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大自然に囲まれてゆったり味わう!北海道のおすすめオーベルジュ5選

大自然に囲まれてゆったり味わう!北海道のおすすめオーベルジュ5選

公開日: 2022/07/14

日本でオーベルジュを楽しむなら、自然豊かな環境で野菜や肉、魚、乳製品など様々な質のよい食材が生産されている北海道がおすすめ! オーベルジュとは、主に田園地帯やリゾート地などにある宿泊できるレストランやレストランがメインのホテル。シェフが腕をふるい、地元や近郊の食材を数多く使用したコース料理などを楽しめます。北海道内に多々あるオーベルジュのうち、各種口コミなどで人気の5施設をピックアップ! 日高と、ニセコ至近の真狩、美瑛、オホーツク、屈斜路湖にあるオーベルジュを紹介します。

目次
  1. ①【日高】フレンチ×イタリアンの美味しい融合「日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア」
  2. ②【真狩・ニセコ】羊蹄山の麓で楽しむ老舗フレンチの味「マッカリーナ」
  3. ③【美瑛】小麦畑の丘を眺めながら過ごせる「bi.ble」
  4. ④【オホーツク】森の中の静かな湖畔で過ごす「チミケップホテル」
  5. ⑤【屈斜路湖】夏季限定2室のみの希少なステイ「屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa」

①【日高】フレンチ×イタリアンの美味しい融合「日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア」

▲夏のディナーコース料理のイメージ(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲夏のディナーコース料理のイメージ(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)

日高地方の新ひだか町にある「日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア」は、「ヌーベル日高キュイジーヌ」をコンセプトにしたオーベルジュ。ヌーベル日高キュイジーヌとは、自家農園で栽培する有機野菜と日高地方などで生産される食材を主に使用した独創的な料理(ヌーベルキュイジーヌ)を意味する、日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジアのコンセプトワードです。施設周囲は馬が佇む広大な庭のほか森林や山々に囲まれ、夜は満天の星空を眺められる環境。自然溢れるロケーションで極上のコース料理を楽しめると人気があります。

▲日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア。飼育している馬が2頭いて、触れ合うことも可能です(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア。飼育している馬が2頭いて、触れ合うことも可能です(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)

日高地方は北海道の中南部の太平洋沿岸にあり、最上級の昆布として知られる日高昆布や競走馬の生産が有名なエリア。日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジアの料理はフレンチとイタリアンの料理技法を取り入れ、無農薬で育てた野菜のほか、極上の出汁が出る日高昆布や地元で水揚げされた魚、潮風を浴びてミネラル分が豊富な大地に放牧されて育った牛のお肉など、近郊の食材をふんだんに使用。自家栽培の野菜が持つみずみずしさやうまみを活かすべく、シェフがアレンジをして見た目も味も素晴らしい逸品を提供してくれます。

▲朝食では自家製ベーコンや自家栽培の野菜のサラダなどを楽しめます(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲朝食では自家製ベーコンや自家栽培の野菜のサラダなどを楽しめます(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)

メニューの具体的な内容は季節ごとに旬の食材を使用するため変わりますが、基本的にディナーは全11品のコース展開です。食前酒、アミューズ、前菜から始まり、魚料理が2品あるのが特徴的。口直しの後に肉料理が出て、デザートやコーヒーなどで締めます。

▲前菜の一例。アイコ(トマト)を使用したラタトューユ(写真左)と羊の生ハムと(写真右)(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲前菜の一例。アイコ(トマト)を使用したラタトューユ(写真左)と羊の生ハムと(写真右)(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲肉料理の一例。仔羊の塩釜焼き(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲肉料理の一例。仔羊の塩釜焼き(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)

