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[MOVIE] 新しいアイデアにあふれたリノベーションアパート:fukadaso

[MOVIE] 新しいアイデアにあふれたリノベーションアパート:fukadaso

更新日: 2018/03/29

江戸時代・町人の街として栄えた深川。博物館庭園神社仏閣などが点在しており昨今観光客にも人気だ。特に、解体寸前のアパートをリノベ―ションしたノスタルジーな雰囲気ただようfukadasoは台湾の雑誌で紹介されるなど海外からも注目を集めている。そんなfukadasoを取材した。

アパートをリノベーション!

アパートをリノベーション!

日本でいうところの一般的な共同住宅「アパート」。電気の配線や窓ガラスなど昔のままを保ちながら、リノベーションし2012月にオープン。1階はcaféとショップ、2階はレンタルルームやエステ店、雑貨店などが入る。どんな作りなんだろうと好奇心に駆り立てられながら、訪ねた。

和みのカフェ「fukadaso cafe」

和みのカフェ「fukadaso cafe」

fukadaso のメイン施設となる「fukadaso cafe」は、ソファやこだわりの家具などが置かれた居心地のよい雰囲気。コーヒー450円やスコーン300円などを提供している。天気の良い日は店内奥のテラスがおすすめ。ワンコ連れもOKだ。

時間)13:00~18:00(金曜日は~21:30(21:00LO)) 休み)火・水曜

  • フカダソウカフェ
    • 住所 fukadaso101,1-9-7 Hirano, Koto-ku, Tokyo, 135-0023

ここは理科室?!「リカシツ」

ここは理科室?!「リカシツ」

fukadaso cafe の隣は、「理科室」のような雰囲気のその名も「リカシツ」という店舗だ。店内は数えきれないほどのビーカーや試験管などが並ぶ。「実験で使うものを日常生活にも取り入れて」とうコンセプトのもと、実際に実験で使われるガラスと同じものを使ってガラス職人が制作している。例えばビーカーは本来、液体を測るためのものだが、植物や魚を入れてインテリアとして飾ったり、料理用計量カップ、マグカップとしても利用可能なように工夫されている。安心・安全のガラスを用い耐熱性もあるため、食器としても利用可能だ。2階はワークショップを開催するスぺ―スだ。取手付きビーカー300ミリリットル1112円~、試験管(リム付.目盛付) 20ミリリットル138円~。

時間)13:30~18:00(土・日曜、祝日は13:00~18:00)、休み)不定休

正面向かって右の階段を登り2階へ

正面向かって右の階段を登り2階へ

1階を見た後は正面向かって左の階段を上って2階へ。日本の昔ながらのアパートの雰囲気でタイムトリップした気分に。窓は当時のままで「現在製造終了」という貴重なもの。2階は5部屋にわかれており、「Spa Brico」、雑貨店「Bahar」などが入る。

ハンドメイド雑貨を扱う「Bahar」

ハンドメイド雑貨を扱う「Bahar」

203号室のBaharは、居心地のよい雰囲気。ハンドメイド雑貨や布、ハンカチ、ジュエリーなどの商品が並ぶ。このお店のコンセプトは「つくって味わうかわいい手仕事」で、オーナーである春日一枝さんは、自身がハンドメイドするだけでなく、世界各地を訪れ雑貨を購入販売している。取材で訪問したときは「ラオスの手仕事展-手織り布-」と題して手織り・手染め布などが展示されていた。

時間)13:00~18:00(4~9月は~19:00)、休み)不定休

未来に残る昔の面影

未来に残る昔の面影

fukadasoは、昔ながらの雰囲気を残し、何も変わらない部分を持ちつつ、新しいものを取り入れている。特に2階は、また次回訪問したときは違ったものになっているのだろう。今度、どう変化を遂げていくのかが楽しみだと感じた。

Written by:

Alex Kobayashi

Alex Kobayashi

アメリカから日本に来て6年、動画ブログやイラスト、アニメーション制作が得意です。日本のサブカルチャーも大好きで、アニメ、漫画、ゲームなどに興味津々。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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