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宮城・仙台観光でやるべきオススメ35選!観光スポットにグルメ、お土産も

宮城・仙台観光でやるべきオススメ35選!観光スポットにグルメ、お土産も

更新日: 2023/06/21

宮城県仙台市は文化と自然が豊かで、年間を通して観光とグルメが楽しめる街。戦国武将の伊達政宗が築いた仙台城や瑞宝殿、日本三景の松島や蔵王エコーラインの御釜、鳴子峡や仙台朝市など、見どころがたくさんあります。海と山に囲まれていることから、良質な食材に恵まれ、おいしい食べ物も多いエリアです。春夏秋冬を通して行われる観光イベントも、仙台七夕まつりやSENDAI光のページェントなど魅力満載。仙台市に行くならはずせない観光スポットやイベント情報、グルメ、そして少し足を伸ばしたい周辺のエリアをご紹介します。

目次
  1. 宮城・仙台ってどんなところ?
  2. 東京から仙台までのアクセスは?
  3. 1.仙台城跡の展望スポットと伊達政宗公騎馬像を訪ねよう
  4. 2.伊達政宗を祀る瑞鳳殿を見学しよう
  5. 3.日本三景・松島湾で絶景を望む
  6. 4.蔵王エコーラインで御釜を見に行こう
  7. 5.秋保温泉で仙台の名湯を楽しむ
  8. 6.春は白石川堤一目千本桜を満喫しよう
  9. 7.夏は仙台七夕まつりに参加しよう
  10. 8.秋は感動的な鳴子峡の紅葉を楽しもう
  11. 9.冬はSENDAI光のページェントでイルミネーションを楽しもう
  12. 10.仙台名物・牛タンを存分に味わおう
  13. 11.仙台牛の極上のお肉を堪能しよう
  14. 12.ずんだ餅やずんだスイーツを楽しもう
  15. 13.秋冬には旨みがつまったカキを鉄板で焼いて食べよう
  16. 14.市場やお店で塩竃のマグロを堪能しよう
  17. 15.ひょうたん揚げをテイクアウトしよう
  18. 16.白謙の極上笹かまぼこを味わおう
  19. 17.菓匠三全の萩の月をお土産に買おう
  20. 18.ずんだ茶寮のずんだ餅を自宅でも味わおう
  21. 19.お茶の井ヶ田喜久水庵の喜久福の季節限定商品をゲットしよう
  22. 20.桜井こけし店のHagoromoをお土産にしよう
  23. 21.松川だるまの色鮮やかな姿を楽しもう
  24. 22.仙台みやげを買うならS-PAL仙台へ
  25. 23.仙台駅周辺でお得に家電を購入しよう
  26. 24.仙台朝市で新鮮な食材を手に入れよう
  27. 25. 大崎八幡宮で健康と幸運を祈願しよう
  28. 26. スプリングバレー仙台泉スキー場でスキー&スノボを楽しもう
  29. 27. 秋保工芸の里で伝統工芸作りに挑戦しよう
  30. 28. イオンモール名取で帰国前にショッピングを
  31. FOREIGN TOURISTS ONLY TWO OPTIONS TO CHOOSE FROM!
  32. 29. お気に入りの仙台の日本酒を見つけよう
  33. 30. 定禅寺通りで四季折々の景色を楽しもう
  34. 31. 広瀬川で清らかなせせらぎの音を聞きながら散策しよう
  35. 32. せんだいメディアテークのスタイリッシュな建築を楽しもう
  36. 33. 秋保温泉屈指の名所秋保大滝を散策しよう
  37. 34. 心躍る一大イベント仙台・青葉まつりを体験しよう
  38. 35. 超巨大で海外でも話題の仙台大観音を拝観しよう
  39. 仙台を楽しむなら季節イベントと周辺観光もチェック!

宮城・仙台ってどんなところ?

宮城・仙台ってどんなところ?

日本の北側、東北地方の太平洋側に位置する宮城県。国内有数のグルメタウン・仙台をはじめ、景観の美しさが魅力の松島、日本屈指の温泉郷・鳴子温泉、エメラルドグリーンに輝く火口湖・御釜のある蔵王など、どのエリアも観光に欠かせないポイントを備え、国内外から多くの旅行客が訪れます。

宮城観光の玄関口となるのは、人口100万人を超える東北最大の都市・仙台。高層ビルや大型商業施設が建ち並ぶ大都市でありながら、街のいたるところで豊かな自然を楽しめるのが特徴です。そうした街の美しさから、「杜の都」とも呼ばれています。また、仙台城跡や瑞鳳殿といった伊達政宗ゆかりの史跡は、観光名所として高い人気を誇っています。中心部から車で30分程の場所に2カ所の温泉地があるのも観光客にとってうれしいポイントです。

東京から仙台までのアクセスは?