食事のみの利用もできますが、お酒も飲みつつ料理を楽しむなら、ゆっくりできるうえ車の運転もせずに済む宿泊がおすすめ。客室はすべてメゾネットタイプで「洋スタイル」と「和スタイル」の2種類あり全7室。客室内の窓からは緑の木々と草原に佇む馬の姿を眺められます。客室内にバス・トイレがありますが、宿泊者は館内にある貸切スパを1時間無料で利用でき、さらに別途料金でエステも楽しめるので、ぜひ利用してみましょう。

▲1階はリビングとバルコニーで、洋スタイルはカーペット敷き、和スタイルは畳敷きです(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲1階はリビングとバルコニーで、洋スタイルはカーペット敷き、和スタイルは畳敷きです(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲洋スタイルも和スタイルも2階はベッドルーム(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)
▲洋スタイルも和スタイルも2階はベッドルーム(写真提供:日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア)

日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジアへの交通アクセスは、車を利用して新千歳空港から約1時間50分、札幌市街からは約2時間10分です。土日や夏の繁忙期などの混雑時を除き、札幌から浦河などを結ぶ都市間高速バスが停車する静内から施設まで無料送迎してくれます(要予約)。施設内の案内や説明は日本語のほかに英語とシンハラ語で対応可能のため、日本語がわからない方でも安心な施設ですよ。

◆実施中の新型コロナ感染症対策
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/従業員の客室サービス(入室)の制限

  • 日高オーベルジュ・ナチュラルリゾートハイジア
    • 住所 〒059-2566 北海道日高郡新ひだか町静内東別383-59
    • 電話 0146-48-2800
    • 営業時間:チェックイン15:00・チェックアウト11:00
      料金:2食付き1室2名利用、1名あたり(税込、サービス料込):49,500円~65,000円(時期により変動)
      定休日:不定

②【真狩・ニセコ】羊蹄山の麓で楽しむ老舗フレンチの味「マッカリーナ」

▲清らかな水で育った野菜を多種使ったサラダ(写真提供:マッカリーナ)
▲清らかな水で育った野菜を多種使ったサラダ(写真提供:マッカリーナ)

マッカリーナは、1997年から営業を続けるフレンチの名店。リゾート地として有名なニセコやルスツ至近の真狩(まっかり)の田園地帯にあるオーベルジュで、富士山に形が似ていて山容が美しい羊蹄山(ようていざん)の麓にあります。真狩など羊蹄山山麓は、山に降り積もった雪が長い年月をかけて地中で浄化された水が各所で湧き出ます。マッカリーナでは、清らかな水で育った真狩産の野菜やハーブ豚、周辺地域で水揚げされた魚介類などを織り交ぜたコース料理を提供しています。

▲羊蹄山の麓にあるマッカリーナ(写真提供:マッカリーナ)
▲羊蹄山の麓にあるマッカリーナ(写真提供:マッカリーナ)

マッカリーナの料理展開はランチコースとディナーコースがあります。ランチは全6品の「Dejuner A」と全7品の「Dejuner B」の2コース、ディナーは全8品の「トラディション」と全9品の「リュックス」の2コースで、すべてレストランのみの利用も可能。ディナーコースは宿泊とモーニングがセットでついたプランもあります。

▲ジャガイモを使った野菜料理の一例。羊蹄山麓はジャガイモの名産地です(写真提供:マッカリーナ)
▲ジャガイモを使った野菜料理の一例。羊蹄山麓はジャガイモの名産地です(写真提供:マッカリーナ)
▲ホワイトアスパラを使った野菜料理の一例(写真提供:マッカリーナ)
▲ホワイトアスパラを使った野菜料理の一例(写真提供:マッカリーナ)

ディナーはスープや野菜料理からスタートし、魚料理と肉料理(トラディションンはどちらか1品)、お米の料理と続き、最後はデザートやコーヒーなど。食材には季節ごとに旬の食材を使い、真狩産のとれたての野菜やイカ、アサリ、エビ、ウニ、ヒラメ、アワビなど北海道の海の幸のほか、仔羊や真鴨などを使うこともあります。どの料理も逸品ですが、特に素材のみずみずしさや甘さを感じられる野菜料理は好評です。

