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「両国国技館」周辺に行くなら立ち寄りたい!おすすめグルメ&観光スポットまとめ

「両国国技館」周辺に行くなら立ち寄りたい!おすすめグルメ&観光スポットまとめ

更新日: 2021/02/08

日本の国技である相撲は、力くらべからはじまり、農作物の収穫祭での儀式、武士の戦闘訓練、庶民の娯楽など、日本人の生活と深くかかわりながら1500年以上も愛されてきた日本の伝統文化の一つ。現在、スポーツとしての相撲は世界各地へと広がり、国際大会も行われています。

今回はそんな相撲が行われる「両国国技館」周辺に行った際におすすめの観光情報を厳選して紹介します。

※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、営業時間の短縮や臨時休業をしている場合があります

両国国技館はどんな場所?

(画像提供:日本相撲協会)
(画像提供:日本相撲協会)

両国国技館」では、1400年の歴史を持つ日本の国技・相撲を観戦できます。1万人以上を収容できる館内は、椅子席もありますが、4人ひと枠で仕切られた日本伝統の観客席「桝席」が人気です。こちらの席は飲食・写真撮影可。また、お茶屋さんと呼ばれる相撲案内所や優勝トロフィーなどを観覧できるスペースもあり、大会日は多くの人でにぎわいます。

大相撲を開催していない時期には、格闘技の試合・コンサートなど、さまざまなイベント会場として使われています。

両国国技館へのアクセスは?

両国国技館は、外国人旅行者に人気の浅草やかっぱ橋道具街、スカイツリーからも近い「両国」にあります。JR総武線「両国」駅西口より徒歩2分、都営地下鉄大江戸線「都営両国」駅A3出口より徒歩5分。浅草からなら都営浅草浅草橋でJR総武線に乗りかえます。

浅草から歩くと、約40分。スカイツリーからなら墨田区内循環バスが便利です。スカイツリーからは「押上」駅B3出口近くのバス停から南部ルートのバスに乗るのが便利です。

両国国技館周辺のおすすめスポット①浅草寺周辺の知る人ぞ知る穴場スポット

両国国技館周辺のおすすめスポット①浅草寺周辺の知る人ぞ知る穴場スポット

まずは浅草エリアの見逃しがちだけど魅力満載の観光スポットをご紹介しましょう。

東京随一の観光名所 浅草寺は628年に創建された歴史ある寺院。そのシンボルともいえる山門の雷門(正式名は風雷神門)には高さ約3.9メートル、幅約3.3メートル、重さ約700キロの巨大な提灯がかけられています。この雷門、正面から見て通り過ぎてしまう人も多いのですが、ぜひ提灯の底は見てほしい場所です。

提灯の底には木彫りの龍が組み込まれており、龍は丸い珠を手にしています。この珠は願い事をなんでも叶えてくれるという「如意宝珠」。雷門のみならず宝蔵門と本堂の提灯の下にも木彫で龍が描かれています。さらに気を付けてみると浅草寺のあちらこちらに龍を発見できるでしょう。

実は浅草寺の山名は「金龍山」。これは浅草寺に伝わる縁起(ご本尊である観音さま示現の3日後に天から金の鱗をもつ龍が松林の中にくだった)によるもので、寺舞として奉演される「金龍の舞」も、これに因みます。龍は縁起のいい聖獣、幸せを祈りながら探してみてください。

遊び心が楽しい伝法院通りはぜひ立ち寄って

浅草寺観光は、雷門、仲見世、浅草寺を見て満足してしまいがちですが、見逃してはもったいない場所があるんです。それは浅草寺の本坊である伝法院へと続く「伝法院通り」。門柱に浅草寺宝蔵門で使われていた鬼瓦が取り付けてあったり、人相書き(指名手配)の札に書かれていた鼠小僧が、屋根の上で盗んだ銭箱を持った鼠小僧が潜んでいたり。 遊び心に思わず「フフフ……」と笑ってしまいそう!