東京から仙台までのアクセスは?

東京駅から仙台駅までは東北新幹線「はやぶさ」「はやて」の利用で約1時間30分。仙台国際空港からは、ターミナルビル直結の仙台空港駅から仙台空港アクセス線を利用し約25分、快速だと約17分で到着します。仙台の主な観光名所は仙台駅から少し離れた場所に点在するため、地下鉄やバス、タクシーでの移動がおすすめです。牛タンやずんだ餅などの名物グルメが味わえる飲食店は仙台駅周辺に集まっているので、徒歩で巡れます。

仙台を起点に宮城県内の観光名所へ向かう場合、松島と塩釜へは鉄道の利用が便利。そのほかのエリアへ行く際も鉄道やバスを利用することはできますが、本数や時間に限りがあるので、事前にアクセスを調べてから出かけましょう。

1.仙台城跡の展望スポットと伊達政宗公騎馬像を訪ねよう

1.仙台城跡の展望スポットと伊達政宗公騎馬像を訪ねよう

仙台城は1602年に初代仙台藩主、伊達政宗が築いた城です。伊達政宗は粋(いき)だったことで知られる戦国武将で、今でも「伊達男」といえばおしゃれな男性のことをさします。政宗の兜はハリウッド映画「スターウォーズ」のダースベイダー卿のモデルとなったことでも有名です。

仙台城の天守台は仙台街並みを一望できる展望スポットとして知られており、天気が良ければ、本丸跡から仙台市中心部と仙台平野、太平洋まで一望できます。伊達政宗公騎馬像もここに建っています。

仙台城は財団法人日本城郭協会によって「2006年日本100名城」に認定された名城でしたが、第二次世界大戦の空襲によって焼失し、石垣と復元された脇櫓(わきろ)だけが残っています。当時の様子を知りたい方は「青葉城資料展示館」へ。コンピューターグラフィックスで仙台城の内部を再現し、当時の仙台城を体験できるバーチャルツアーも開催しています。

  • 仙台城跡
    • 住所 宮城県仙台市青葉区川内1
    • 電話番号:022-268-9568(仙台観光国際協会)
      営業時間:見学自由
      料金:入場無料
      定休日:無休

2.伊達政宗を祀る瑞鳳殿を見学しよう

2.伊達政宗を祀る瑞鳳殿を見学しよう

瑞鳳殿は1637年に建てられた、仙台藩祖伊達政宗を祀る霊屋(たまや)です。境内は緑に囲まれ、春は桜、梅雨の時期にはアジサイ、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の光景も見どころのひとつです。とくに七夕では伝統七夕飾りと約1200本の竹灯籠が飾られて幻想的な雰囲気になります。

瑞鳳殿は空襲により一度焼失しましたが1979年に再建されました。2001年の大改修で繊細で色鮮やかな姿に修復されています。敷地内には2代藩主忠宗の霊屋「感仙殿(かんせんでん)」と3代藩主綱宗の霊屋「善応殿(ぜんのうでん)」があります。併設の資料館では副葬品をはじめとした貴重な資料を見ることができます。

年間行事も多く、2月下旬~3月上旬は雛人形の展示イベント「政宗公と愛でるミニお雛さま」、仙台七夕の間はライトアップイベント「幻想灯夜 瑞鳳殿七夕ナイト」、10月は仙台能楽振興協会による「秋の能楽」が開催されます。

  • 瑞鳳殿
    • 住所 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
    • 電話 022-262-6250
    • 12月1日~1月31日は9:00~16:20(受付は~16:00)
      2月1日~11月30日は9:00~16:50(受付は~16:30)
      12月31日(全館休館)
      1月1日(瑞鳳殿のみ開館、資料館などは見学不可)
      料金:観覧料570円(大人)
      定休日:無休

3.日本三景・松島湾で絶景を望む

3.日本三景・松島湾で絶景を望む

仙台駅からJR仙石線で40分程の場所にある松島も、宮城観光に欠かせないスポット。穏やかな湾内に260もの島が浮かぶ松島湾は、広島県の宮島、京都府天橋立とともに日本三景に数えられる景勝地です。海岸沿いを歩きながら景色を楽しめるほか、郊外には「大高森」や「多聞山」など、美しい景観を一望するビュースポットが点在します。松島海岸駅から徒歩7分程の場所には遊覧船の発着所があり、船上から島々を眺めるのもおすすめの過ごし方です。