▲白身魚のソイを使った魚料理(写真提供:マッカリーナ)
▲白身魚のソイを使った魚料理(写真提供:マッカリーナ)
▲北海道産牛肉を使った肉料理(写真提供:マッカリーナ)
▲北海道産牛肉を使った肉料理(写真提供:マッカリーナ)

宿泊の客室は、ツインルーム3室と、面積が広いデラックスツインルームが1室あります。全客室にトイレとバスがあり、アメニティは日本製の自然派日用品ブランドの「マークスアンドウェブ」を使用しています。施設内に大浴場や温泉はありませんが、施設から歩いて3分程度で別施設の「まっかり温泉」があり、温泉入浴も楽しめるのも嬉しいです。

▲ベッドはシモンズ製で、デラックスツインにはダブルサイズが2台、ツインルームにはシングルベッド1台あります(写真提供:マッカリーナ)
▲ベッドはシモンズ製で、デラックスツインにはダブルサイズが2台、ツインルームにはシングルベッド1台あります(写真提供:マッカリーナ)
▲共有スペースに宿泊者専用のサロンがあり、フリードリンクも用意されています(写真提供:マッカリーナ)
▲共有スペースに宿泊者専用のサロンがあり、フリードリンクも用意されています(写真提供:マッカリーナ)

マッカリーナへの交通アクセスは、車を利用して新千歳空港札幌市街から約1時間40分です。リゾート地として有名なニセコやルスツからは15~20分と至近にて、ここを拠点に各地へ遊びに行くのもおすすめです。施設内の案内表記は日本語のみで、予約は電話受付のみになりますが、英語とフランス語での簡単な説明や案内は可能なので、日本語が苦手な方も気兼ねなく利用できます。

◆実施中の新型コロナ感染症対策
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/従業員の客室サービス(入室)の制限

  • マッカリーナ
    • 住所 〒048-1615 北海道虻田郡真狩村緑岡172-3
    • 電話 0136-48-2100
    • 営業時間:チェックイン15:00・チェックアウト12:00、レストラン:ランチ11:30~L.O.14:00、ディナー17:30~L.O.20:00(11月中旬~4月中旬は時間変動)
      料金:2食付き1室2名利用、1名あたり(税込、サービス料別):ツイン26,100円(トラディション)・28,600円(リュックス)、デラックスツイン29,100円(トラディション)・31,600円(リュックス)

      定休日:レストラン:水曜、宿泊:火曜・水曜

③【美瑛】小麦畑の丘を眺めながら過ごせる「bi.ble」

③【美瑛】小麦畑の丘を眺めながら過ごせる「bi.ble」

なだらかな丘の風景が写真映えすると人気の地、美瑛にある「bi.ble」は、丘の上に広がる田園風景を見渡せる絶景のオーベルジュ。廃校になった小学校の建物をリノベーションした施設で、レストランとともにベーカリーを併設しています。美瑛は小麦と野菜の一大産地。「bi.ble」の主役は地元の小麦を活かしたパンと野菜です。地元の素材はもちろん、北海道産の肉や魚を活かしたフレンチを楽しめます。

▲建物の眼下に小麦畑が広がります(写真提供:bi.ble)
▲建物の眼下に小麦畑が広がります(写真提供:bi.ble)

ディナーは、華やかな盛り付けでインパクトのある前菜からスタートし、魚料理や肉料理などが続きます。美瑛産の野菜などを主に使用したフレンチのコースでどの料理も逸品なのですが、一押しはパン。レストランとともにブーランジェリー(ベーカリー)も併設していて、パン購入目的で来店する人も多々。美瑛産小麦を使用した焼きたてのパンが絶品です。

