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「スパ ラクーア」は東京のど真ん中にある極楽温泉! 1日楽しめて夜景も最高

「スパ ラクーア」は東京のど真ん中にある極楽温泉! 1日楽しめて夜景も最高

更新日: 2020/12/02

「日常から離れてちょっとリラックスしたい」「日ごろ頑張っている自分にご褒美をあげたい」――そんな人におすすめなのが、東京・後楽園にある東京ドーム隣接のスパ施設「スパ ラクーア」です。

東京の真ん中にいながら南国リゾート気分を味わえるスパ ラクーアは、1日中楽しめる豪華な温泉施設。カップルや友人同士にもおすすめの人気スポットです。今回はそんなスパ ラクーアの魅力をたっぷりご紹介します。

都心で贅沢に天然温泉が楽しめる「スパ ラクーア」

都心で贅沢に天然温泉が楽しめる「スパ ラクーア」

東京ドームに隣接した「ラクーア(LaQua)」は、レストランやショップなどが入った複合商業施設。ビルとジェットコースターがくっついたようなユニークな建物でも有名です。その中にある温泉施設が「スパ ラクーア」です。2003年5月に開業、2017年10月にリニューアルオープンしました。露天風呂や大浴場のほか、さまざまなアトラクションバスやサウナがあるので「何回訪れても楽しめる」として評判の温泉施設なんです。

アクセスも非常に良く、JR東日本や東京メトロ、都営地下鉄など5路線4駅から最短で徒歩約1分、最長でも徒歩約6分以内の好立地なのも特長です。

施設内にはカフェ&レストランやトリートメントサロンもあり、11:00~翌朝9:00まで営業しています。

入館料にはバスタオルや館内着のレンタル料が含まれていて、大人2900円(税込)、6~17歳(18:00までの利用のみ)2090円(税込)が基本料金。これに休日の場合はプラス350円(税込)、深夜(1:00~6:00の利用)は1980円(税込)の割増料がかかります。施設内の「ヒーリング バーデ」利用の場合には、別途専用ウェアレンタル料880円(税込)が必要です。

一度チェックインしたら時間制限なく滞在できるので、都心で仕事や遊びの帰りに立ち寄る人、朝から温泉に入ってリフレッシュする人、深夜に来てそのまま宿泊していく人など、その人によってさまざまな利用方法があるのも魅力です。女性なら、入館料割引のほかに施設内でのさまざまな特典があるレディースデー(水曜日)が狙い目。

チェックインでリゾートへ!

では早速チェックインしてみましょう。

ラクーアの5Fから9Fがスパエリアになっていますので、専用エレベーターで6Fフロントへ行きましょう。

まずは入館の前に靴を脱いで、シューズロッカーへしまいます。ロッカーを施錠したら、キーを無くさないように注意。

フロントでチェックインをすると、リストバンドと館内着引換え用のクリスタルバーをもらえます。受け取ったら、リネンカウンターに進みましょう。

こちらのリネンカウンターでクリスタルバーを出せば、メッシュのトートバッグに入った館内着とバスタオル、フェイスタオルを受け取ることができます。

施設内で持ち運べるミニトートバッグも無料貸出しているので、スマートフォンや目薬、リップなどを持ち歩きたい人には便利ですよ。

館内着は女性用に3種類あり(男性用は1種類のみ)、そのうち2種類は2019年7月にリニューアルしました。一番人気はレッドのワンピースタイプだそう。もし親子で行く場合には、イエローのチュニックタイプでお子さんとお揃いにしてもカワイイですね。

広くて明るく、清潔感のあるロッカールーム。

フロントで受け取ったリストバンドに書かれている数字が、自分のロッカー番号です。鍵の開け閉めもリストバンドを「ピッ!」とかざすだけでOK。施設内での利用料支払いは全てこのリストバンドで行って、チェックアウトの際に精算をするシステムです。お財布を持ち歩く必要もなく、身軽に楽しめますね。

窮屈な洋服を脱いでロッカーにしまったら、そこからはリゾート気分の始まりです!

突然のお泊り、手ぶらもOK!

スパ ラクーアは特に女性をターゲットにしている施設ということもあって、女性にとって嬉しい工夫がたくさん!

女性は「お化粧品を持ってきていないのに、すっぴんになるお風呂やお泊りはちょっと……」と抵抗があるもの。でも、話題の「コスメティックバー」ならブラシセット(税込100円)の購入で最新コスメを試せます。もちろんフルメイクOKの品揃えです。

メイク落とし洗顔料や化粧水、乳液、ボディローションも備えてあり、ヘアゴムやヘアブラシ、歯ブラシ、T字カミソリも完備!ヘアドライヤーも、普通のタイプとブラシ付きタイプの2種類が揃っている上に、整髪料まで用意があるのにはびっくりです。

パウダースペース脇では、下着や生理用品も購入でき「突然のお泊り対策」はバッチリ。ちなみに、施設内では男性用のYシャツなども購入することができます。スパの外にたくさんある施設の中にもコスメショップなどがありますので、あらかじめ購入してからチェックインしてもいいですね。

自家温泉でゆったり「美人の湯」効果♪

自家温泉でゆったり「美人の湯」効果♪

スパ ラクーアは、地下1700mから汲み上げている天然温泉。空気にさらされることで琥珀色のお湯に変わります。

泉質はナトリウム塩化物強塩温泉で、肩こり・冷え性・疲労回復などの効果があるとされ、保湿・保温性に優れています。「痩身の湯」「美人の湯」とも呼ばれているそうですよ。お湯はさらっとしていて臭いもなく、加熱式温泉のため温度も程よく調整されており、どなたでも入りやすいです。

