世界が認める「日本のゲーム」No.1は?あの名作タイトルは国境を超えて支持されていた

世界が認める「日本のゲーム」No.1は?あの名作タイトルは国境を超えて支持されていた

Update: 2017/06/23

先日、任天堂の次世代ハード「Nintendo Switch」が全世界同時発売され、大きな話題を集めた。発売日当日は世界中で行列ができたことから、日本のゲームに対する人気の高さがあらためて浮き彫りになったといえるだろう。

最近は日本のメーカーが作ったビッグタイトルが世界中で発売されることも増え、ゲームというものが日本を代表するカルチャーのひとつになっている。では、外国人が支持する「日本のゲーム」はどんなものなのか。LIVE JAPAN編集部では日本在住の外国人15人にアンケートを実施し、海の向こうで人気を集めているゲームタイトルを調査してみた。

「FF」シリーズはグラフィックの美しさと物語性が支持された!

「FF」シリーズはグラフィックの美しさと物語性が支持された!

国内でもRPGの代表格とされている、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』シリーズは国問わず圧倒的な支持を得て、今回のアンケートでは最も票が集まった。

同社の『ドラクエシリーズ』と並び、二大RPGの片翼を担う存在として知られているタイトルだ。2016年11月29日には、シリーズ第15作目が発売され、その出荷本数・ダウンロード販売数は600万本を突破したという。

――アメリカ/30代/男性
「『ファイナルファンタジー6』は名作だね。複数の主人公が悪を倒すために闘うシナリオが胸を熱くさせたよ。途中で世界が崩壊してしまう流れは、“戦争”という世界が経験したできごとを元にしているようで、深く考えさせられたしね」

――ドイツ/20代/女性
「シリーズの中でも、7と8が印象に残ってるわ。自分の信念に従って闘う主人公たちの姿は、私の青春を素晴らしいものにしてくれたの!」

――イギリス/30代/男性
「文句なしに『ファイナルファンタジー』シリーズが好き」

――フランス/20代/男性
「一番好きなのは、『ファイナルファンタジー7』だよ。“惑星の生命を尊重する”という強烈なメッセージ性をもっていて、最高のゲームだった」

シリーズ作品のため、各々に思い入れがあるタイトルをあげてくれたが、最も支持されたのは『ファイナルファンタジー7』。

本作はシリーズ初となるプレイステーション用のソフトで、全世界での総出荷本数は約1,000万本に迫る数字を記録しているという。国内でもシリーズ最高傑作との呼び声が高く、リメイクを希望するファンが跡を絶たなかった。

それを受け、なんと今年、リメイク版が発売されることに。グラフィックやUIが一新され、最高傑作がどのように生まれ変わるのか、全世界が注目をしているタイトルだ。それも踏まえ、同シリーズは外国人が支持するNo.1ゲームタイトルといっても過言ではないだろう。

日本を代表するあのゲームメーカーのタイトルも人気!

日本を代表するあのゲームメーカーのタイトルも人気!

世界中で知られているゲームメーカー、任天堂。ニューヨークには任天堂の直営店「Nintendo World Store」があり、日々ゲームファンが押し寄せている。もちろん、この任天堂から発売されているタイトルをあげる声も多かった。

――韓国/30代/男性
「『スーパーマリオ』シリーズは超有名。僕の周りでもプレイしている人が多かったよ。その派生タイトルである『マリオカート』も人気だね。僕自身、初めて買ったゲームが、この『マリオカート』なんだ」

――アメリカ/20代/男性
「『ゼルダの伝説』がとにかく好き!音楽も良いし、謎に満ちたダンジョンを探索するのが面白いね。冒険者になった気分が味わえるんだ。特に『風のタクト』がイチオシだよ」

――カナダ/20代/女性
「私が好きなのは『MOTHER2』。登場するキャラクターや敵、アイテムなど、どれも良い意味でRPGっぽくなくて面白かったの」

『マリオ』や『ゼルダ』は、任天堂を牽引するタイトル。「Nintendo Switch」と同時に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が発売され、今後の待機作として『マリオカート8 デラックス』や『スーパーマリオ オデッセイ』が控えていることから、任天堂の力の入れようがうかがえる。

また、『MOTHER』シリーズも根強いファンがいるタイトル。2006年に『MOTHER3』が発売されて以降新作の発表がないが、過去作を名作としてあげる人は多く、時代を超えて語り継がれる名作といえるだろう。

そして、やっぱり「ポケモン」は外せない!

そして、やっぱり「ポケモン」は外せない!

また、アニメが放送されていることもあり、『ポケモン』シリーズの人気も高かった。

野生に登場するモンスターを捕まえ、他者と「交換」することも楽しみのひとつである同シリーズ。最近ではネットワーク技術の発達により、外国のプレイヤー同士で交換することも可能になった。

実際にプレイしてみると、アメリカ人プレイヤーからピカチュウが送られてくるなど、国境を超えた広がりを感じることができる。

――アメリカ/20代/女性
「『ポケモン』シリーズは大好き!みんなプレイしてたよ」

――フランス/20代/男性
「『ポケモン』は本当に素晴らしいゲームだね。大人も子どももみんな楽しめると思うよ」

第1作が登場したのは1996年、以降、定期的に新作が発表され、昨年末『サン&ムーン』がリリースされたばかり。この最新作の売上は、なんと1469万本を突破したとのこと。

今回のアンケートでは大人をターゲットにしていたため、『ファイナルファンタジー』シリーズよりも支持する声は少なかったが、その売上を見るにつけ、世界中で支持されていることに間違いはないだろう。

国境を超えて愛される「日本のゲーム」。普段ゲームをあまりしない人でも、一度は耳にしたことがあるタイトルが並んだのではないだろうか。言葉が通じなくても、ゲームプレイを介して交流を深める。今後、ゲームは外国人との絆を結ぶツールになり得るものなのかもしれない。

Written by:

五十嵐 大

五十嵐 大

83年生まれのフリーエディター・ライター。マンガを読みながらゴロゴロするのが趣味。デスゲーム系から胸キュン少女マンガまで、守備範囲は広め。

※記事掲載時の情報です。

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