▲薪で焼き上げた職人の腕が光る極上のパンを味わえます(写真提供:bi.ble)
▲薪で焼き上げた職人の腕が光る極上のパンを味わえます(写真提供:bi.ble)

客室は全5室ですべてツインルーム。窓の外には小麦畑が広がります。朝食に焼きたてのパンを食べた後、お部屋で寛ぎチェックアウトの時間を忘れてしまうほど、ゆったりと景色を眺めていたくなります。

▲客室の窓から美瑛の田園風景を楽しめます(写真提供:bi.ble)
▲客室の窓から美瑛の田園風景を楽しめます(写真提供:bi.ble)

「bi.ble」への交通アクセスは、車を利用して旭川空港から約15分、JR美瑛駅からは約10分です。周囲には「ケンとメリーの木」など観光名所が数多くあり、ラベンダーが有名な富良野も車で30分前後にて行くことができます。美瑛の食を堪能したら、観光名所めぐりにすぐ出かけられるのも嬉しいです。

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店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/従業員の客室サービス(入室)の制限

  • bi.ble
    • 住所 〒071-0224 北海道上川郡美瑛町北瑛
    • 電話 0166-92-8100
    • 営業時間:チェックイン15:00・チェックアウト11:00、レストラン:ランチ11:00~L.O.14:30、ディナー(要予約)17:30~L.O.19:30(11月~12月19:00)
      料金:2食付き1室2名利用、1名あたり(税込、サービス料別)23,700円~25,900円
      定休日:4月~10月レストラン:火曜、宿泊:月曜・火曜、11月~12月レストラン・宿泊:月曜~木曜、1月~3月全日休

④【オホーツク】森の中の静かな湖畔で過ごす「チミケップホテル」

▲料理一例。フォアグラのテリーヌ、サクランボジュレ(写真左)とイチゴ、ホワイトチョコ、抹茶餅(写真右)(写真提供:チミケップホテル)
▲料理一例。フォアグラのテリーヌ、サクランボジュレ(写真左)とイチゴ、ホワイトチョコ、抹茶餅(写真右)(写真提供:チミケップホテル)

オホーツク地方の山間部にあるチミケップホテルは、観光開発がほとんどされていない森の中の湖畔に佇むオーベルジュ。周囲約7.5kmのチミケップ湖の畔にあり、Wi-Fiはあるものの携帯電話の電波はソフトバンク以外圏外という、都会から隔絶されたロケーションで優雅に創作フレンチを味わえます。

▲花壇がお出迎え(写真提供:チミケップホテル)
▲花壇がお出迎え(写真提供:チミケップホテル)
▲周囲に人工物がほとんどないチミケップ湖の畔にホテルがあります(写真提供:チミケップホテル)
▲周囲に人工物がほとんどないチミケップ湖の畔にホテルがあります(写真提供:チミケップホテル)

チミケップホテルではランチ営業はしておらず、2食付きの宿泊で食事を楽しめます。ディナーは全6品の「スタンダード」と全8品の「ラグジュアリー」の2コースあり、春や夏の繁忙期以外は全5品の「ライト」も加わり3タイプ。どのコースでも可能な限り、北海道産の旬の食材を使用。時期により食材が変わるためメニュー内容も変わりますが、コース展開は概ね変わりません。「スタンダード」は、前菜からはじまり野菜料理や魚料理、肉料理、デザートと続き、「ラグジュアリー」はさらにチーズ料理などが加わります。

▲前菜の一例「常呂(ところ)産ホタテ貝、キュウリ、ナスタチウム」(写真提供:チミケップホテル)
▲前菜の一例「常呂(ところ)産ホタテ貝、キュウリ、ナスタチウム」(写真提供:チミケップホテル)
▲野菜料理一例「グリーンアスパラガス、黄パプリカソース」(写真提供:チミケップホテル)
▲野菜料理一例「グリーンアスパラガス、黄パプリカソース」(写真提供:チミケップホテル)
▲肉料理一例「赤平産鳩肉、トリュフクーリ」(写真提供:チミケップホテル)
▲肉料理一例「赤平産鳩肉、トリュフクーリ」(写真提供:チミケップホテル)

