HOME 関西 大阪 梅田・大阪駅・北新地 【初めての大阪観光ガイド】必ず行くべき、おすすめ定番スポット&見どころはやわかり!
【初めての大阪観光ガイド】必ず行くべき、おすすめ定番スポット&見どころはやわかり!

【初めての大阪観光ガイド】必ず行くべき、おすすめ定番スポット&見どころはやわかり!

更新日: 2020/12/24

これから、初めて大阪へ行こうとしているなら、まずは各エリアの特徴や名所・定番スポットをおさえておきましょう。これを読めば大阪の基本が早わかりできる情報を集めました。

大阪は人口約270万人を有する、西日本の経済や交通の中心都市。関西国際空港や新幹線の止まる新大阪駅があり、関西旅行の玄関口でもあります。また、大阪湾に面しているので、古くから国内外の交易の窓口として栄え、流通や金融の中心でもありました。今も中心部は繁華街が多く、買い物や飲食が楽しめる場所がたくさんあり、郊外は住宅地や豊かな自然が残るエリアもあり、歴史的建造物を含め、見どころ満載です。

大阪は、地域で雰囲気がガラッと変わる街

MAHATHIR MOHD YASIN / Shutterstock.com
MAHATHIR MOHD YASIN / Shutterstock.com

大阪府の賑わいの中心は「キタ」と呼ばれるJR大阪駅と、各線梅田駅界隈と「ミナミ」と呼ばれる地下鉄心斎橋駅から難波駅界隈です。

キタのターミナル付近は百貨店と地下街があり、ちょっとおしゃれな雰囲気。ミナミの心斎橋には高級ブランドショップの路面店が並び、なんばは百貨店や地下街、商店街と、あらゆる店があり、その雑多な雰囲気が大阪らしいのです。その他にも、大阪城や住吉大社などの由緒ある場所、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや海遊館などのレジャースポットもたくさんあります。

大阪市内の移動は鉄道が便利

鉄道網が充実しているので、市内の移動は便利です。新幹線が止まる新大阪駅からはJR東海道線で大阪駅まで4分、Osaka Metro御堂筋線では新大阪から梅田駅まで6分です。

キタの梅田駅とミナミの心斎橋駅・なんば駅は、Osaka Metro御堂筋線で10分ほどの距離。心斎橋からなんばまでは、商店街になっているので、散策しながらひと駅歩くものおすすめです。近年整備されて、多くの外国人が訪れている大阪城公園は、大阪からJR環状線で10分です。お城を見学して、広い公園でのんびりするのもいいですよ。

武将気分になれる大阪城の天守閣

武将気分になれる大阪城の天守閣

大阪のシンボルマークでもある大阪城は、戦国時代に活躍した武将・豊臣秀吉の居城でした。その後、戦や天災によって2度の焼失を経て、1931年に市民の寄付によって再建され、今に至ります。1995~1997年には大改修が行われ、より見学しやすい造りに。天守閣は8階の展望台までエレベーターで上がることができ、内部にはさまざまな資料が展示され、大阪の歴史を知ることができます。

天守閣のある本丸では、桜門、蛸石、1751年に造られた江戸幕府の金庫、金蔵(きんぞう)などを見学することも可能。また、刻印石広場では、これらの文様を見ることができます。江戸時代の再建築の際に、石垣を建築した各地の大名が藩独自の刻印を刻んだものです。

  • 大阪城天守閣
    • 住所 大阪府大阪市中央区大阪城1-1
    • 電話 06-6941-3044
    • 営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
      入館料金:大人600円、中学生以下無料(中学生は、要証明)
      定休日:12月28日~1月1日

キタはおしゃれな百貨店や店が充実

キタはおしゃれな百貨店や店が充実

キタを代表するのはJR大阪駅直結の大型複合商業施設、グランフロント大阪。駅の北側にあって、グルメ、ファッション、カルチャーなど、いろんな楽しみ方ができます。JR大阪駅ビル、ルクアは若者に人気のセレクトショップが充実。さらに地下2階にある「バルチカ」は、天ぷら焼肉など、少しずついろんな店の料理を食べたりお酒を飲む「はしご」ができるスポットとして人気です。

阪急梅田駅は阪急百貨店、阪神梅田駅は阪神百貨店とつながっており、どちらも人気ブランドのファッションや雑貨がそろっています。百貨店限定のお菓子もあるので、お土産選びにもぴったりです。

道頓堀の賑やかな商店街と水辺を散策

道頓堀の賑やかな商店街と水辺を散策

道頓堀はミナミを代表する繁華街で、カニ道楽やグリコなど、派手な看板でも知られています。飲食店が多く、昼夜を問わずたくさんの観光客で賑わうエリアです。明治時代には「道頓堀五座」と総称される5軒の芝居小屋が並び、そのお客さんをあてこんで飲食店が多くできました。

