3月14日、日本にはホワイトデーと呼ばれるイベントがやってくる。これは、バレンタインデーのチョコレートを受け取った男性が、女性にお返しをする日。

思いを寄せる相手に愛を表現したいのか、はたまた友情を表現したいのか、それとも単に甘いものを堪能したいのか…?日本のバレンタインデーは、誰もが楽しめる愛のイベントだ。

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