客室は全7室で、ツインルーム、リビング付きのデラックスツインルーム、ダブルルームの3タイプあります。どの室内にもベッドやテーブル、ソファ、トイレやバスなどは揃っていますが、テレビやラジオ、時計はないため静かな空間と自由な時間をゆったりと過ごせます。Wi-Fiはあるものの一部を除き携帯電話もつながらない環境なので、一見すると不便に感じるかもしれませんが、デジタルデトックスをするにはちょうどよい環境だと好評です。

▲ツインルーム(写真提供:チミケップホテル)
▲ツインルーム(写真提供:チミケップホテル)
▲ホテル内から見える湖畔のテラス(写真提供:チミケップホテル)
▲ホテル内から見える湖畔のテラス(写真提供:チミケップホテル)
▲ホテル前の桟橋。カヌーが2艇あり宿泊者は1時間2,000円で利用できます(写真提供:チミケップホテル)
▲ホテル前の桟橋。カヌーが2艇あり宿泊者は1時間2,000円で利用できます(写真提供:チミケップホテル)

チミケップホテルまでの交通アクセスは、車を利用して女満別空港から約1時間、網走市や阿寒湖温泉からは約1時間10分です。11月から4月中旬過ぎ位の間はJR北見駅から事前予約にて無料送迎もしています(所要約40分)。
車で訪れる際、国道などからチミケップ湖まで通じる道路は砂利道の区間もあり、「本当にこの先にホテルがあるのだろうか」と不安に感じるかもしれませんが、視界が開けて湖が見えた時の感動はひとしお。隔絶された大自然の中で味わう絶品の創作フレンチを堪能でき、はるばるやってきてよかったという声が多々あるオーベルジュです。日本語のみの案内になりますが、同行者に片言でも日本語がわかる方がいれば利用できます。

◆実施中の新型コロナ感染症対策
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・うがい・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施/従業員の客室サービス(入室)の制限

  • チミケップホテル
    • 住所 〒092-0358 北海道網走郡津別町沼沢204
    • 電話 0152-77-2121
    • 営業時間:チェックイン15:00・チェックアウト10:30
      料金:2食付き1室2名利用、1名あたり(税込、サービス料込):ツインルーム・スタンダードコース30,800円~37,400円
      定休日:不定

⑤【屈斜路湖】夏季限定2室のみの希少なステイ「屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa」

▲ディナーコース「シカリカップ」料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲ディナーコース「シカリカップ」料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)

「屈斜路湖 鶴雅(つるが)オーベルジュSoRa」は、北海道内で数多くの高級ホテルを展開している鶴雅グループのホテル。北海道東部の観光名所、屈斜路(くっしゃろ)湖のそばにあり、摩周湖や釧路湿原、知床など有名な観光スポットも車で1~2時間程度観光と拠点にも便利な立地です。夏季限定の営業のため、営業日を確認してから利用しましょう。

▲緑に囲まれたログハウスの建物。壁面がガラス張りのところにレストランがあります(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲緑に囲まれたログハウスの建物。壁面がガラス張りのところにレストランがあります(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)

SoRaとは漢字で「昊」と記し、夏の太陽が一番高いところにある空のことを意味します。ログハウスの窓から日が差し込む中でゲストを迎え、北海道の大地のスケール感と食の魅力を堪能していただきたい、という想いがこめられています。レストランの大きな窓から見える広々とした庭の風景がとても印象的で、料理とともに眺めについても評判の高いオーベルジュです。

▲大きな窓の外に広がる緑の風景を眺めながら食事を楽しめます(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲大きな窓の外に広がる緑の風景を眺めながら食事を楽しめます(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)