日が暮れると、「地口行灯(じぐちあんどん)」という洒落言葉が書かれた行燈に光が灯ります。江戸情緒たっぷりの行灯は風情ある街並みを照らしだし、まるでタイムスリップしたよう。

またこの界隈は、お店が閉まるとシャッターに描かれた浮世絵風の絵が現れます。それぞれに趣向を凝らした絵は見ているだけでも楽しくフォトジェニック。伝法院通りの不思議空間を、あちらこちらと眺めながら、彷徨ってみてくださいね。

スカイツリーを見ながら隅田川テラス散策!お花見や夜景を楽しむ川床も!

隅田川の両岸に沿って整備されている「隅田川テラス」は、提防の役割も果たす親水テラス。ところどころに葛飾北斎などの錦絵が飾られ、花々が咲き競う花壇もあり散策が楽しい遊歩道です。中でも、「浅草」駅から徒歩1分の場所にある吾妻橋から―駒形橋―厩橋までの間は、隅田川をバックにしたスカイツリーの絶景を望める散策コース。

2020年6月には、浅草寺~北十間川エリア~東京スカイツリータウンまでの東西軸を整備した水辺周辺エリアに鉄道高架下複合商業施設「東京ミズマチ」が誕生。また、東武スカイツリーライン「浅草」駅から歩いてすぐの場所には、連絡歩道橋「東京スカイツリー浅草連絡歩道橋 すみだリバーウォーク」が開通しました。

浅草~駒形~蔵前周辺には川床テラスがあるお店もあるので、隅田川に映る夜景とスカイツリーを眺めながら、美味しいお酒や食事を楽しんではいかがでしょうか。

素晴らしい風景を眺めながら川床テラスで楽しむ美味しいお酒や食事は、忘れえぬ思い出を紡いでくれるでしょう。

両国国技館周辺のおすすめスポット②日本の技の粋が集まる合羽橋でショッピング

調理や飲食店関係のものなら揃わないものはない、といわれる「かっぱ橋商店街」。800メートルほどの道路の両側に170店以上の店が並んでいます。プロが使う一流品から日常で使える料理道具まで専門店街ならではの品揃えは圧巻!

巨大なコック像が目印の食品厨房用品店

かっぱ橋道具街の南側入り口にある食器厨房用品の卸売店「ニイミ洋食器店」は合羽橋商店街のシンボル的なお店。屋上に鎮座する「ジャンボコック」像は、かっぱ橋道具街のシンボル。和食洋食、中華の各種テーブルウエアやカトラリー、漆器や木製品など幅広い品揃えを誇っており、お子様ランチシリーズなどオリジナルの商品も人気です。

まるで本物!「食品サンプル」作りができる【元祖食品サンプル屋】

まるで本物と見間違えてしまうほどそっくりな「食品サンプル」は、海外から熱い視線を集める人気のお土産品。もはやアート!と言われるこの食品サンプルを、実際に製作体験し、作品を持ち帰ることができるお店が合羽橋の「食品サンプル屋 合羽橋店」。

使用する原料は蝋(ろう)。絶妙な温度調節によって液体から固体に変化させ、天ぷら2品とレタス1個を製作します。瞬間的に食品サンプルが出来上がる様子に、驚きの歓声が!初めてでもスタッフの方が手取り足取り、しっかり教えてくれるので安心です。

完成品はこちら!食品サンプル製作体験は、基本的には日本語での説明が中心ですが、英語対応のスタッフの勤務時に予約も可能。お湯や溶けた蝋を使って作業をするため、体験前に注意事項の説明があります。日本語に不安がある人は、安全上確実に理解するために、通訳できる人が同行したほうが安心です。

両国国技館周辺のおすすめスポット③蔵前「結わえる」一膳めし屋で日本の食のパワーを知る

「蔵前」はレトロなおもちゃ問屋が集まり、また近年は手仕事の作品を扱うステキなショップやカフェが集まる人気の町。その蔵前に、日本の健康食・玄米と和食を美味しくリーズナブルに味わえるお店「結わえる」があります。

