日本では結婚式場として有名な八芳園。観光ガイドブックなどで観光名所として大きく紹介されていることは少ないが、日本を訪れる旅行者におすすめしたい穴場スポットだ。その魅力は美しい日本庭園。「四方八方どこから見ても美しい」という意を込めて名づけられた八芳園を訪れた。
八芳園の歴史
八芳園の歴史は300年前にさかのぼる。大久保彦左衛門の屋敷だったが、1915年、日立製作所などの基礎を築いた実業家・久原房之助が購入、庭園として整備し現在に至る。
庭園は、丘陵と小川など本来の地形を活かして作られ、樹齢数百年の木々も残されている。春の桜、初夏の若葉、秋の紅葉など四季折々に違った表情を見せる。
園内を散歩
整備された散策路を歩くと、見事な盆栽が展示されているエリアへ。盆栽の多くは樹齢100年以上のもので、古いものでは樹齢520年のものもある。
そして八芳園のシンボルでもある、池の周りを散策。ほとりに立つ東屋・水亭で優雅に泳ぐ色鮮やかな錦鯉を眺めているとここは東京かと思ってしまう。銀色の鯉を見つけたらいいことがあるといわれているという。見つけてみて!
神社や茶室も
庭園には神武天皇や明治天皇を御祭神とする大護神社や、茶道体験もできる明治時代の茶室を移築した「夢庵」などもある。
窓越しに庭園を望む日本料庭「槐樹」や、提携農家より取り寄せた野菜など、素材を大切にした料理が楽しめる「スラッシュ・カフェ」ではお庭を眺めながら優雅なひとときを過ごすことができる。
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八芳園
- 住所 1-1-1 Shirokanedai, Minato-ku, Tokyo 108-8631
アクセス:東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅2番出口から徒歩1分
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※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。
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