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日光観光におすすめの日帰り&1泊2日プランはこれ! お得なパス情報も徹底ガイド

日光観光におすすめの日帰り&1泊2日プランはこれ! お得なパス情報も徹底ガイド

更新日: 2023/09/19

世界遺産に登録されている神社仏閣が複数存在する日光は、日本国内外問わず人気の一大観光地。日本の歴史や文化を感じられるだけでなく、雄大な自然温泉に癒されるために訪れる人も多いエリアです。1年をとおして見どころが満載ですが秋から冬にかけても格別で、特に10月中旬~11月初旬の紅葉シーズンは赤や黄に彩られた華やかな山々に囲まれます。

今回は、そんな東京・浅草から特急で2時間弱ほどと行きやすい日光を、日帰り、1泊2日それぞれでプランを立ててみましたのでご紹介します!

時間をかけずに定番スポットを効率よく周る「日帰りおすすめコース」

電車で日光を訪れる際に起点となるJR日光駅または東武日光駅から、定番の観光スポットを効率よく周って日光の魅力を気軽に堪能しましょう。

●東武日光駅

Torjrtrx / Shutterstock.com
Torjrtrx / Shutterstock.com

東武日光駅ツーリストセンターに配置されていて、英語対応が可能な「日光コンシェルジュ」に立ち寄って情報を入手してから出発です(JR日光駅は徒歩で数分のところにあります)。

●日光東照宮

©日光東照宮
©日光東照宮

まずは、日光観光の中心的な存在であり世界遺産にも登録されている日光東照宮から。江戸時代の職人の技術が集結した見事な彫刻の数々は、色鮮やかで圧巻です。国宝や重要文化財にもなっている絢爛豪華な建造物や五重塔をはじめ、人間の一生を諭しているといわれる三猿や眠り猫などの動物の彫刻も見逃せません。

●いろは坂

●いろは坂

日光市街と中禅寺湖を結んでいるのは、上り下り合わせて48のカーブがある観光道路です。日本語の仮名(いろは)と同じ48のカーブがあることから「いろは坂」と名付けられています。紅葉が美しいスポットで、絶景を楽しめるドライブコースとして人気です。

●華厳の滝

●華厳の滝

日本三大名瀑のひとつにもなっている華厳の滝。中禅寺湖から流れ込む水が高さ97mから轟音とともに落ちてくる様子は豪快です。迫力満点の滝を体感するなら、滝壺を間近に眺められる観瀑台までエレベーターに乗っていきましょう。

●中禅寺湖

●中禅寺湖

2万年ほど前に男体山の噴火によってできた中禅寺湖は、四季折々の美しい姿を見せてくれます。特に紅葉と湖の色のコントラストはとても鮮やか。標高1200mほどの高地にあるので、避暑地としても最適です。見事な風景を楽しみながら、湖畔沿いの道を少し散策してみましょう。

●神橋

●神橋

日光駅に戻る途中で、日光山内の入り口にある神聖な橋を見ていきましょう。世界遺産にも登録されている神橋は、朱塗りが映える木造の橋。新緑や紅葉の季節には木々とのコントラストが美しく、深い趣を感じさせます。

●門前町

Anak Surasarang / Shutterstock.com
Anak Surasarang / Shutterstock.com

神橋から東武日光駅まで続く大通り沿いは、日光市街のメインエリアです。郷土料理である湯波や羊羹などの和菓子、日光彫といった定番みやげが揃っています。伝統ある名店が並ぶ門前町をぶらぶらと散策しながら日光駅へ向かいましょう。

●東武・JR日光駅

ゆっくり時間をかけて温泉や広大な自然も堪能する「1泊2日コース」

日帰りでも楽しめる日光ですが、1泊すると温泉でくつろいだり広大な自然を堪能できるエリアまで足を延ばしたりすることもできます。

<1日目>●東武日光駅またはJR日光駅

●日光山内

日光東照宮のほか、縁結びのご利益があるといわれている日光二荒山神社、三体の大仏様を拝める日光山輪王寺の二社一寺を含む一帯を日光山内と呼んでいます。世界遺産の二社一寺はそれぞれの敷地が広いので、すべて見て回るには3時間以上かかるでしょう。

日光二荒山神社

cowardlion / Shutterstock.com
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日光山内で最古の建造物である日光二荒山神社の境内は、大きな杉の木に囲まれており幻想的な雰囲気も感じられます。縁結びや家庭円満などのご利益があるといわれているので、運気をアップさせるためにお参りしておきましょう。

日光東照宮

江戸時代の職人によって造られた華麗な建築美を堪能できる世界遺産。境内に並ぶ国宝や重要文化財、いたるところに施された美しい彫刻など見どころ満載です。

日光山輪王寺

鮮やかな朱塗りの本堂が目を引く日光山輪王寺では、高さ7.5mもある三体の大仏様をゆっくり拝観しましょう。日光山輪王寺の境内は国の史跡に指定され、「日光の社寺」として世界遺産にも登録されています。

●いろは坂

●華厳の滝

●中禅寺湖遊覧船

MENG KONGSAK / Shutterstock.com
MENG KONGSAK / Shutterstock.com

周囲約25kmの中禅寺湖で、遊覧船やスワンボートに乗って湖上散歩を楽しみましょう。遊覧船では中禅寺湖を1周するコースもあります。初夏のツツジや秋の紅葉など豊かな自然を湖から満喫するひとときは格別です。