また、駅周辺には国宝「瑞巌寺」や国の重要文化財である「円通院」「五大堂」といった観光名所があります。海岸沿いには、名産の牡蠣をはじめとした海産物を扱う飲食店が並び、食べ歩きを満喫する旅行客が多くいます。

4.蔵王エコーラインで御釜を見に行こう

4.蔵王エコーラインで御釜を見に行こう

蔵王エコーラインは蔵王連峰を横断する山岳道路です。夏は青々とした緑、秋は紅葉、春は雪の回廊が楽しめるドライブルートとして知られています。この蔵王エコーラインの最大の見どころが、宮城県蔵王町にある御釜(おかま)です。

御釜は周囲約1キロメートル、直径約330メートルの火口湖で、エメラルドグリーンの湖面が火口でぐるりと囲まれ、まるで釜のように見えるためその名がつきました。蔵王刈田岳、熊野岳、五色岳が重なる山頂にあります。仙台市内から御釜までは自動車かバスで約1時間半のドライブとなります。

11月初旬から4月下旬までエコーラインは冬期閉鎖期間となりますが、解除後の春4~5月は冬のあいだに降り積もった最大9mの雪の壁を見ることができます。

  • 御釜
    • 住所 〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内国有林内
    • 最寄駅 アクセス:自家用車、またはバス
      仙台駅から宮城交通高速バス「アクティブリゾーツ宮城蔵王」まで約1時間、宮城交通バス「刈田山頂行き」に乗り換えて約40分、終点「蔵王刈田山頂」から徒歩5分
    • 電話番号:0224-34-2725(蔵王町観光案内所)
      営業時間:4月下旬~11月上旬、見学自由

5.秋保温泉で仙台の名湯を楽しむ

写真提供:ホテル瑞鳳
写真提供:ホテル瑞鳳

全国有数の温泉地数を誇る宮城。8種もの泉質の湯が湧く「鳴子温泉郷」や、開湯約400年の歴史をもつ「遠刈田温泉」など、多彩な温泉地が県内各地に点在しています。

なかでも仙台の「秋保温泉」は、JR仙台駅から車で30分程とアクセスもよく、『日本の滝百選』に指定される瀑布「秋保大滝」や伝統工芸の制作体験を行う「秋保工芸の里」などの観光スポットが多いことから旅行客に大人気。日帰り入浴を行う温泉宿も多く、気軽に名湯を楽しめます。

6.春は白石川堤一目千本桜を満喫しよう

写真提供:宮城県観光課
写真提供:宮城県観光課

宮城で桜見物を楽しむのなら、白石川堤一目千本桜(しろいしがわづつみ ひとめせんぼんざくら)がおすすめです。「日本さくら名所100選」にも選ばれた千本桜は、約1200本のソメイヨシノ。白石川堤に沿って約8kmにわたり咲きほこります。日が落ちたあとの夜桜ライトアップも人気イベントです。宮城県の桜開花は東京より少し遅い4月中旬なので、東京の桜が終わったあとにもう一度お花見ができます。

河原町がこの時期に主宰する「おおがわら桜まつり」では、会場から韮神堰(ニラガミゼキ)までお花見屋形船が運航します。往復2.3kmを30分ほどかけてゆっくりと進むので、とてもぜいたくなひとときを過ごせます。桜並木の後ろにそびえる残雪の蔵王連峰も趣をそえてくれますよ。

  • 白石川堤一目千本桜
    • 住所 宮城県大河原町~柴田町
    • 最寄駅 JR仙台駅からは東北本線白石行きで約34分。JR大河原駅で下車し徒歩3分
    • 電話番号:0224-53-2659(大河原町商工観光課)
      営業時間:4月上旬~下旬、見学自由

7.夏は仙台七夕まつりに参加しよう

写真提供:宮城県観光課
写真提供:宮城県観光課

仙台七夕まつり」は、仙台の夏の一大イベント。毎年8月6~8日までの3日間開催され、吹き流しと呼ばれる豪華な笹飾りが見どころです。JR仙台駅西口から続くアーケード街をいろどる笹飾りは、すべて商店街店主たちの手作り。鮮やかな色合いと繊細さに驚かされます。前夜祭の8月5日は花火大会も開催されます。

