HOME 東北 福島 福島・郡山・いわき 【2023年】福島県で行きたい紅葉スポット&見頃10選!鶴ヶ城や五色沼湖沼群など
【2023年】福島県で行きたい紅葉スポット&見頃10選!鶴ヶ城や五色沼湖沼群など

【2023年】福島県で行きたい紅葉スポット&見頃10選!鶴ヶ城や五色沼湖沼群など

更新日: 2023/08/21

秋に日本を観光するなら、ぜひ楽しみたいのが紅葉です。福島県には、見晴らしのいいドライブコースや趣深い歴史スポットなど、紅葉の名所が数多く点在。今回は県内で人気がある、10の紅葉スポットをご紹介します。色鮮やかな木々を幻想的に映し出す、期間限定のライトアップも見ものです。

目次
  1. 1.ライトアップも美しい圧巻のイチョウ並木【あづま総合運動公園】
  2. 2.紅葉の山岳道路【磐梯吾妻スカイライン】
  3. 3.絶景の空中散歩【裏磐梯紅葉ロープウェイ】
  4. 4.神秘の湖と紅葉の饗宴【五色沼湖沼群】
  5. 5.赤いモミジの絨毯に感動【土津神社】
  6. 6.ライトアップも注目、樹齢800年以上の大イチョウ【新宮熊野神社】
  7. 7.名城を彩る紅葉ライトアップ【鶴ヶ城公園】
  8. 8.色とりどりに染まる渓谷【雪割橋・雪割渓谷】
  9. 9.17の景勝地を持つ【南湖公園】
  10. 10.霊場へ続く石段と紅葉【山本不動尊】

1.ライトアップも美しい圧巻のイチョウ並木【あづま総合運動公園】

1.ライトアップも美しい圧巻のイチョウ並木【あづま総合運動公園】

「あづま総合運動公園」は、福島市中心部よりバスで気軽にアクセスできる紅葉スポット。JR福島駅から東口バスプール7番「佐原」行きの福島交通バスに乗り、「下林」で下車後、徒歩10分ほどで到着します。

10月中旬になると、公園の中央に延びる520メートルものイチョウ並木の紅葉が見頃に。116本にのぼるイチョウの木が色づく様は、まるで黄色いトンネルのようです。

例年、10月中旬~11月中旬にライトアップを開催。光を浴びたイチョウの葉が暗闇に浮かび上がる、ドラマティックな光景が広がります。イチョウの絨毯を踏みしめながら、この季節だけの景色を堪能しましょう。

  • あづま総合運動公園 いちょう並木
    • 住所 〒960-2158 福島県福島市佐原字神事場1
    • 電話 024-593-1111
    • 開園時間:9:00~21:00(施設により変動あり)、ライトアップは例年10月中旬~11月中旬の17:00~20:00(予定)
      料金:入園無料
      休園日:火曜

2.紅葉の山岳道路【磐梯吾妻スカイライン】

2.紅葉の山岳道路【磐梯吾妻スカイライン】

吾妻連峰(あづまれんぽう)を縫うように敷かれた、車で1時間ほどのドライブコース「磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン」。山肌が紅葉で色づく「天狗の庭」や、渓谷一面が赤やオレンジに染まる「つばくろ谷」など、ビューポイントが満載。磐梯山と一緒に、猪苗代湖(いなわしろこ)、桧原湖(ひばらこ)などの4つの湖の紅葉を一望できる、湖見峠(うみみとうげ)も見逃せない絶景スポットです。

磐梯吾妻スカイラインのスタート地点・高湯温泉へは、JR福島駅から、県道70号福島吾妻裏磐梯線を車で30分ほど。例年9月下旬~10月中旬と、東北の中でも比較的早い時期に見頃を迎えます。

  • 磐梯吾妻スカイライン
    • 住所 〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山
    • 電話番号:0242-64-3478(福島県県北建設事務所 吾妻土湯道路管理所)
      通行期間:見学自由 ※気象条件により時間規制あり
      料金:通行無料
      閉鎖期間:11月下旬~4月上旬

3.絶景の空中散歩【裏磐梯紅葉ロープウェイ】

3.絶景の空中散歩【裏磐梯紅葉ロープウェイ】

JR猪苗代駅から専用のシャトルバス(事前予約要)で45分ほど。グランデコリゾートは、ホテルやスキー場などが集まるレジャー施設です。ロープウェイからは、黄色や赤に染まる山の斜面を見下ろしながら、気軽に空中散歩を楽しめます。

