HOME 浅草 【レポート】最短20分で和服に大変身!浅草で初めての着物体験
【レポート】最短20分で和服に大変身!浅草で初めての着物体験

【レポート】最短20分で和服に大変身!浅草で初めての着物体験

Update: 2017/10/16

東京観光では外せないスポット、浅草。雷門の大きな赤い提灯を見て、浅草寺にお参りし、お隣の上野に足を延ばせば博物館動物園、アメ横など一日では回りきれないほど、さまざまな見どころがあふれるエリアですが、もう一つ、魅力的なスポットをご紹介します。

『JAPAN CULTURE EXPERIENCE TOURS 夢乃屋-YUMENOYA-』は、お手軽に美しい和服の試着体験ができるお店。浅草寺から1分という好ロケーションに加え、着てきた服の上から和服を着られるので着脱の面倒がなく、髪をセットして写真撮影までしてくれて、その日のうちにデータをもらえるという、いたれり尽くせりのサービスが大人気となっています。所要時間は1人20分ほど。時間の余裕がない観光客にとっては、これ以上はないほどありがたいお店なのです。

今日は日本語を広東省の大学で勉強中、夏休みに初来日した4人が、浅草観光の帰り道にこの『JAPAN CULTURE EXPERIENCE TOURS 夢乃屋-YUMENOYA-』で、和服美人に大変身!その様子をレポートします。

好きな着物を選んだら、着付けはプロの手であっという間に完成

好きな着物を選んだら、着付けはプロの手であっという間に完成
どれが似合うかより、どれが好きかで選ぶ!

1階は靴屋のビルの2階にある『JAPAN CULTURE EXPERIENCE TOURS 夢乃屋-YUMENOYA-』に着いた4人。レールに掛けられた数々の着物から、早速自分が着るものを選ぶことに。好きな雰囲気、好きな色、柄で選んでOK!身長が高かろうと低かろうと、サイズは関係なし。和服は着付けのときに調整できるのです。

「うわ~、どれにしよう?」

柄は花柄や扇柄、御車など和のモチーフが描かれ、色は青系から赤系までさまざま。着物が決まったら、さっそく着付けが始まります。

着てきたものはそのままで、上に羽織る形で着付けします
小柄でもウェストのところでサイズ調節ができます

着物の丈はウェストで調節します。そのため腰紐でしっかり縛って長さを調整し、その上に帯を巻きます。帯は、着物の色柄と同じくらい選び方のセンスが問われるところ。着物との思いがけない色合わせでかえって粋に見えたり、同系色で上品にまとめたりと、コーディネートの楽しみがあります。

全長4mある帯を手早く巻いていきます
ピンクの着物にピンクの帯でキュートに

ウエストを飾るのは帯だけではありません。堅い帯の上の部分を飾る帯あげ、組み紐でできた帯を固定する帯締めなど、色合わせを考えながら選んでいきます。このほかにも着物を着るのにはいろんなパーツが必要ですが心配は無用です。スタッフが実にてきぱきと着せてくれます。

和服に合わせて髪もセット

帯を締め終わったら、次は髪の毛を着物に合わせてセットします。長くても短くても、着物に合うように、バランスを見ながら整えてくれます。

こんな複雑な編みこみもあっという間に完成

まるで別人のように変身したみんなは、自然と口数が少なくなっています。もしかして帯が苦しいとか?

「いえ、全然大丈夫です!こんなきれいな和服を着られてうれしい……」

これですべての着付けが終了、次は別室にある小さなスタジオで写真撮影です。さて、どんな撮影になるのでしょうか……?

金屏風の前で撮影スタート

スタジオに入ると、いきなり光る金屏風!この前でポーズをとって写真を撮影します。着物が最も美しく映えるようにポーズ指導をしてくれるのは、さきほど着付けをしてくれたスタッフ。夢乃屋のスタッフのみなさんは、実は100年近い歴史を持つ創作日本舞踊流派「創作日本舞踊孝藤流」に所属している方々なので、和服の着付けやヘアスタイリングなどができるそう。もちろんポージング指導もばっちりです。さあ、金屏風の前にスタンバイ!最初は手を組んで立つ姿。

みんなの見ている前だとちょっと緊張

次は着物の腕を広げて袖の柄を見せるポーズです。指先で袖の端をつまんでおしとやかに。ちなみに、着物はもちろん自分が着たいと思うものを選ぶのがいちばんいいのですが、迷った時は、長身ならば、絵柄全体が見えたほうがいい大柄なものや大胆なデザイン、小柄ならば、たとえ丈の調整をウエストで行ったとしても、絵柄にひびかない小柄なデザインのものがおすすめだそうです。

御車に桜が舞い散るドラマティックな柄が映えています

次は扇子などの小物を使ったカットです。扇子を手首を返して持ち、顔が隠れないようにして、体を傾け……説明すると複雑ですが、その場でカメラマンさんが美しく見えるようにポーズを整えてくれます。

ポーズはカメラマンさんの指導に任せていれば大丈夫!
日本画の有名な美人画「見返り美人」のポーズ。芸術的な形に結んでもらった帯も写真に収めます

最後は正座して座り、手をそろえておじぎするポーズです。最初はとまどいながらポーズをしていたのに、このころはみんな、すっかり和服の所作が自然になり、控え目な笑顔が和服とパーフェクトマッチ。

可憐な笑顔です

最後は全員でポーズ。並ぶだけでその場が明るくなるような美しさです。

長い袖の「振袖」は未婚の女性が着る和服のスタイル

せっかく着たのだから、自分のカメラでも撮影しなくては!思い出したように、自分の携帯で撮影大会が始まります。

「家族や友達に見せたい!」

自撮りやみんなでポーズなど、携帯電話で撮りながらあちこちで歓声が上がります。

着付けをしてくれたスタッフやこの日変身したみなさんと。うまく撮れているかな?

こちらで着ることのできる着物は、絹を使った本物の高価な着物も多いのだとか。ちなみに男性の和服も用意していて、サムライや、小道具を駆使して和装のコミックキャラクターに扮した外国人の方もいるとか。『JAPAN CULTURE EXPERIENCE TOURS夢乃屋-YUMENOYA-』では今回の着物体験&撮影のほか、着物で浅草を周遊するコースや、侍体験、花魁変身体験などもあるそうです。ひそかにそんな願望を持っている方は、日本に来たら試してみてはいかがでしょう。

最後に、みんなが今日和服を着てみた感想は?

「学校の行事で浴衣を着たことはあったけど、こんなきれいな着物は初めてです。本当に貴重な体験でした」

「あまりに早く着られたので、あまり実感がないですが、着せてくれたスタッフがとても器用でびっくりしました」

「やっぱり女性なので、きれいな服は大好きです。着物を着て、江戸時代の街を歩いてみたい。そんな空想が広がります」

「今回茶道博物館などいろんなところに行って、どれもとても楽しかったのですが、着物も最も楽しかったことのひとつです。一生の思い出になりました」

着物を名残惜しそうに脱ぎ、あっという間に洋服に戻った4人。『夢乃屋』を出ると何度もお店を振り返り、まだ魔法が残っているような表情だったのが印象的でした。

※記事掲載時の情報です。

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