仙台藩主の伊達政宗も楽しみにしていたと伝わるこのお祭りは、米どころの仙台らしく田んぼの神様に豊作を祈る行事です。しかし仙台でとくに七夕が盛んになったのは、政宗が愛妻家であったからという説があります。妻の愛姫は戦国武将の社交界で政宗が恥をかかぬよう、季節のイベントごとに素晴らしい着物を手配し、みずから仕立てたのだそうです。このため政宗は妻を七夕の主役、織姫に見立てたという説があります。

七夕飾りは長さが5~10mもあり、願いを込めた短冊のほか、健康、長寿、仕事の上達や商売繁盛を祈る折り紙がついています。東日本大震災の翌年から始まった千羽鶴飾りは、復興を祈る仙台の子供たちが毎年力をあわせて作っているそうです。

  • 仙台七夕まつり
    • 住所 宮城県仙台市内中心部、周辺地域商店街
    • 電話番号:022-265-8185(仙台七夕まつり協賛会)

8.秋は感動的な鳴子峡の紅葉を楽しもう

写真提供:宮城県観光課
写真提供:宮城県観光課

鳴子峡(なるこきょう)は宮城県鳴子温泉にある紅葉の名所。深さ100mの断崖が約4kmにわたって続く大峡谷で、紅葉の時期(10月下旬~11月上旬)は谷全体が赤や黄色に染まります。鳴子峡を楽しむなら、鳴子峡レストハウスの見晴らし台が有名です。散策するなら鳴子峡遊歩道へ。

現在、鳴子峡遊歩道の散策ルートは2つあります。中山平側入口(鳴子峡レストハウス)から回顧橋(みかえりばし)のルートは片道約350m。回顧橋展望デッキもあり、歩きやすいコースです。2008年に新しく整備された大深沢遊歩道も鳴子峡レストハウスを起点にした2.2kmの散策コースです。

鳴子温泉駅に近い鳴子側入口(大谷橋)は片道約230mのルート。少し坂がきついコースなので、体力に自信のある方におすすめ。鳴子側入口にある鳴子公園は見晴らしがよく、鳴子温泉郷を一望できます。巨大こけしが出迎えてくれる日本こけし館もあります。

  • 鳴子峡
    • 住所 〒989-6100 宮城県大崎市鳴子温泉尿前
    • 最寄駅 JR仙台駅から東北新幹線で約13分、JR古川駅で下車後、陸羽東線に乗り換えJR鳴子温泉駅まで45分、駅からタクシー10分
    • 電話番号:0229-87-2050(鳴子峡レストハウス)
      営業時間:見学自由(遊歩道は4月下旬~11月下旬9:00~16:00)
      料金:無料
      定休日:無休(遊歩道は悪天候閉鎖あり)

      ※鳴子峡は冬期の11月下旬から4月下旬は閉鎖されます。また、気象状況により予告なく閉鎖することがあります

9.冬はSENDAI光のページェントでイルミネーションを楽しもう

写真提供:SENDAI光のページェント実行委員会
写真提供:SENDAI光のページェント実行委員会

冬に仙台観光をするなら、12月中旬から年末にかけて仙台市内で開催される「SENDAI光のページェント」は見逃せません。仙台の目抜き通り、定禅寺通りのケヤキ並木が42万個のLED電球でライトアップされ、美しい光のトンネルが出現します。中央遊歩道をあるけば、光に包まれているような気分を味わえます。

開催内容はその年によって変わりますが、コンサートや路上ライブ、スケートリンクが登場する年も。事前に公式ホームページをチェックしてから訪れましょう。

このイベントは1986年から行われており、市民ボランティアが実行委員会を務めるイルミネーション・イベントとしては日本でも草分けです。イルミネーションの電力はすべてバイオマス発電によるグリーン電力でまかなっています。

  • SENDAI光のページェント
    • 住所 宮城県仙台市 定禅寺通
    • 電話番号:022-261-6515(SENDAI光のページェント実行委員会)

10.仙台名物・牛タンを存分に味わおう

10.仙台名物・牛タンを存分に味わおう

仙台の名物グルメといえば牛タンです。厚くカットした牛タンに、各店独自の味付けを施して熟成。味を染み込ませたのち、炭火で一気に焼き上げ完成する「牛タン焼き」は、噛むたびにあふれるうまみとサクッと噛み切れるやわらかな食感に定評があります。

牛タン焼きに漬け物、テールスープ、ご飯がセットになる定食仙台における牛タンメニューのスタンダード。牛タン焼きの生みの親・佐野啓四郎さんが創業した「旨味 太助」や、全国に出店する人気店「牛たん炭焼 利久」が有名です。