ロープウェイは片道約10分。標高約1,400メートルの頂上では、足湯付きの展望台から紅葉する山々を一望できます。紅葉の見頃は、例年10月上旬~下旬。足湯で温まりながら、秋の裏磐梯を満喫しましょう。

  • 裏磐梯紅葉ロープウェイ
    • 住所 〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字檜原荒砂沢山
    • 電話 0241-32-2530
    • 営業時間:サマーシーズン2023年7月15日(土)~8月27日(日)、紅葉シーズン9月16日(土)~11月5日(日)の8:30~15:30(下り最終16:00)
      定休日:無休

4.神秘の湖と紅葉の饗宴【五色沼湖沼群】

写真提供:裏磐梯観光協会
写真提供:裏磐梯観光協会

「五色沼湖沼群(ごしきぬまこしょうぐん)」は、1888年に起きた水蒸気爆発により、岩石が川をせき止めて出来た20~30もの湖の総称。湖水の色が、時間や日光の当たり方により変化して見えるのが特徴です。紅葉シーズンには、燃えるような赤や黄色に色づいた吾妻山や磐梯山と、エメラルドグリーン、コバルトブルーの色をたたえた湖水の美しいコントラストを楽しめます。

見頃は10月中旬~11月上旬。湖沼群を歩いて巡れる「五色沼探勝路」から眺めるのがおすすめです。アクセスは、JR猪苗代駅から磐梯東都バス「裏磐梯高原駅行き」に乗り30分。「五色沼入口」で降車し徒歩すぐの「裏磐梯ビジターセンター」が入り口です。

5.赤いモミジの絨毯に感動【土津神社】

5.赤いモミジの絨毯に感動【土津神社】

「土津神社(はにつじんじゃ)」は、会津藩祖の保科正之を祀る神社です。アクセスは、JR猪苗代駅から磐梯東都バスに乗り約7分の「バスセンター」下車後、徒歩18分で到着します。

見どころは、境内へ続いた太鼓橋両側に立つ、赤いモミジと黄色いイチョウ。ベストシーズンは10月下旬~11月上旬です。境内にモミジの葉が落ち、見渡す限りに赤い絨毯が広げられたような情景を目にすることができますよ。

例年10月中旬~11月中旬にかけて、境内では紅葉ライトアップを開催。なかでも人気のフォトスポットが、境内入り口の太鼓橋です。橋の側に立つ赤いモミジと、橋の奥に佇む白い鳥居が光に照らし出された、ファンタスティックな世界を写真に収めましょう。

  • 土津神社
    • 住所 〒969-3102 福島県耶麻郡猪苗代町字見禰山1
    • 電話番号:0242-62-2048(猪苗代観光協会)
      拝観時間:見学自由
      拝観料:拝観無料
      定休日:無休

6.ライトアップも注目、樹齢800年以上の大イチョウ【新宮熊野神社】

6.ライトアップも注目、樹齢800年以上の大イチョウ【新宮熊野神社】

新宮熊野神社(しんぐうくまのじんじゃ)」は、JR喜多方駅から市内循環バス「ぶらりん号」で20分。「新宮長床」で下車し、徒歩すぐの場所にあります。バスの運行は4月1日~11月29日までの土・曜日、祝日のみ。車だとJR喜多方駅から約10分で到着するので、レンタカーやタクシーの利用がおすすめです。

境内に入ると、国重要文化財に指定されている壁のない吹き抜け構造の拝殿「長床(ながとこ)」が目を引きます。紅葉の見頃は11月中旬~下旬。高さ約30メートル、幹回り7.73メートルの大きなイチョウの木が黄色く彩られます。厳粛な空気を纏う長床と、鮮やかな黄色の葉で埋め尽くされた庭の共演が見どころです。

例年11月15日~22日に行なわれるのが、夜のライトアップです。夜の闇に照らし出されたイチョウの葉は、金色に輝いているかのような荘厳さを感じさせます。長床に上がり、光を受けながら舞い散るイチョウをゆっくり眺めてみてはいかがでしょうか。

