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「サッポロビール園」でジンギスカン100分食べ放題に挑戦!おいしく焼くコツも

「サッポロビール園」でジンギスカン100分食べ放題に挑戦!おいしく焼くコツも

更新日: 2023/10/06

「ジンギスカン」は、北海道や東北地方の一部で親しまれている郷土料理です。北海道札幌市にある「サッポロビール園」では、開業当時の1966年からジンギスカンの食べ放題を実施しています。1890年に建設された歴史的な建物の中で、ジンギスカンやビールを味わえることから、観光客はもちろん、地元の人にも人気です。100分間の食べ放題を堪能しました。

目次
  1. 最寄駅から徒歩7分、札幌駅から直行バスも運行
  2. しあわせを感じる、ジンギスカン含む4種類の肉が100分間食べ放題
  3. 焼き方は「肉を上、野菜が下」が基本
  4. 人気を二分するラムジンギスカン&トラディショナルジンギスカン
  5. 肉の旨味をさらに引き出すオリジナル調味料
  6. ジンギスカンは日本を代表する羊料理

最寄駅から徒歩7分、札幌駅から直行バスも運行

札幌駅北口から直行バスを運行
札幌駅北口から直行バスを運行

サッポロビール園は、JR函館本線苗穂駅北口から徒歩約7分の場所にあります。また札幌駅北口・系統番号188番、札幌駅南口・循環88から30分間隔で直通バス(有料)が運行されています。所要時間は約10分。サッポロビール園のラッピングが施されているので、他のバスとの違いは一目瞭然です。
※全てのバスがこれとは限りません

まずはサッポロビール博物館で予約確認 を済ませる
まずはサッポロビール博物館で予約確認 を済ませる

2003年にサッポロビールの工場跡地が再開発されて「サッポロガーデンパーク」として生まれ変わりました。約4.3haの広大なエリアに、サッポロビール博物館やサッポロビール園のほか、商業施設やプロ野球の練習場なども擁する一大複合施設です。

まずはビール園に隣接しているサッポロビール博物館内の総合受付で予約の確認を行ってください。希望日の4日前までは専用ページでネット予約 が可能。当日・翌日・翌々日の予約の場合は、電話での受付のみになるので注意してください(※インターネット・電話いずれも日本語のみ)。

ビール工場の面影を残す「開拓使館」
ビール工場の面影を残す「開拓使館」

サッポロビール博物館内での受付が終わったら、隣接しているサッポロビール園へ。サッポロビール園は、1966年7月1日に「開拓使館」として 100 席をかまえサッポロビール直営ビアホールとしてオープンしました。「開拓使館」は、1890年に建設された工場であるレンガ造りの建造物を利用しています。天高くそびえる煙突は工場だったころの名残。敷地内のビール工場が稼働していたことから、オープン当時のキャッチフレーズは「隣の工場で今できたばかりの爽快な生ビールをどうぞ!」でした。

吹き抜けにケッセルが鎮座
吹き抜けにケッセルが鎮座

ジンギスカン食べ放題を実施している「ケッセルホール」は、「開拓使館」の2階にあります。1912年に製造された巨大なビールの仕込み釜(ケッセル)が目を引く、歴史と伝統を感じるホールです。大勢で新鮮な生ビールとジンギスカンを味わいたい方や、古き時代のビヤホールの雰囲気にひたりたい方に最適です。

しあわせを感じる、ジンギスカン含む4種類の肉が100分間食べ放題

4種類の肉が食べ放題
4種類の肉が食べ放題

今回いただくのは、「定番!食べ放題コース(3,400円(税込)2022年4月より販売予定)」。ラム(ショルダー、ロール)、鶏、豚が100分間食べ放題の、お得なコースです。

※2022年3月現在「食べ放題メニュー(4種キングバイキング 100分 )」を提供しています。

北海道をかたどったオリジナル鍋
北海道をかたどったオリジナル鍋

ジンギスカンは、羊の肉を用いた料理です。兜のような独特な形の専用のを使ってモヤシやタマネギなどの野菜と肉を一緒に焼きます。の形が凸型なのは野菜がよりおいしく食べられるための工夫だと言われています。