11.仙台牛の極上のお肉を堪能しよう

11.仙台牛の極上のお肉を堪能しよう

牛タンに負けず劣らず人気なのが、宮城が誇るブランド牛「仙台牛」です。仙台牛という呼称を許されるのは、宮城で肥育され、肉質等級が「A5」「B5」の格付けをされた牛のみ。そんな厳しい審査を通過しただけあって、おいしさは言うまでもなく抜群。特に、適度なサシと赤身のうまみの濃さのバランスが絶妙なんですよ。

仙台駅周辺には仙台牛を味わえるステーキ店や焼き肉店などが点在。駅近で味わいたい方には、JR仙台駅直結の商業施設「S-PAL 仙台」の地下1階にある「すてーきはうす伊勢屋」や仙台駅近の「炭火焼肉 牛仁 一番町本店」がおすすめです。

12.ずんだ餅やずんだスイーツを楽しもう

12.ずんだ餅やずんだスイーツを楽しもう

茹でた枝豆をつぶして作るずんだ餡を餅に絡めたずんだ餅は、宮城県の郷土料理。仙台の老舗餅店「村上屋餅店」や、甘味処「彦いち」などで味わえます。

ずんだと和洋菓子を組み合わせたアレンジメニューも人気があり、なかでも仙台駅構内の「ずんだシェイク EXPRESS店」で販売する「ずんだシェイク」は行列ができるほど評判。ずんだ餅はおみやげとしても販売されており、仙台駅や駅直結の商業施設「S-PAL 仙台」で購入できます。

13.秋冬には旨みがつまったカキを鉄板で焼いて食べよう

13.秋冬には旨みがつまったカキを鉄板で焼いて食べよう

三陸沖を有する宮城では、鮮度抜群の魚介も味わいたいところ。寿司や海鮮丼などさまざまな料理が味わえますが、なかでも通を唸らせているのが日本三景の街・松島のカキです。例年10月から出荷が始まり、寒くなるほど旨みがギュッと凝縮。JR松島海岸駅前の大通り沿いには生カキやカキフライ、カキ丼など、多彩なカキ料理を提供する飲食店が軒を連ねます。

また、松島の名物となっているのが、大きな鉄板の上で大量のカキを蒸し焼きにする「焼きガキ」。スタッフがカキをスコップで運び、鉄板の上で一気に焼き上げる様子は見応え十分。JR松島海岸駅から徒歩10分程の場所にある「松島さかな市場 焼きがきハウス」では、焼きカキを一年中楽しめるので、ぜひ訪れてみてください。

14.市場やお店で塩竃のマグロを堪能しよう

14.市場やお店で塩竃のマグロを堪能しよう

魚好きなら一度は食べてほしいのが宮城のマグロ。なかでも全国でトップクラスの水揚げ量を誇る塩竃市の生マグロは濃厚な旨みととろけるようなくちどけにファンの多い逸品です。

JR仙台駅から電車で30分程の場所にある塩竃市は寿司の街としても知られ、上質なマグロを寿司で味わいたい方にはおすすめのエリア。仙台市内にも塩竈のマグロを仕入れている店は多く、定禅寺通の近くにある「まぐろ屋やまもと」では、塩竃のマグロをこれでもかとのせた丼が味わえます。

15.ひょうたん揚げをテイクアウトしよう

15.ひょうたん揚げをテイクアウトしよう

仙台観光の途中、小腹が空いたときにぴったりなのが「ひょうたん揚げ」。蒸しかまぼこに甘い衣をつけ、カリッと揚げたテイクアウトグルメです。仙台では定番の食べ歩きグルメとして長年愛されています。多い日は1日4,000本以上食べられているんですよ。

手掛けているのは老舗かまぼこ店「阿部蒲鉾店 本店」。ひょうたん揚げのプリッとした食感と風味の良さは老舗だからこそ出せるもの。お店はJR仙台駅から徒歩10分程とアクセスも良いので、チェックしてみては。

16.白謙の極上笹かまぼこを味わおう

写真提供:白謙かまぼこ店
写真提供:白謙かまぼこ店

プリッとした歯応えとほのかな甘みが特徴の笹かまぼこ。ふわりと広がる上品な磯の風味も魅力です。一枚ずつ包装されているので、手を汚さずに食べられます。冷蔵商品。

17.菓匠三全の萩の月をお土産に買おう

写真提供:菓匠三全
写真提供:菓匠三全

仙台みやげの代表格。ふわふわのカステラ生地の中に、まろやかな味わいのオリジナルカスタードクリームがたっぷりと入っています。丸い形は空に浮かぶ月をイメージ。常温で持ち歩きができます。