7.名城を彩る紅葉ライトアップ【鶴ヶ城公園】

7.名城を彩る紅葉ライトアップ【鶴ヶ城公園】

会津若松市のシンボルと言われる名城「鶴ヶ城(つるがじょう)」を中心に整備した「鶴ヶ城公園」は、JR会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」に乗り20分ほど。「鶴ヶ城入口」で下車後、徒歩で約5分と、アクセス抜群の人気紅葉スポットです。

広い園内では撮影ポイントにより、黄色いイチョウや赤いモミジなど、映り込む木が変わります。園内を散策しながら、鶴ヶ城と紅葉した木々を写真に収める、お気に入りのアングルを探してみましょう。

見頃は10月下旬~11月中旬。この1か月間にわたって開催されるのが、福島の秋を代表する紅葉イベント「鶴ヶ城紅葉ライトアップ」です。赤く色づいた樹木と真っ白い城壁が淡くライトに照らされた姿は圧巻。息を飲むような美しい景色を楽しみましょう(※2023年の秋のライトアップは開催なしの予定です(2023年8月15日時点))。

天守閣を照らすLEDライトアップは、毎日、開催しています(日没~21時)。

  • 鶴ヶ城
    • 住所 〒965-0873 福島県会津若松市追手町1‐1
    • 電話 0242-27-4005
    • 営業時間:8:30~17:00
      料金:入場無料、鶴ヶ城天守閣は410円
      定休日:無休

8.色とりどりに染まる渓谷【雪割橋・雪割渓谷】

8.色とりどりに染まる渓谷【雪割橋・雪割渓谷】

阿武隈川(あぶくまがわ)に上流にかかる鉄橋「雪割橋(ゆきわりばし)」を中心に、約4キロメートルに渡って広がる「雪割渓谷」。紅葉シーズンには、赤い鉄橋と緑や黄色に染まった深い渓谷を撮影しようと、カメラを持った観光客で賑わいます。橋の袂には川沿いに造られた、所要時間2時間ほどの「西の郷遊歩道」が人気の撮影ポイントです。

見頃は10月下旬~11月上旬。JR新白河駅の高原口から福島県交通バスに乗り、およそ30分の「由井ヶ原入口」で下車すれば、徒歩15分ほどで訪れることができます。

  • 雪割橋・雪割渓谷
    • 住所 〒961-8071 福島県西白河郡西郷村大字真船小萱
    • 電話 0248-25-5795
    • 見学自由

9.17の景勝地を持つ【南湖公園】

9.17の景勝地を持つ【南湖公園】

緑のマツや赤いカエデなどで斑に染まる庭園と、青々とした南湖とのコラボレーションが魅力の公園です。南湖の外周には、「関の湖」、「御影の島」といった17のビューポイントが点在。眺めるポイントを変えると、同じ南湖でもがらりとイメージが変わります。各景勝地の風景を表す和歌が刻まれた碑を頼りに、南湖を巡り景色を楽しみましょう。

紅葉狩りのピークは例年10月下旬~11月中旬です。JR東北新幹線の新白河駅から「磐城棚倉駅行き」のバスに乗り10分ほど。新幹線でアクセスしやすいのも、おすすめのポイントです。

  • 南湖公園
    • 住所 〒961-0812 福島県白河市南湖1
    • 電話番号:0248-22-1147(白河観光物産協会)
      見学自由

10.霊場へ続く石段と紅葉【山本不動尊】

10.霊場へ続く石段と紅葉【山本不動尊】

807年に弘法大師が八溝山系の悪鬼を調伏祈願したのがはじまりといわれる「山本不動尊」。11月上旬になると、境内の木々が赤や黄色、緑に染まります。なかでも見事なのが、130段の石段を囲む木々の紅葉です。豊かな色彩を放つ山肌に、石段が一本真っすぐに延びた光景は、錦絵のような味わい深さがあります。

アクセスはJR近津駅から車でおよそ10分。山本不動尊は、県立自然公園「山本公園」の園内にあります。

  • 山本不動尊
    • 住所 〒963-5685 福島県東白川郡棚倉町大字北山本字小檜沢94-2
    • 電話 0247-33-2445
    • 見学自由

Text by:株式会社シュープレス

※本記事は2020年6月時点の情報を2023年8月に更新しています。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。

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