焼き方は「肉を上、野菜が下」が基本

おいしい焼き方を伝授
おいしい焼き方を伝授

ジンギスカンの焼き方は「肉が上、野菜は下」が基本。桂畑昌拓(かつらはた まさひろ)ホールマネージャーに、ジンギスカンのおいしい焼き方を伝授してもらいました。

まずは鍋に脂をなじませる
まずは鍋に脂をなじませる

最初にをしっかりと温め、次に牛脂を頂上に置いて、肉などが焦げ付かないように全体に脂を広げます。ちなみに羊の脂では匂いがきつくなるため、牛脂を使うそうです。

次に野菜を敷き詰める
次に野菜を敷き詰める

煙が上がるくらいまでが熱くなったら火力を調整し、トングを使っての円周を囲むように野菜を敷き詰めます。

最後に肉を投入
最後に肉を投入

最後に、の真ん中に肉を置きます。これによって肉汁が流れ落ちて、野菜にお肉の旨味をしみ込ませます。ジンギスカンが個性的な形をしている理由が納得できますね。

人気を二分するラムジンギスカン&トラディショナルジンギスカン

あっさりとおいしいショルダー
あっさりとおいしいショルダー

セットメニューの「ショルダー」は、生後1年未満の子羊肉である「ラム」と呼ばれる肉を使用しています。においやクセがほとんどなく、味も淡白であっさりとしています。ラムに対して生後2〜7年ほどの羊肉を「マトン」と呼びます。力強い味わいが特徴的ですが、好き嫌いが分かれるため、提供しているお店はそれほど多くありません。サッポロビール園では「ラム」を使用しています。

ロールは昔ながらの味
ロールは昔ながらの味

ロールは、いろいろな部位の肉を巻いて圧縮し、薄くスライスした冷凍ラム肉です。羊は体が小さく、大きく肉を採ることができないため、羊肉の有効利用として開発されました。チルド保存が普及する前は、これが定番スタイル。サッポロビール園では「トラディショナル・ジンギスカン」として今も好まれています。

肉の旨味をさらに引き出すオリジナル調味料

特製のタレが決め手
特製のタレが決め手

ジンギスカンは、専用のタレに付けて食べます。サッポロビール園特製のタレは、リンゴやレモンの風味を活かしたこだわりの味わい。肉のおいしさが引き立ちます。

塩コショーもおすすめ
塩コショーもおすすめ

塩コショーもタレと同様にオリジナルブレンドしています。特にショルダーとの相性は最高です。シンプルな味付けでもおいしいのは、良質な肉を使っている証拠。最大限に引き出された肉の旨みが存分に楽しめます。

味付きの鶏肉と豚肉もおいしい
味付きの鶏肉と豚肉もおいしい

羊肉に抵抗がある方は、鶏肉や豚肉から試してみてください。特製のタレで下味が付けられており、とっても美味。食べ放題ですので、お好みのものをたくさん注文してください。

追加注文はタブレットでOK
追加注文はタブレットでOK

国際観光都市・札幌らしく、メニューに英語表記が添えられているほか、英語に対応しているタブレットで追加注文できます。

平日食べ放題やアラカルトも豊富
平日食べ放題やアラカルトも豊富

平日限定で100分間食べ放題のお得なランチプランが用意されています。「4種キングバイキング (大人3,740円 税込)」は、ラムジンギスカン(ラムショルダー・トラディショナル)と共に、牛カルビ・豚ジンギスカン・鶏ジンギスカンが食べ放題の豪華なプランです。「キングバイキング(大人3,410円 税込)」は、ラムショルダー・トラディショナルジンギスカン・牛カルビが食べ放題。アラカルトとしてタラバガニやズワイガニ、それらを一皿に乗せた「カニの盛り合わせ(8,250円税込)」や、各種海鮮も用意しています。北海道の海の味覚をご賞味ください。

ここでしか飲めないビールがある
ここでしか飲めないビールがある

サッポロビールの新鮮なビールを各種用意しています。なかでも「サッポロファイブスタージョッキ(748円税込)」は、サッポロビール園でしか飲めない限定の生ビールです。軽やかな甘み、全体をまとめあげるホップの苦味、そして心地良く広がる芳醇な香りが特徴的。「サッポロ!」と言いながら乾杯するのが、サッポロビール流。飲み放題プランもありますので、ジンギスカンの最良のパートナーとして味わってみてください。

ジンギスカンは日本を代表する羊料理

ジンギスカンは日本を代表する羊料理

世界に目を移すとラムチョップや、串焼き、煮込み料理など、さまざまな羊料理が食されています。日本発祥の羊料理「ジンギスカン」を、思う存分味わってください。

  • サッポロビール園
    • 住所 〒065-0007 札幌市東区北7条東9丁目2-10
    • 電話番号:0120-150-550(サッポロビール園総合予約センター)
      営業時間:11:30~21:00(L.O.20:40)
      定休日:12月31日

Text by:Masakazu
※本記事の情報は2022年2月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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