18.ずんだ茶寮のずんだ餅を自宅でも味わおう

写真提供:菓匠三全
写真提供:菓匠三全

郷土料理「ずんだ餅」は店で味わうだけでなく持ち帰りも可能です。ずんだ茶寮の「ずんだ餅」は作りたてを急速冷凍しているので、自宅で解凍後もおいしさはそのまま。枝豆餡の香り高さとつぶつぶ感、コシのある餅は地元民も納得のおいしさです。

19.お茶の井ヶ田喜久水庵の喜久福の季節限定商品をゲットしよう

写真提供:お茶の井下田喜久水庵
写真提供:お茶の井下田喜久水庵

やわらかな餅で生クリームと餡を包んだ生クリーム大福。餡は抹茶やずんだ、ほうじ茶といった定番の他、季節限定も登場。上品な味わいとやわらかな食感、手のひらに収まる手頃なサイズ感に、世代を問わず愛されています。

20.桜井こけし店のHagoromoをお土産にしよう

写真提供:桜井こけし店
写真提供:桜井こけし店

鳴子温泉のこけし工人が「現代のライフスタイルにも合うものを」と作ったこけし。伝統的なこけしと比べ細身のスタイルで、胴体にはパステルカラーでグラデーションやボーダー模様が描かれています。温泉街にある工房だけでなく、仙台駅前に建つ商業施設「仙台PARCO 2」でも購入できます。

21.松川だるまの色鮮やかな姿を楽しもう

21.松川だるまの色鮮やかな姿を楽しもう

伝統工芸・仙台張子(せんだいはりこ)のだるま「松川だるま」。胴体には宝船や福の神が描かれ、鮮やかな群青色は大空や海を表現しています。すべて手作業にも関わらず、1,000円台から購入可能というリーズナブルさも魅力です。

22.仙台みやげを買うならS-PAL仙台へ

S-PAL仙台はJR仙台駅に直結しているショッピング施設です。仙台牛タン、笹かまぼこ、和菓子など、おみやげはもちろん、衣料品や雑貨などさまざまなアイテムが揃います。英語で駅を意味するStationの頭文字Sと、友達を意味するPalから「S-PAL」と名付けられました。

本館地下1階の「エキチカおみやげ通り」は地元の名産品が手に入ります。お寿司や牛タンが食べられるレストランエリア「エキチカキッチン」も駅ホームとのアクセスが良く、旅の強い味方です。施設内では交通系ICやAlipay、WeChat Payなどの電子決済ができるお店が多いのも旅行者には大きな魅力になっています。

  • S-PAL仙台
    • 住所 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
    • 電話 022-267-2111
    • 営業時間:10:00~21:00(店舗により異なる)
      定休日:不定休

23.仙台駅周辺でお得に家電を購入しよう

仙台駅東口には「ヨドバシカメラ マルチメディア仙台」、仙台駅西口には「ヤマダ電機 LAVI仙台」があり、どちらも豊富な品ぞろえ。また、西口にある「ソフマップ仙台駅前店」には、中古のゲームや映像ソフトが充実しているので、レアな商品を探すのに最適です。仙台駅周辺の商業施設には免税対応している店もあり、お得に買い物ができます。

24.仙台朝市で新鮮な食材を手に入れよう

仙台朝市は仙台駅から徒歩5分。地場産の野菜や魚介を扱う店が約60店も軒を連ねます。海鮮丼をリーズナブルに味わえる飲食店やサラダのテイクアウト店など美味しいグルメ店も。朝市という名前ですが、平日の朝から夕方まで営業している常設市場です。

1945年終戦後に誕生した通称「青空市場」が、仙台朝市の起源。仙台の台所として愛され、東北の食文化を伝え続けてきました。2011年3月の東日本大震災後も、わずか数日で営業を再開し東北人の強さを見せつけました。

  • 仙台朝市
    • 住所 宮城県仙台市青葉区中央3-8-5
    • 電話 022-262-7173

25. 大崎八幡宮で健康と幸運を祈願しよう

DISCOVER SENDAI
DISCOVER SENDAI

この神社仙台藩祖である伊達政宗の命により建設され、有力な伊達一族の名声を現在に伝えています。

DISCOVER SENDAI
DISCOVER SENDAI

16世紀の安土桃山時代に起源を持つその豪奢な建築様式で国宝に指定されました。毎年1月14日、大崎八幡宮は地域最大のどんと祭りの会場となり、信者たちが巨大な焚き火にお正月飾りを放り込みその年の健康と幸運を祈願します。

