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京都・祇園辻利 祇園本店で買える♪おすすめお土産&スイーツまとめ

京都・祇園辻利 祇園本店で買える♪おすすめお土産&スイーツまとめ

更新日: 2020/10/18

今回は、お土産・テイクアウトで人気の「祇園辻利 祇園本店」を特集します。伝統的な京都の街・祇園で、極上の宇治茶と抹茶スイーツを販売している専門店です。

宇治抹茶を使ったソフトクリーム、ドリンク、和菓子はどれも逸品。日本の抹茶が好きな方は必見です。さらに、食べ歩きだけではなく、京都のお土産にも喜ばれること間違いなし!充実したラインアップから人気の高い商品5つを、ピックアップしてご紹介します。お店のコンセプトから商品のこだわりまで、ぜひチェックしてみてくださいね。

宇治茶の老舗・祇園辻利 祇園本店とは

宇治茶の老舗・祇園辻利 祇園本店とは

祇園辻利 祇園本店へは、京阪電鉄「祇園四条駅」が最寄り駅です。6番出口から徒歩で約3分。八坂神社へと続く、祇園商店街内にあります。

1階には祇園辻利が、2階・3階には茶寮都路里(さりょうつじり)があります。茶寮都路里は、宇治抹茶を使った軽食やスイーツを店内で堪能できるお店で、どちらも行列ができるほどの人気店です。今回はテイクアウト・物販の祇園辻利にお伺いしました。

店頭には消毒スプレーが設置されており、スタッフもマスク・フェイスシールドを付けるなど、新型コロナウイルス対策を行っています。

季節によって変化を楽しめるお店

季節によって変化を楽しめるお店

店頭では、テイクアウトメニューを購入できます。抹茶を使ったソフトクリームやドリンク、フロート、アイスがあります。買ってすぐに、その場で食べられるのが魅力ですね。

訪れた時期は、新茶の季節(4月~6月)でした。お店の外観は、フレッシュな緑色でインパクトがあります。春夏秋冬によってお店のしつらえが変化するため、日本ならではの季節感を楽しめます。

店内に広がる宇治茶の世界

店内に広がる宇治茶の世界

お店の奥には、バラエティーに富んだ商品がズラリと並べられています。定番から新茶などの季節限定商品まで、宇治茶の世界へようこそと言わんばかりに出迎えてくれました。

そもそも祇園辻利とは、1860年、初代・辻利右衛門(しょだい・つじりえもん)と、二代目・徳次郎(にだいめ・とくじろう)によって創業された宇治茶の専門店です。京都の宇治茶は、静岡茶・狭山茶と並ぶ日本三大茶の1つとして800年以上も前から親しまれてきました。

奥深く、上品な味わいが特徴的な宇治茶ブランドの中でも、祇園辻利はこだわり抜いた最高の品質を提供しています。

お茶のプロから一般家庭まで親しまれる祇園辻利

お茶のプロから一般家庭まで親しまれる祇園辻利

祇園に本拠地を構える祇園辻利は、京都の寺社や茶道の各流派から絶大な支持を集めています。それを物語っているのが、商品棚の上に飾られた各流派の茶銘です。お茶に精通したプロから選ばれるブランド、祇園辻利。根強い人気と、老舗の風格が肌で感じられました。

しかし、宇治抹茶について詳しくなくても問題ありません。一般家庭でも親しみやすいお茶を多数そろえてあり、スタッフさんがおすすめしてくれます。

店内では玉露やかぶせ茶、雁ヶ音、煎茶、玄米茶、ほうじ茶の違いについて、詳しい案内がわかりやすく表記されており、気軽にお茶の世界を楽しむことができます。

外国語対応もOK

外国語対応もOK

英語メニューが用意されており、スタッフの皆さんも、英語や中国語をまじえながら接客してくださいますので、外国人の方も安心して買い物ができます。

宇治茶に関する詳しい解説も英語で記載されているので、興味のある方は、ぜひ目を通してみてくださいね。

そんな祇園辻利で、とくに外国人の方から人気だというテイクアウト・お土産商品5つを、スタッフさんに伺いました。親切丁寧に説明をくださったので、詳しくレポートしていきますね。

1.抹茶ソフトクリーム・470円(税込)

1.抹茶ソフトクリーム・470円(税込)

1つ目は、「抹茶ソフトクリーム」です。容器はコーンとカップから選べます。今回はコーンをいただきました。

この美しい緑の抹茶ソフトクリーム。とても濃厚です。深みのある優しい苦みに、上品な甘さが追いかけてきます。まさに大人のスイーツです。

滑らかな口溶けもたまりません。コーンのザクザクとした食感と相まってやみつきになります。祇園の街を歩きながら、食べるのにもピッタリですね。

ひと口ずつ、ゆっくり味わいたいのですが、美味しくて、次から次へと口へ運んでいってしまいます。

2.特選グリーンティー・310円(税込)

2.特選グリーンティー・310円(税込)