観光スポットのひとつとなっているのが、道頓堀川の両側にある遊歩道・とんぼりリバーウオーク。遊歩道に沿って連なるレストランやカフェでくつろいだり、観光客を乗せた遊覧船がゆっくりと進む様子を間近に見ながら散策するのも楽しく、夜はビルのネオンが水面に映ってとてもきれいです。

  • 道頓堀
    • 住所 大阪府大阪市中央区道頓堀

大阪名物を食べ歩きできる黒門市場

JaysonPhotography / Shutterstock.com
JaysonPhotography / Shutterstock.com

いろんな食べ物店が並ぶ黒門市場は、道頓堀から東南方向に徒歩で5分くらいの場所にあります。その歴史は1822年からと古く、かつては「大阪の台所」として、プロの料理人が仕入れに来る場所でした。

しかし、近年は「食べ歩ける市場」として、外国人にも人気のスポットに。新鮮な魚の造り、にぎり寿司、海鮮焼きなどが1人分から買えたり、串などの持ち歩きやすいメニューが充実していたり、イートインのスペースがあったり……。威勢のいい掛け声が響く賑やかな市場は、食べ歩きをより楽しむために、いろいろな工夫がされています。

  • 黒門市場
    • 住所 大阪府大阪市中央区日本橋2-4-1
    • 電話 06-6631-0007
    • 電話番号:06-6631-0007(黒門市場事務所)
      営業時間:9:00~18:00(店舗により異なる)
      定休日:日曜・祝日(店舗により異なる)

大阪で食べたい粉モンの代表格、たこ焼き

大阪で食べたい粉モンの代表格、たこ焼き

丸く焼き上げた生地にタコが入った「たこ焼き」は、大阪名物粉モンの代表格です。もともとは平らな形だったり、肉が入っていたり、醤油味だったりしたそうですが、1948年にとんかつソースが発明されて一気に広まり、大阪のソウルフードといわれるようになりました。今も繁華街や神社などで屋台が出ていることも多く、手頃な軽食として食べられています。

具はタコだけの店もあれば、ネギやコンニャクを入れる店もあって、さまざまです。甘めのソースにかつお節粉と青のりをかけるのが定番ですが、最近は塩レモン、ポン酢、ペペロンチーノ風などのアレンジも増えています。

下町で食べるアツアツの絶品串カツ

下町で食べるアツアツの絶品串カツ

串カツは、大阪の労働者の街・新世界が発祥の地とされています。肉、魚貝、野菜、玉子など、いろんな種類がある中で、とくに大阪らしいのが紅ショウガの串カツ。ショウガの辛みと梅酢の酸っぱさにサクサク感がプラス。さらに濃厚なソースと相まって、なんともいえずおいしいのです。

ちなみに、大抵のお店では、串カツと一緒に無料でキャベツも出されます。串カツの合間に食べれば口がさっぱりしますし、一度口にした串にソースを追加したいときには、キャベツですくってソースをかけることができるんです。

大阪らしいユーモアのあるお土産がおすすめ

大阪らしいユーモアのあるお土産がおすすめ

大阪人は、面白いことが大好き!そんな大阪のイメージを伝えるお土産にうってつけなのが、大阪の名物キャラクターをモチーフにしたグッズたち。道頓堀名物・くいだおれ太郎をモチーフにしたお菓子や靴下などは、インパクトが強くて外国の人にも人気です。

千日前のなんばグランド花月にある、よしもとエンタメショップには、人気芸人が扮したキャラクターを使ったお菓子や文房具などがあり、ユーモラスなデザインが芸人文化を知らない外国人にもウケています。

また、百貨店の食料品売場、通称「デパ地下」には、地元の名店や全国規模の有名店が集まっています。スナック菓子の大阪限定品や老舗の和菓子、人気の洋菓子など……。幅広い商品を扱っているので、渡す相手によってお土産を選ぶこともできておすすめですよ。

百貨店や商店街、大阪はショッピングスポットが盛りだくさん

百貨店や商店街、大阪はショッピングスポットが盛りだくさん

大阪市内の各路線のターミナル駅には、百貨店家電量販店があり、あらゆる買い物に便利です。また、駅に隣接する商店街も、忘れてはいけません。大阪は商店街が数多く点在します。それぞれが個性的なので、観光スポットになっているほどです。

地元密着の、昔ながらの大阪の風情が感じられると人気の中、最近では大手ドラッグストアが集まっているからという理由で、外国人観光客からも人気が殺到。免税対応店が増えてきているので、日本ブランドの商品を買い求める人が増えているのです。

Text by:株式会社ウエストプラン

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