26. スプリングバレー仙台泉スキー場でスキー&スノボを楽しもう

26. スプリングバレー仙台泉スキー場でスキー&スノボを楽しもう

スプリングバレー仙台泉スキー場は初級者から上級者まで楽しめるスキー場です。仙台市内からバスで40分、晴れた日には、仙台平野や太平洋が見渡せます。1月から3月上旬は毎晩ナイタースキーができ、仙台夜景を見ながら夜22:30まで滑ることができます(金、土曜日は23:30まで)。

圧雪されているため雪質が硬めで滑りやすく、最長滑走距離は1400m、最大斜度は36度となっています。4本のリフトと12本のコースがあります。中級者、上級者が比較的多いスキー場ですが、子供用エリア「雪の冒険王国」があり、そり遊びやスノーチュービングも楽しめます。

初心者向けレッスンもあります。場内のスノーボードパーク「Rhythm Fun Park」は宮城県最大級で、キッカー、ジブ系アイテムがそろっています。

27. 秋保工芸の里で伝統工芸作りに挑戦しよう

写真提供:宮城県観光課
写真提供:宮城県観光課

仙台地区は伝統工芸が盛んで、ここ秋保工芸の里には9名の熟練工芸家が工房を持ち、日本の伝統的な藍染め、漆工芸、こけしに人形、独楽、ハナミズキアート、その他の日本の工芸に興味のある旅行者におすすめのスポットです。

写真提供:宮城県観光課
写真提供:宮城県観光課

多くの工房で体験ワークショップが開催されていますので、熟練の工芸家から直接指導を受けて作った他にはないお土産を持ち帰ることができます。

写真提供:宮城県観光課
写真提供:宮城県観光課

こけしの絵付け体験やその他の体験は事前に予約が必要です。

28. イオンモール名取で帰国前にショッピングを

28. イオンモール名取で帰国前にショッピングを

イオンモール名取は東北最大級のショッピングモールです。さまざまなジャンルの店舗とレストラン街があるため、雨の日などもゆったりと1日過ごすことができます。

電車の仙台空港アクセス線を使えば最寄り駅「杜せきのした駅」まで、仙台駅からは18分、仙台空港駅からはなんと7分というアクセスの良さ!駅直結なので移動も楽々です。

スーツケースを入れられる大型コインロッカー(カートロッカー)が各階にあるので、フライト前のひとときを過ごすのにもぴったりです。インフォメーションセンターでは翻訳機を使った多言語対応も可能ですので、誰でも安心してお買い物ができます。

1階のレストラン街「Gourmet Garden」では、仙台名物の牛タンやラーメンなどの地元グルメが楽しめるレストランがあります。2階のフードコート「Food Forest」は手軽に食べられるうどんやフライドチキンなどのファストフードが中心。いずれの飲食店も指さすだけでオーダーができるように、メニューには写真がたくさん使われているので便利です。

イオンモール名取では家族連れのお客様向けに無料の遊び場(もくもくひろば、あおぞらひろばなど)や、お子様を乗せて移動できるキャラクター付きカートが用意されています。家族みんなで遊べるゲームセンターのナムコで、人気のクレーンゲームに挑戦するのも旅の思い出になりますよ。

FOREIGN TOURISTS ONLY TWO OPTIONS TO CHOOSE FROM!

FOREIGN TOURISTS ONLY TWO OPTIONS TO CHOOSE FROM!

29. お気に入りの仙台の日本酒を見つけよう

29. お気に入りの仙台の日本酒を見つけよう

宮城は酒蔵も多いので、日本酒はお土産に最適です。

蔵元・勝山酒造(かつやましゅぞう)の「戦勝政宗」は、おすすめの1本。勝山酒造は320年以上続く仙台を代表する蔵元で、仙台藩初代藩主・伊達政宗公ともゆかりがあります。米は最高級の国産米、水は地元の泉ヶ岳から湧き出る硬度35度の軟水を使用。芳醇な香りとスムースな口あたりが楽しめます。

30. 定禅寺通りで四季折々の景色を楽しもう

DISCOVER SENDAI
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仙台市街の大通りにはケヤキ並木があり、宮城県の県庁所在地である仙台に美しい緑をもたらし、仙台は「杜の都」の異名を持っています。