次は「特選グリーンティー」。宇治抹茶に砂糖がプラスされ、豊かな抹茶の香りと爽やかな甘さが特徴です。氷のおかげでひんやりと冷たく、スッキリと飲めます。

渋みのあるお茶が得意ではないという方でも、ジュース感覚で飲んでもらえますよ。

茶道具をあしらったカップのデザインは、茶寮都路里のロゴマーク。この反対麺には茶花を模った祇園辻利のロゴマークが可愛らしくて、思わず撮影したくなります。祇園の街を散策しながら、喉を潤してみてはいかがでしょうか。

3.つじりの月:972円(9枚入り・税込)

3.つじりの月:972円(9枚入り・税込)

3つ目はお土産から、「つじりの月」を推薦してもらいました。石臼挽き宇治抹茶を贅沢に使用したゴーフレットです。ゴーフレットとは、薄焼きした煎餅にクリームを挟んだお菓子のこと。

生地には米粉を使用。サクッ、フワッとした食感に、豊かな抹茶の香りが広がります。パッケージにもこだわっており、紫がかった京都の夜空に、だんだんと月が満ちていく様を表現しています。

月の部分には茶道具がデザインされており、粋なセンスが感じられますね。京都ならではのお土産として喜んでもらえること間違いありません。

つじりの月以外にも「ぎおんの里」(8本入りで432円・税込)は定番のお菓子だそうです。宇治抹茶を練りこんだロールせんべいの中に、ホワイトクリームが入った香り豊かな商品です。

4.つじり八十八夜・1,080円(96g入り・税込)

4.つじり八十八夜・1,080円(96g入り・税込)

4つ目は、「つじり八十八夜」。こちらは煎茶です。様々あるラインアップの中でも、もっともバランスのとれた煎茶とのこと。苦みと渋み、さっぱりとした旨みと甘さが絶妙に調和されています。

八十八夜とは、立春から数えて88日目(5月2日頃)を指します。5月は、茶摘みがもっとも盛んになる時期で、八十八夜に摘まれたお茶は、縁起が良いとのこと。この背景から、つじり八十八と名付けられています。

爽やかな渋みが最大の魅力で、煎茶が初めてという人にも飲みやすく仕上げられています。

より甘くて上品な煎茶が好きな方は「建仁」(けんにん)が、八十八夜よりもさっぱりとした旨みをお求めの方は、「辻利園」がオススメとのことです。

5.長久の白・1,188円(20g缶・税込)

5.長久の白・1,188円(20g缶・税込)

最後は抹茶シリーズより、「長久の白」。

多くの抹茶には、白もしくは昔という名前が付けられています。「白」は、御薄茶(おうすちゃ)として泡を立てて頂くお茶に付けられています。一方で「昔」は、トロリとした御濃茶(おこいちゃ)に適しています。御濃茶は、お茶会で1つの茶碗を複数人でまわして飲むために味が整えられています。

長久の白は御薄茶の中でも苦み、旨み、甘みのバランスがとれた抹茶です。豊かな香りが広がり、ホッと和みます。

一番右の商品が「梅の白」
一番右の商品が「梅の白」

また飲むだけではなく、「梅の白」(40gで854円・税込)というお菓子づくりに使える抹茶も提供しています。

本格的な茶道で抹茶を嗜む方から、調理で気軽に抹茶を使いたい方まで、幅広いシーンに対応されているのが、嬉しいですね。

今回紹介した以外にも、あまたの商品がそろっています。とくに抹茶の品揃えは圧倒的です。

初心者の方でも濃い抹茶からさっぱり系まで、好みのお茶に出会えるはずです。

また季節によって、美味しくいただける商品が変わります。例えば、水出しの冷煎茶は暑い夏場にピッタリです。スタッフの井出さん曰く、風呂上がりに一杯飲むと格別に美味しいとのこと。商品によっては一部、試飲もできるので気軽にスタッフまで尋ねてみてくださいね。

上質な宇治茶を使用したお土産を、ぜひ祇園辻利で!

今回は、宇治茶の老舗・祇園辻利にお邪魔して、オススメのテイクアウト・お土産商品を5つ紹介しました。京都へ旅行・観光をする際に、ぜひ参考にしてくださいね。

また、祇園辻利で買い物を楽しんだ後は、2階にある茶寮都路里で宇治スイーツを味わってみてはいかがでしょうか。お茶屋ならではの極上スイーツを堪能できますよ。きっと宇治茶の魅力に、虜となることでしょう。

  • 祇園辻利 祇園本店
    • 住所 京都府京都市東山区祇園町南側573-3
    • 電話 075-551-1122
    • 営業時間:10:00~21:00(ただし当面の間は平日11:00〜18:00、土日11:00〜19:00)
      定休日:不定休

  • ●プロフィール
株式会社ダリコーポレーションISSEY
大阪生まれ大阪育ちの大阪人ライター。関西のグルメ・ファッション・カルチャーは任せてください。上方漫才・落語のようなテンポある文章で、ローカル情報を発信します。
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