HOME 北海道 北海道 札幌・千歳 週末鉄道旅行の参考に!ラベンダー畑も見られる「北海道おトクなきっぷ&季節限定観光列車」
週末鉄道旅行の参考に!ラベンダー畑も見られる「北海道おトクなきっぷ&季節限定観光列車」

週末鉄道旅行の参考に!ラベンダー畑も見られる「北海道おトクなきっぷ&季節限定観光列車」

更新日: 2022/04/14

日本人だけでなく、訪日外国人にも人気の観光エリア、北海道。日本の22%という広大な面積の北海道に、札幌小樽函館富良野美瑛知床など見どころが点在しており、安全に効率よく周遊するには鉄道で移動するのが便利。

JR北海道を利用して周遊する人におすすめの訪日外国人旅行者限定のお得なチケットと季節限定の観光列車をご紹介。春~夏と、気候も過ごしやすくなるこれからの季節にもピッタリなプランも!

目次
  1. 北海道をJRで周遊するときに便利でお得なきっぷ「北海道レールパス」
  2. 6月運行開始!展望車両から釧路湿原を眺める「くしろ湿原ノロッコ号」
  3. 季節到来!一面のラベンダー畑を眺める「富良野・美瑛ノロッコ号」
  4. 札幌から富良野・美瑛エリアへ直通の「特急フラノラベンダーエクスプレス」
  5. 秋なら、札幌函館間をニセコ経由で直通運転する「特急ニセコ号」もおすすめ
  6. 冬は、白銀の釧路湿原を力強く疾走「SL冬の湿原号」も
  7. 冬限定!オホーツク海沿岸で流氷を見る「流氷物語号」

北海道をJRで周遊するときに便利でお得なきっぷ「北海道レールパス」

北海道をJRで周遊するときに便利でお得なきっぷ「北海道レールパス」

北海道内を列車で巡りたい訪日外国人旅行者におすすめの「北海道レールパス」。JR北海道全線(北海道新幹線を除く)の特急列車・快速列車の普通車の指定席に使用でき、乗り放題になるというおトクな切符。

■料金(2021年4月1日現在)
5日間/19,000円(海外販売)、20,000円(日本国内販売)
7日間/25,000円(海外販売)、26,000円(日本国内販売)
※子どもは半額です
※一部追加料金が必要な列車があります

■発売期間
通年

6月運行開始!展望車両から釧路湿原を眺める「くしろ湿原ノロッコ号」

6月運行開始!展望車両から釧路湿原を眺める「くしろ湿原ノロッコ号」

初夏から秋にかけて、原始の自然が広がる釧路湿原をかける「くしろ湿原ノロッコ号」。釧路~塘路(とうろ)間を約50分かけて走り、見どころが近づくと徐行し、ガイドのアナウンスが入る。1号車の自由席以外、2~4号車は指定席で大きな窓と木製ベンチの展望車両。車両の床には熊、鹿、きつねなど北海道に生息するいろいろな生き物の足跡がデザインされており、遊び心満載。

■料金
釧路ー塘路」間 640円+指定席料金840円
■運行期間: 例年6月上旬~10月上旬
■予約・購入方法:
通常、指定席券(特急券・特別車両券等)は、始発駅を発車する日の1ケ月前の10時からJRの駅や旅行会社の窓口で一斉に発売。週末や、連休は特に混み合うため早めに購入しておきたい。各種レールパスがあれば追加料金は不要。

季節到来!一面のラベンダー畑を眺める「富良野・美瑛ノロッコ号」

季節到来!一面のラベンダー畑を眺める「富良野・美瑛ノロッコ号」

部分的に時速30kmというゆっくりとしたスピードでのんびり走行する列車から雄大な景色を満喫できる「富良野美瑛ノロッコ号」。座席は美しい景色が見やすいように、片側は2人がけの木製のベンチが横向きに設置されており、天気が良い日は、窓は大きく開けることができるので直接景色を楽しめる。旭川駅出発の場合、美瑛駅、美馬牛駅、上富良野駅、ファーム富田の最寄駅で臨時の「ラベンダー畑」駅、中富良野駅、富良野駅に停車する。また、「SkyDesk Media Trek」というGPS音声ガイドアプリを携帯やタブレット端末にダウンロードすると、富良野のラベンダー畑付近や美瑛のメルヘンの丘付近の計8箇所でガイドアナウンスを聞くことができる。2018年8月現在、日本語、英語、中国語、韓国語の4ケ国語に対応。

