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秋葉原の歴史(江戸~戦後・高度成長期~現在まで)

秋葉原の歴史(江戸~戦後・高度成長期~現在まで)

更新日: 2020/05/18

電気街として、そしてオタク文化や日本のポップカルチャーの聖地として有名な秋葉原。近年は多くの外国人が訪れる人気の観光名所だ。多面的な魅力を持った秋葉原の街を紹介する。

秋葉原の特徴

秋葉原は日本の中でも、アニメ漫画といったサブカルチャーに強く精通している街である。アニメ以外にも、アイドルやコスプレといったジャンルのショップやイベントが多くあり、世界中のアニメ好きが注目する街となっている。昔、「秋葉神社」と呼ばれる神社がこの地にあったことから「秋葉原」と呼ばれる様になった。

秋葉原の歴史(江戸~戦後)

秋葉原の歴史(江戸~戦後)

秋葉原は400年ほど前の江戸時代には下級武士の家が建ち並ぶ町であった。その後、明治時代に東京の北のターミナル駅である上野駅から鉄道が延伸され、秋葉原駅ができ街が発展していった。現在の秋葉原の原型ができたのは第二次世界大戦後である。秋葉原周辺にラジオの部品を扱う闇市がたち、1951年の露店整理令によりそれらの露店が鉄道のガード下に収容された。

秋葉原の歴史(高度成長期以降)

秋葉原の歴史(高度成長期以降)

その後、秋葉原は日本の高度経済成長と共にテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電や、パソコンなどを安売りする日本最大の電気街となった。自作で電子工作をする人に向けた部品の販売店も多く出来た。普通の家電店では買えないような部品がそろうことから、たくさんの人が部品を求めて訪れるようになった。

秋葉原の現在

秋葉原の現在

電気街として発展した秋葉原だったが、マンガアニメファンのための店が徐々に増えていく。ファンによる二次創作の作品「同人誌」の専門店も、秋葉原から誕生した。また、アイドルの専用劇場が作られ、現在のアイドルブームの中心地としても秋葉原は有名になった。

秋葉原はオタクの聖地

秋葉原はオタクの聖地

秋葉原は日本でもオタクの聖地としても有名で、萌え系アニメやメイド喫茶など他の街では見られない文化が見られる。特にメイド喫茶は、それを目当てに海外から観光客が来るほど人気がある。

電器店

電器店

秋葉原では、どんな電気製品でも揃う。電子部品ひとつから販売する小規模店から大型家電量販店まで様々な規模の店が軒を連ねている。初めて行く人は目についた店に入ってウインドウショッピングをするだけでも楽しめるだろう。数多くの免税店があり、英語や中国語が話せる店員がいる店も多い。ぜひ買物を楽しんでみよう!

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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