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定禅寺通りは、毎年多くの祭りやイベントが開催される場所であり、ここにはエミリオ・グレコ作の「夏の思い出」とヴェナンツォ・クロチェッティ作の「水浴の女」の像もあります。

(Courtesy of Sendai Tourism International Association)
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31. 広瀬川で清らかなせせらぎの音を聞きながら散策しよう

(Courtesy of Sendai City Tourism Division)
(Courtesy of Sendai City Tourism Division)

仙台の中心部には広瀬川が流れ、近代的な都市に自然の景観をもたらしています。

(Courtesy of Sendai City Tourism Division)
(Courtesy of Sendai City Tourism Division)

近年、地域の環境保護、修復活動が実を結び、日本の大都市圏の河川の中でも多い5000匹ものサケが遡上していることが確認されました。

(Courtesy of Sendai City Tourism Division)
(Courtesy of Sendai City Tourism Division)

江戸時代から続き、毎年恒例の「灯籠流し」では、3000個近い灯籠が川に流され、花火も打ち上げられ、見る人を楽しませてくれます。

32. せんだいメディアテークのスタイリッシュな建築を楽しもう

32. せんだいメディアテークのスタイリッシュな建築を楽しもう

伊東豊雄氏の設計によるせんだいメディアテークは、美術や映像文化の活動のために建てられたスタイリッシュでモダンな建物です。

主に美術品の展示やプレゼンテーション、講演会など多目的に利用されています。

内部には工房や展示場、図書館、映画館、カフェなど、さまざまな施設が構成されています。建築物としても世界的に有名で、"World Architecture Awards 2002 Best Building in East Asia "を受賞しています。

33. 秋保温泉屈指の名所秋保大滝を散策しよう

(Courtesy of Sendai Tourism International Association)
(Courtesy of Sendai Tourism International Association)

日本の滝百選にも選ばれている高さ55mの秋保大滝は、四季を通じて美しいですが、特に秋は鮮やかな紅葉に囲まれ、白濁した水の流れが美しいです。

(Courtesy of Sendai Tourism International Association)
(Courtesy of Sendai Tourism International Association)

川沿いに滝の下まで歩いていき、マイナスイオンのエネルギーを浴びながら、この珠玉の滝をじっくりと味わってみてください。

(Courtesy of Sendai Tourism International Association)
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34. 心躍る一大イベント仙台・青葉まつりを体験しよう

(Courtesy of Sendai Aoba Festival Sponsorship Association)
(Courtesy of Sendai Aoba Festival Sponsorship Association)

仙台・青葉まつりは350年前から続く伝統行事で、仙台藩の歴史を祝うとともに、春の訪れを告げる華やかなイベントです。

(Courtesy of Sendai Aoba Festival Sponsorship Association)
(Courtesy of Sendai Aoba Festival Sponsorship Association)

前夜祭は「宵まつり」と呼ばれ、市内各地の市民団体が「仙台すずめ踊り」を踊ります。

(Courtesy of Sendai Aoba Festival Sponsorship Association)
(Courtesy of Sendai Aoba Festival Sponsorship Association)

祭りのメインとなる日には、豪華絢爛に飾られた巨大な山鉾が、本格的な武者装束をまとった役者行列とともに街を練り歩きます。

35. 超巨大で海外でも話題の仙台大観音を拝観しよう

35. 超巨大で海外でも話題の仙台大観音を拝観しよう

宮城県仙台市の郊外に、大観音寺の本堂である巨大な仙台大観音がそびえ立っています。

高さ100メートル、小高い丘の上にあるこの像は、仙台市内の住宅地などからもよく見えます。

境内には、大観音像のほかにも恋愛成就のご利益がある場所など、気になるスポットがたくさんあります。

仙台を楽しむなら季節イベントと周辺観光もチェック!

て楽しめますが、市内で開催される季節ごとのイベントに旅行のスケジュールがあえば、もっと楽しめることうけあいです。また、仙台の中心部から少し足を伸ばせば、郊外には御釜や鳴子峡などの雄大な自然、ナイタースキーなども満喫できます。せっかく仙台に行くなら、ぜひ周辺観光も計画してみてはいかがでしょうか。

もし仙台リピーターなら、仙台市内の文化財や街のなりたちなどに伊達政宗のおもかげを感じながら歩くのも、仙台の楽しみかたのひとつです。仙台の人々は今でも伊達政宗のことをとても慕っており、尊敬をこめて政宗「公」と呼んでいるそうです。愛妻家で子煩悩だったといわれる政宗公の伝説を追うのも楽しいかもしれません。

Text by:シュープレス株式会社

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