玄米はビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で体に良い食べ物ですが、固くて食感も悪く美味しくありません。しかし「結わえる」では独自の製法でこの玄米を美味しくモッチモチに炊き上げ「寝かせ玄米」として商品化し販売しています。そのショップの隣に、寝かせ玄米と美味しい料理を楽しめる食事処があり、昼には「一膳飯屋(ランチ)」、夜には「酒場(ディナー)」として営業。

ランチは、数種類用意された汁物・主菜・副菜数種、お漬物などの中から選んで自分好みの定食を作ります。「ハレ箱膳定食」は、日替わりの主菜1品と副菜2品、汁物1品をお好みで選びます。一汁二菜箱膳定食」は、おばんさい2品と汁物一品、寝かせ玄米にはゴマやシソなどのふりかけもトッピングできます。ボリュームたっぷりでお値段もリーズナブル、そして何より美味しくて堪らない大人気のランチです。

夜になると一膳飯屋は「酒場」に代わります。お店の中の100インチの大画面スクリーンでは、国際大会や日本代表クラスのスポーツを放映! 純米酒やどぶろく、発泡系日本酒、地ビールや生ワインなど様々なお酒や、美味しいおつまみ、お料理をいただきながら、観戦できます。

もしも「結わえる」に行くのが土曜日ならば、あなたはとてもラッキーな人。なぜなら土曜日限定の寝かせ玄米のおはぎが買えるから!これはもう、一度食べたら恋焦がれてしまう美味しさ。このおはぎの虜になってしまった人たちが行列をなすほどの人気です。

  • 結わえる 本店
    • 住所 東京都台東区蔵前2-14-14
    • 電話 03-5829-9929
    • 定休日:日曜日、お盆休み、年末年始
      営業時間:一膳飯屋 11:30~14・30(L.O. 14:00)、酒場 17:30~23:00(L.O. 22: 30)
      ※土曜・祝日は17:00~22:00(l.o.21:30 )
      【物販】11:30~20:00

両国国技館周辺のおすすめスポット④温泉やサウナも楽しめる「MUSTARD HOTEL ASAKUSA1」

両国国技館周辺のおすすめスポット④温泉やサウナも楽しめる「MUSTARD HOTEL ASAKUSA1」

両国国技館周辺の宿泊でおすすめしたいのは「MUSTARD HOTEL ASAKUSA1」。地下鉄浅草駅から徒歩約5分、主要観光スポットにも近く、浅草の観光に便利な場所に位置しています。

日本らしさを味わいながら快適に過ごせる設備が整っており、しかもリーズナブルな値段で泊まれます。ホテル内には準天然温泉「光明神々温泉(R)(人工温泉)」とサウナもあるので、旅の疲れもゆっくりと癒せます。

さらにホテルの1階の広いスペースは、朝は「GRADEN HOUSE CRAFTS」の自家製天然酵母の焼き立てのパンによるホットドック(有料)を味わうことができる朝食会場に、昼と夜には「ポンチ軒 浅草雷門店」が出店します。ポンチ軒は、ミシュランのビブグルマンに2015年から6年連続で選出されているとんかつの名店。日本が世界に誇る美味しいとんかつを、ホテルに居ながらにして味わえるなんて嬉しいですよね。

宿泊エリアには。男女混合タイプ(3フロア)と女性専用のドミトリー(1フロア)があり、一人旅の女性でも安心して過ごせるように工夫されています。ほかに、2段ベッドを2台そろえた4名まで利用できる男性専用と女性専用の貸切り部屋も用意されています。

タオルとバスタオルが用意されているほか、ホテル内に湯沸かしポット・冷蔵庫・ドライヤーがあり、アイロン・加湿器・車椅子が貸出可能です。(※客室により異なります。詳しくはホテルにご確認ください)

※本記事の情報は2020年7月時点のものです。

  • MUSTARD HOTEL ASAKUSA1
    • 住所 東京都台東区雷門2-13-1
    • 電話 03-5830-8031
    • 営業時間:チェックイン 14:00/チェックアウト 10:00
      定休日:無休

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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