●日光湯元温泉

●日光湯元温泉

中禅寺湖から少し足を延ばして、長い歴史を誇る日光湯元温泉の宿でゆっくり過ごしましょう。山あいにある静かな温泉地で、硫黄泉の白い濁り湯を楽しめます。

リゾート気分を味わいたい人は、中禅寺湖畔にある宿で体を休めてもよいでしょう。

<2日目>●湯滝

湯ノ湖から岩壁を流れ落ちる湯滝は、落差約70mの滝。石段を降りて滝壺近くの観爆台から迫力満点の姿を眺めましょう。

●戦場ヶ原

●戦場ヶ原

男体山と赤城山の神が中禅寺湖をめぐって争ったという伝説から名がついた戦場ヶ原は、400ヘクタールほどもある広大な湿地。湿原をぐるりと囲むように整備された自然探求路は、2時間ほどのハイキングコースとなっています。350種類もの植物や野鳥を観察しながら壮大な自然を体感しましょう。

●東武日光駅またはJR日光駅

神橋から続く門前町でお土産選びをしながら駅へ向かい、帰路につきましょう。

知っておくと役立つ!日本人・訪日外国人におすすめのお得なフリーパス

cowardlion / Shutterstock.com
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日光旅行は日光駅を起点として、各スポットへバスを利用して移動するのが一般的です。お得なフリーパスが何種類もあるので、プランに合わせて活用してはいかがでしょうか。

●<訪日外国人観光客専用>NIKKO PASS world heritage area(東武鉄道)

日光駅からバスに乗って日光東照宮や日光二荒山神社日光山輪王寺など世界遺産の社寺がある日光山内をじっくりと巡りたい訪日外国人にぴったりです。日光山内を運行する「世界遺産めぐりバス」を2日間にわたって何度でも乗り降りできます。

発売価格:大人2,120円、子ども 630円
有効期間:2日間
鉄道フリー区間:下今市~東武日光・新藤原(浅草駅と下今市駅間の往復含む)
バスなどのフリー区間:JR日光駅・東武日光駅~蓮華石世界遺産めぐりバス

NIKKO PASS world heritage area - TOBU RAILWAY

●まるごと日光 東武フリーパス(東武鉄道)

日光エリアの鉄道やバスが乗り降り自由になるフリーパスです。二社一寺のほか、中禅寺湖や湯元温泉、戦場ヶ原などまで足を延ばすことができます。ご紹介した1泊2日のモデルコースのようなプランを考えている人に最適です。

発売価格:浅草駅から(4~11月利用)4,810円、(12~3月利用)4,390円
有効期間:4日間
鉄道フリー区間:出発駅~下今市駅までの往復乗車券、下今市駅~東武日光駅間

バスなどのフリー区間:東武日光駅から中禅寺温泉、湯元温泉などのエリアや世界遺産めぐりバス

まるごと日光 東武フリーパス

●まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス

日光山内や中禅寺湖を観光した後に、鬼怒川温泉や東武ワールドスクエア、日光江戸村などまで足を延ばしたい人におすすめのフリーパス。こちらは日本人、訪日外国人どちらも使用可能で、鬼怒川温泉や河治温泉、湯西川温泉などで1泊するプランにも適しています。

発売価格:浅草駅から(4~11月利用)6,320円、(12~3月利用)5,790円
※ 特急をご利用の方は特急券を別途購入ください。
有効期間:4日間
鉄道フリー区間:出発駅~下今市駅までの往復乗車券、下今市駅~東武日光駅・湯西川温泉
バスなどのフリー区間:東武日光駅から中禅寺湖、世界遺産めぐりバス、鬼怒川温泉、東武ワールドスクエア、江戸ワンダーランド日光江戸村など

まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス

●世界遺産めぐり手形

日光駅から二社一寺などをめぐる「世界遺産めぐりバス」のコースに加え、東武路線バスの日光駅~蓮華石間が1日に何度も乗り降り自由になるパス。日光山内をバスでお得に周りたいときにおすすめです。

発売価格:600円(小児半額)
有効期間:当日限り
バスなどのフリー区間:JR日光駅・東武日光駅から二社一寺や神橋をめぐる「世界遺産めぐり循環バス」、東武路線バスのJR日光駅~東武日光駅~西参道~蓮華石間

世界遺産めぐり手形

●そのほかのフリーパス

中禅寺温泉フリーパス(2,300円)や、湯元温泉フリーパス(3500円)、霧降高原フリーパス(1,500円)、は、それぞれの適用区間内の東武バスを2日間にわたって自由に乗り降りできます。中禅寺温泉や戦場ヶ原などのエリアをじっくりと堪能したい人は活用するとよいでしょう。

日光山内を中心とした市街周辺のみを観光するなら、日帰りでも十分楽しめるはず。しかし、せっかく日光を訪れるのですから、湯元温泉などの温泉街にも足を延ばしてゆっくり過ごすプランもおすすめです。日光にはさまざまな宿が点在しているので、お好みの宿泊先を探してみましょう。日帰りでも1泊2日でも、お得なフリーパスを利用するのも忘れずに。

そのほかのフリーパス

※ 2023年9月時点での情報です。ご利用の時点では情報が変更されている可能性があります

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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