HOME 新宿 訪日外国人にもおすすめ!新宿西口エリアで日本人専門家がおすすめするラーメン店3選
訪日外国人にもおすすめ!新宿西口エリアで日本人専門家がおすすめするラーメン店3選

訪日外国人にもおすすめ!新宿西口エリアで日本人専門家がおすすめするラーメン店3選

Update: 2017/07/18

新宿は、東京で最も賑わいを見せる街のひとつ。オフィスやホテルも多く、外国からのビジネス客や観光客も多い。新宿を大きく分けると、歌舞伎町やゴールデン街など、深夜も賑わう「東口エリア」と、都庁付近の超高層ビル群を控え、デパートやホテルが多い「西口エリア」に分けられる。最近、東口は「ゴールデン街」、西口は「思い出横丁」に繰り出す外国人観光客が増えている。

古くは東口界隈が賑わっていた新宿のラーメンシーンだが、西口では駅近くの「満来」「若月」などの老舗が人気を集めていた。その状況を大きく変わったのは、青山で創業した「麺屋武蔵」が「新宿総本店」を開店させた1998年。行列の様子がテレビで繰り返し紹介され、近隣にラーメン店が次々と開店した。その一帯を貫く「小滝橋通り」は、激戦区の代名詞として語られるようになった。

そんな新宿西口エリアでは、2000年代にかけて人気店が次々と誕生した。煮干しラーメンで知られる「凪」や、激辛ラーメンが人気の「中本」、北海道の名店出身の「風来居」、魚介系素材を強く効かせた「もちもちの木」「古武士」などがある。ラーメンだけでなく、つけ麺の人気店が多いのも新宿西口の特徴で、つけ麺にメニューを絞って、つけ麺ブームを呼んだ「やすべえ」1号店もこのエリアにある。
今回はその新宿西口エリアの中から、外国人観光客にも人気を集め、行列ができる3軒を紹介する。 

日本のラーメンを変えた、滋味深いダブルスープ!『麺屋武蔵』

日本のラーメンを変えた、滋味深いダブルスープ!『麺屋武蔵』

1996年に青山で創業した「麺屋武蔵」は、日本のラーメンの姿を大きく変えた1軒。「革新的で上質」をテーマに掲げ、季節ごとに様々な限定ラーメンも提供している。海外にも出店しているが、東京都内にある14店舗はそれぞれに違う個性を持ったラーメンやつけ麺を提供している。
 新宿総本店の基本ラーメンは、チャーシューの代わりに豚角煮を乗せた「角煮ら~麺」。スープにはトンコツ、鶏ガラ、煮干、カツオ節などを使っているが、常に最良の味を求めて改良を続けている。開店当初話題を呼んだ「サンマ節」は現在使用せず、カツオ節の味が強めに感じられるようになっている。太麺はスープの中で存在感を出し、角煮の軟らかさも印象的。

  • 麺屋武蔵
    • 住所 7-2-6 K1 Bld.1F, Nishishinjuku , Shinjuku-ku, Tokyo, 160-0023, Japan
    • 電話 03-3363-4634

    営業時間:11:00~22:30(LO 22:30)
    定休日:無休
    料金:角煮ら~麺 900円

まろやかな鶏白湯魚介スープで、新宿有数の行列店に!『風雲児』

まろやかな鶏白湯魚介スープで、新宿有数の行列店に!『風雲児』

2007年の開店当時はまだ少なかった「鶏白湯」を提供する店として、連日長い行列を作る人気店に。スープには丸鶏、鶏ガラ、コンブ、カツオ節、ウルメイワシなどを使用。丁寧に濾してからスープを1日熟成させるひと手間が、他にない、まろやかで奥深いスープにさせている。
 写真の「らーめん」(味付玉子を別注文)では、鶏白湯魚介のスープが持つ旨みが口の中に広がり、すすった時の食感も心地よい。味付玉子は黄身が半熟で、スープに馴染みつつも存在感を示している。「得製つけめん(得製は味付玉子が加わり、チャーシュー、ネギ、のり、メンマが増える)」では、つけ汁の上に乗った魚粉が味を濃く変えていくことで飽きさせない。しこしこした中太麺が、「らーめん」でも「つけめん」でも力強い食感になっている。

  • 風雲児
    • 住所 2-14-3 Hokutodaiichi Bld.B1F, Yoyogi, Shibuya-ku, Tokyo, 151-0053, Japan
    • 電話 03-6413-8480

    営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00
    定休日:日曜、祝日
    料金:らーめん750円、味付玉子 100円、得製つけめん 1,000円

濃厚豚骨つけ麺が、ラーメンに劣らぬ人気ぶり!『龍の家』

濃厚豚骨つけ麺が、ラーメンに劣らぬ人気ぶり!『龍の家』

1999年に久留米で創業し、新宿西口でもラーメン店がひしめく小滝橋通り沿いに、2009年開店。豚の頭の骨と水だけで煮出した濃厚豚骨スープが人気だ。
 写真の「こく味」は、濃厚豚骨スープに背脂が敷き詰められている。細ストレート麺をすすれば、香油(こうゆ)と辛味のアクセントがスープに広がり、豚骨が持つコクを飽きずに楽しめる一品。
 東京の店舗限定で販売されている「つけ麺もつ」は、ラーメンを上回る人気メニューに。濃厚な豚骨スープに焦がし醤油を合わせたつけ汁が香り立ち、炙ったモツがごろごろと入っている。中太麺をすすって、残ったつけ汁を粥で割る「割り粥(わりがゆ)」というサービスがあり、スープ割りとはひと味違う独特の食感が楽しめる。
また、純味はシンプルなもので、豚骨本来の旨味とキレもありスタンダードなラーメンだ。

  • 龍の家
    • 住所 7-4-5 Fuzino Bld.1F, Nishishinjuku , Shinjuku-ku, Tokyo, 160-0023, Japan
    • 電話 03-6304-0899

    営業時間:11:00~23:30(行列時はLO 23:00)
    定休日:無休
    料金:こく味780円、つけ麺もつ780円

新宿は交通の便もよく、東京を訪問する外国人観光客の多くが立ち寄っているエリア。ラーメンも新店や人気店が次々と登場し、海外からの観光客もラーメン目当てに訪れている。今回紹介した店舗へ訪れ、ラーメンの奥深さ、幅広さを感じてほしい。

Written by:

山本剛志(YAMAMOTO Takeshi)

山本剛志(YAMAMOTO Takeshi)

1969年東京都生まれ。ラーメン評論家として日本全国を巡り、食べて学び続ける。webマガジン「ラーマガ」や、ブログ「ら~マニア共和国」、キュレーターを務める「メシコレ」などでラーメン情報を発信中。ラーメンを学問として体系化したいと、日々活動している。

※記事掲載時の情報です。

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