食事は、近郊の野菜をはじめ、当日市場から仕入れた網走釧路鮮魚、北海道産和牛など、旬の北海道産食材にこだわった創作フレンチを楽しめます。ランチとディナーがあり、ともにレストランのみの利用も可能。宿泊の場合はディナーとモーニング付です。ディナーのコースは9品の「アペ」、10品の「ノチュ」、11品の「シカリカップ」の3種類。

▲シカリカップ魚料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲シカリカップ魚料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲ノチュ魚料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲ノチュ魚料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)

料理展開は、前菜、魚料理、肉料理、デザートなどで、ノチュとシカリカップは温前菜がつくほか、シカリカップはデザートが2品になります。それぞれ、魚料理や肉料理などで内容も変わります。メニュー詳細内容は時期により食材が変わるので変動しますが、品数展開は概ね変わりません。

▲シカリカップ肉料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲シカリカップ肉料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲ノチュ肉料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲ノチュ肉料理一例(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)

客室は、「BERRY」とロフトを備えたメゾネットタイプの「MINT」の2室。ともにスイートルームタイプで、ベッドルームやリビングルーム、テラスがあるほか、バスルームにはシャワーブースとジェットバスもありラグジュアリー感も楽しめます。ログハウスの木の温もりを存分に感じられる造りで、窓の外に広がる緑の風景に心が癒されると好評です。

▲定員4名の「BERRY」。ベッドはシングル2台とクイーンベッド1台あります(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲定員4名の「BERRY」。ベッドはシングル2台とクイーンベッド1台あります(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲定員6名の「MINT」。4名以上の場合はベッドではなく布団になります(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲定員6名の「MINT」。4名以上の場合はベッドではなく布団になります(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲どちらの客室ともジェットバスに入りながら景色を楽しめます(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)
▲どちらの客室ともジェットバスに入りながら景色を楽しめます(写真提供:屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa)

屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRaへのアクセスは、車にて女満別空港から約55分、釧路空港からは約1時間20分です。スタッフ、メニュー表記ともに日本語のみの対応ですが、日本語がわからない方にも都度コミュニケーションを取りつつ対応しているため、外国人旅行者の利用も大丈夫です。客室数が少なく、ランチやディナーのみの利用者も多い人気店なので、早めに予約を入れましょう。

◆実施中の新型コロナ感染症対策
店舗・施設内や設備等の消毒・除菌・洗浄/除菌・消毒液の設置/お客様の入れ替わり都度の消毒/店舗・施設内換気の実施/コイントレイの利用/仕切り板の設置/スタッフのマスク着用・手洗い・消毒・検温の実施/入店人数や席間隔の調整/入場制限、予約制の実施/体調不良のお客様の入店お断り/お客様へのマスク着用のお願い・検温の実施

  • 屈斜路湖 鶴雅オーベルジュSoRa
    • 住所 〒088-3341 北海道川上郡弟子屈町屈斜路269
    • 電話 0154-84-2538
    • 営業期間:レストラン:5/1~10/31、宿泊:2022年は7~9月の土日祝のみ
      営業時間:チェックイン15:00・チェックアウト10:30、レストラン:ランチ(要予約)11:00~14:00(L.O.13:30)、ディナー(要予約)18:00~22:00(L.O.20:00)
      料金:2食付き1室2名利用、1名あたり(税込、サービス料込):36,300円~
      定休日:営業期間中はなし

北海道は大自然にあふれ、日本の中でも有数の農業・漁業が盛んな場所。広大な大地でさまざまな作物が実り、多種多様な海産物が水揚げされています。新鮮で美味しい食材が溢れる北海道を楽しむなら、オーベルジュへの宿泊が絶対おすすめ! 自然景観を眺めながらゆったりとしたひと時を過ごせるとともに、最高級の食材を活かしたコース料理をお酒とともにじっくり味わえます。好みのオーベルジュが見つかるといいですね。

Text by:川島 暢華
※本記事の情報は2022年6月時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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