■料金
富良野〜ラベンダー畑 300円、富良野美瑛 750円、富良野旭川 1290円
※ふらの・びえいフリーきっぷでは、自由席での乗車が可能
※指定席料金はプラス840円
■運行期間: 例年6月上旬~9月上旬
■予約・購入方法:
JRの駅や旅行会社の窓口で乗車日の1ヶ月前から購入できる。週末や、連休は、特に7月は混み合うのでお早めに。各種レールパスがあれば追加料金は不要。

札幌から富良野・美瑛エリアへ直通の「特急フラノラベンダーエクスプレス」

札幌から富良野・美瑛エリアへ直通の「特急フラノラベンダーエクスプレス」

約2時間で札幌富良野間の直通運転を行う「特急フラノラベンダーエクスプレス」。ラベンダーの見ごろである夏を中心に1日2往復する。床が高く設定されているハイデッカータイプのリゾート車両で天窓もついており、眺めが良く開放感がある。道中は、江別の美原大橋や空知の田園風景など北海道の雄大な景色を楽しむことができる。

■お得なきっぷ
ふらの・びえいフリーきっぷ  大人 7110円(小児3550円)
札幌から富良野美瑛エリアまでの往復とフリーエリア乗り放題がセットのお得なきっぷ
発売期間:例年4月下旬~10月下旬
■運行期間: 例年6月上旬~9月上旬
■予約・購入方法:
JRの駅や旅行会社の窓口で乗車日の1ヶ月前から 購入できる。週末や、連休は、特に7月は混み合うのでお早めに。各種レールパスがあれば追加料金は不要。

秋なら、札幌函館間をニセコ経由で直通運転する「特急ニセコ号」もおすすめ

秋なら、札幌函館間をニセコ経由で直通運転する「特急ニセコ号」もおすすめ

羊蹄山やニセコアンヌプリの風景を楽しみながら、険しい峠越えが連続する山間の函館本線山線の旅を楽しめる「特急ニセコ号」。「札幌函館」間を走り、小樽、倶知安(くっちゃん)、ニセコ、長万部駅(おしゃまんべ)などに停車する。通常、「札幌ニセコ」間は小樽での乗換が必要だが、特急ニセコ号は乗換不要でラクラク。倶知安~ニセコ間でのむヨーグルトやクッキーなどの地元特産品の販売や、余市駅や長万部駅でご当地キャラクターがお出迎えをしてくれる企画などがある。

■料金
札幌函館間 乗車券5940円、自由席特急料金2420円、指定席530円
■運行期間: 例年9月上旬
■予約・購入方法:
JRの駅や旅行会社の窓口で乗車日の1ヶ月前から購入できる。例年日にち限定での運行のため、早めの予約がをおすすめ。各種レールパスがあれば追加料金は不要。

冬は、白銀の釧路湿原を力強く疾走「SL冬の湿原号」も

冬は、白銀の釧路湿原を力強く疾走「SL冬の湿原号」も

1~2月にかけて釧路駅から標茶(しべちゃ)駅間までを運行する冬の釧路観光の風物詩「SL冬の湿原号」。展望車からは、一面の銀世界を楽しむことができる。車内はニス塗りの重厚な壁や、ダルマストーブが設置され、ストーブの網の上で、車内の売店で売っている「するめ」を買って炙りながら観光できるのも醍醐味の一つだ。

■料金
乗車券1290円+指定席840円
■運行期間: 例年1月下旬~2月下旬
■予約・購入方法:
JRの駅や旅行会社の窓口で乗車日の1ヶ月前から購入できる。毎年、多くのSLファンが集う人気の路線のため早めの予約を。

冬限定!オホーツク海沿岸で流氷を見る「流氷物語号」

冬限定!オホーツク海沿岸で流氷を見る「流氷物語号」

冬季に流氷が接岸するオホーツク海に沿って釧網本線の網走知床間を走る「流氷物語号」。車窓からは一面の流氷に覆われたオホーツク海が一望できる。知床斜里行きでは、北浜駅で約10分間停車し、展望台から流氷から広がるオホーツク海や知床連山の風景を楽しむことができる。また、網走行きは、途中の浜小清水駅で約 20分間停車し、 道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」で、お土産などを購入することができる。流氷をイメージした白とオホーツクの空と海をイメージした水色の車体が爽やかで、座席のシートカバーにはクリオネのイラストが描かれている。

■料金
乗車券970円
■運行期間: 例年1月下旬~2月下旬
■予約・購入方法:
JRの駅や旅行会社の窓口で乗車日の1ヶ月前から購入できる。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

この記事をシェアする

 
検索