HOME やはり王道が1位? 富士そば、丸亀製麺で外国人にも人気のメニューTOP3を聞いてみた
やはり王道が1位? 富士そば、丸亀製麺で外国人にも人気のメニューTOP3を聞いてみた

やはり王道が1位? 富士そば、丸亀製麺で外国人にも人気のメニューTOP3を聞いてみた

更新日: 2021/02/22

日本人にはおなじみの外食チェーン店ですが、外国人にはどのようなメニューが人気なのでしょうか。

今回は過去に公開した記事の中から、富士そばと丸亀製麺で聞いた人気のメニューTOP3を紹介します!

【富士そば】外国人に人気のメニューは、食べ応えありのあの一品! 玉子とタレの甘辛さがたまらない…

【富士そば】外国人に人気のメニューは、食べ応えありのあの一品! 玉子とタレの甘辛さがたまらない…

今回お邪魔したのは、秋葉原にある「名代 富士そば 秋葉原電気街店」。秋葉原駅からもほど近く、日本人客、外国人観光客でごったがえす電気街の入り口にお店を構えています。全25席とコンパクトな店構えではありますが、全テーブルに椅子が用意されており、座っておそばを味わうことができます。

さて、このお店ではどのメニューが人気なのでしょうか? 外国人観光客に人気メニューベスト3と、その人気の理由を聞いてみました。

1位:かつ丼(500円・税込)※地域により、金額に差があります

富士そばの秋葉原電気街店で外国人に人気ナンバー1のメニューは、意外にもおそばではなく「かつ丼」でした!とんかつを出汁と醤油のきいたツユで煮て玉子でとじたかつ丼は、確かに日本オリジナルのメニュー。「日本に来たらかつ丼を食べてみたい!」とこれを目当てに来店される方も多いそうです。

どうですか、この厚さ!富士そばのかつ丼はしっかりした一枚肉で、食べ応えたっぷり。だしの香りの豊かな特製ダレに玉子がからみ、絶妙なうまさ。シャキシャキした玉ねぎの食感も食欲をそそります。タレの染み込んだ白米も、いくらでも食べられそう…。

富士そばの看板メニューのひとつというだけあって、外国人にも人気というのもうなずけます。こんなかつ丼を490円で食べられるなんて、出費がかさみがちな旅行者にもうれしいところでしょう。また、そばが苦手という外国人の方も多いらしく、そういう方が注文されることも多いそうですよ。

2位:肉富士そば(530円・税込)※地域により、金額に差があります

外国人人気ランキング第2位は、おそばの上に豚肉と温泉玉子がのった肉富士そばです。あっさりしたそばの味わいと肉のボリューム、両方を楽しめることが人気の秘訣のよう。玉子にはしっかり火を通す傾向のある外国人観光客には、温泉玉子にも興味津々だそうです。生玉子には抵抗があるという方でも、温泉玉子なら食べられる人も多いようです。

4~9月には季節限定で、冷たいそばの上に豚肉と温泉玉子、さらに辛味ダレののった「冷やし肉富士そば」も提供されています。こちらも一味違う美味しさと、暑い中でもツルツル食べられる味わいで人気だそうですよ。

3位:天ぷらそば(430円・税込)※地域により、金額に差があります

外国人人気ランキング第3位となったのは、おそばの上にカラリと上がったかき揚げがのった天ぷらそば。店内で揚げられたサクサクの天ぷらをそばつゆにひたして食べるのは、外国人にも人気なんですね。富士そばのそばつゆは、挽きたて出汁と小豆島の醤油から作る特製のかえしから作られているそうで、そのこだわりは外国人観光客にも伝わっているようです。

定番メニュー「かつ丼」「天ぷらそば」は鉄板の人気

さて、外国人に人気のメニューを見てきましたが、かつ丼や天ぷらそばという王道メニューが鉄板人気のようです。また、やはりボリューム感を求めるお客様も多く、肉系や揚げもの系は常に大人気だそう。

店長:「日本人、外国人を問わず、富士そばのオリジナルメニューである肉富士そばをぜひ食べて欲しいです。暑い季節は冷たい冷やし肉富士もありますので、さっぱり召し上がっていただけます。

外国人のお客様は、冷たいそばに慣れていなかったり、独特のクセを苦手とされる方も多いようで、温かいそばを頼まれる方も多いんです。でも、弊社は割とリーズナブルな価格設定にしていますので、外国人のお客様にもぜひ冷たいもりそばなどにチャレンジして欲しいですね。ワサビを多くして欲しいといったようなご要望にもお答えしますので、気軽に言っていただければと思います」

【丸亀製麺】売上TOP3は定番メニューが上位を独占

【丸亀製麺】売上TOP3は定番メニューが上位を独占

続いては本格的な讃岐うどんを提供する大人気チェーン店「丸亀製麺」から。国内店舗で人気のうどんメニューTOP3はこちら!

1位:かけうどん(並300円・税込)
2位:ぶっかけうどん(並300円・税込)
3位:釜揚げうどん(並290円・税込)

誰もが一度は頼んだことのある定番メニューが上位を独占しました。とはいえ、かけ、ぶっかけ、釜揚げの違い、実はちゃんと分かっていない人もいるのでは。広報担当の齋藤さんにご説明いただきました!

「かけうどんとぶっかけうどんは一度水で締めた麺を使っています。釜揚げうどんは、釜から直接、茹であげたうどんをすくって提供しています」

提供の仕方が違う分、食感もまったく異なります。

「ぶっかけは水でしめている分、つるっとしたのど越しと、しっかりとしまりのある歯ごたえが特徴です。反対に、釜揚げうどんはゆでたてのもちもちした食感です」(齋藤さん)

がつんと食べ応えを重視したいときはぶっかけ、もちもち食感が恋しい気分のときは釜揚げ、と食べ分けるとよさそうですね!

丸亀製麺の海外店舗で人気のメニュー!タイ、ハワイ、インドネシア…

丸亀製麺は海外でも人気があり、アメリカ、オーストラリア、中国、タイなど13の国と地域、228店舗を展開しています(2019年11月現在)。海外ならではのユニークなメニューも多数あるそうです。

海外店舗では、現地の方の舌に合わせたメニューが多く、人気があります。たとえば、がっつりした肉料理が好まれるハワイでは『肉玉うどん』が人気No.1です。ワイキキ店では、オープン当初から、行列が絶えません。

イスラム教徒が多いインドネシアでは、通常の鰹ベースのうどん出汁だけでは、日本料理に馴染みのない方々に受け入れてもらえないだろうという予測から、『鶏白湯うどん』が誕生。

現地の方に馴染みのある鶏肉ベースであり、老若男女から受け入れられやすいクリーミーな舌触りを追求した結果、見事人気メニューになっています。

いつも注文する一品以外にも食べてみたくなったメニューがたくさんあるはず。海外に行ったら、現地の丸亀製麺へも足を運んでみてくださいね!

※本記事は、2018年10月取材「富士そば」、2019年2月取材「丸亀製麺」の記事内容を再編集したものです。

※記事掲載時の情報です。
※価格やメニュー内容は変更になる場合があります。
※特記以外すべて税込み価格です。

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