内湯には大浴場のほか、酸素泉「シルキーバス」、ジャグジーの「バブルピット」、テレビを観ながらのんびりできる「ハイドロフット」などがあります。

ジャグジーバスは思った以上に強力なジェット噴射で、マッサージされるような感覚がとっても気持ちいいです。

白く濁ったように見える酸素泉は、保湿効果が高いので全身しっとりした肌になれます。

お風呂に浸かって温まってきたら、目の前の壁に設置されたテレビを観ながらハイドロフットで一休みしてみましょう。

都心の一等地で露天風呂の贅沢♪

大都会の真ん中で露天風呂が味わえるのもスパ ラクーアの人気のヒミツ。ビル群の中にあるため、残念ながらお風呂から外の景色は臨めませんが、一瞬都会にいることを忘れてしまいそうな解放感です。

明るい露天風呂は、天然温泉の「岩風呂」・43℃に加熱した「あつ湯」、2017年のリニューアルで加わった炭酸泉「檜風呂」の3つが楽しめます。

檜風呂のお湯が白っぽいのは、酸素泉のため。ここに炭酸泉も加わるため、新陳代謝を高め美肌効果もあるといわれています。岩風呂と檜風呂を交互に入るのがおすすめなんだそうです。

本格サウナもたっぷり!

これだけお風呂が充実している上に、さまざまな種類のサウナも楽しめるため「サウナ-」のリピーターも多いのだとか。サウナにはリラックス効果やデトックス、美肌、冷え性改善などの効果があるといわれているので、日ごろストレスを溜め込んでしまっている人には積極的に体験して欲しいところです。

スパ内の女性用サウナは、中高温サウナ、ミストサウナ、フィンランドサウナの3種類。

ミストサウナ「テルマーレ」は、高温ではないのでサウナが苦手な人も大丈夫!

中高温サウナ「シュテフィ」は、サウナ内にテレビもあります。また、1日に数回スタッフによるタオルで熱風をかける「アウフグースサービス」も受けられますよ。

フィンランドサウナ「ヤルヴィ」では、サウナストーンに水をかけてサウナ内の温度を調節することもできます。サウナストーンにかけるお水には、アロマが入っていてサウナ内が何ともいい香り!

お風呂上りはすっぴんでラウンジへ

お風呂とサウナを楽しんで心地よく汗をかいたら、ラウンジでリラックス。ラウンジは男女共用と女性専用のスペースに分かれていて、女性はロッカールームから直接行くことができます。これなら女性でもすっぴんのまま気兼ねなくラウンジへ向かえますね。

ラウンジでは無料Wi-Fiとコンセントの利用ができるので、スマートフォンやタブレット、PCなどを持ち込んでもOKです。

男女共用スペースも充分な席数!

女性用ラウンジはタイプが2種類。こちらはシートにテレビが付いているタイプ。

ところで、スパ ラクーアでは、特に香りにこだわっていて、アロマを特別に調合してもらっているのだとか。どうりで施設内はどこもかしこもずっといい香りがしているわけですね。

こちらはもう一つのタイプで、シートにタブレットが用意されています。

睡眠をとりたい時や湯冷めしたくない時には、肌触りのよいブランケットの用意もあります。

ラウンジでは、各シートにある電話でドリンクやフードをオーダーすることができます。カフェは男女共用スペースにあるのですが、シートまで持ってきてくれるので、女性専用ラウンジから出る必要もありません。

フードメニューも豊富でお手軽な価格なのが嬉しいところ。

ヒーリング バーデは絶対に行って!

ここまででも充実した施設なので、満足される方も多いでしょう。ですが、スパ ラクーアに行ったのなら「ヒーリング バーデ」もぜひ体験して欲しいところです。

ヒーリング バーデには、南国リゾート感たっぷりのフロアにさまざまなタイプの岩盤浴効果のあるサウナとラウンジがあります。男女共用スペースになっているのでカップルや夫婦にもぴったり。

このエリアは、専用の館内着(税込880円)に着替えていきます。

ロッカールームからヒーリング バーデに向かう途中、待ち合わせスペースにもなるランデブーデッキ。

天気のいい日はランデブーデッキで太陽を浴びながら、景色が楽しめます。夜は夜景もきれいだそうです。

メンバーが揃ったら、階段を上って別空間の入口へ。扉を開けると……。

リゾート感満載!の空間が広がります。

夜は夜景を観ながらのんびりと過ごせそう。

屋外デッキはインスタ映え間違いなしなので、ぜひ写真を撮って!

トロピカルドリンクも映えますね。ヒーリング バーデ内のカフェでは、ミネラルウォーターやトロピカルドリンク、軽食などのカフェメニューがいただけます。

全てのフロアは床暖房で足元からぽっかぽかです。この休憩コーナーでは、毎週火曜日の14:00~・16:00~に、女性限定でヨガ教室も行われているそう(参加料・税込500円)。

ヒーリング バーデ内には、低温サウナが4種類、クールサウナが1種類あり、そのうち1つは女性専用となっています。

幻想的な「橙幻宮(とうげんきゅう)」は、ゲルマニウムのデトックス効果が期待できる低温サウナ。バスタオルを敷いて寝ころべば、芯からじわじわっと温まります。カップルで寝ころんでいる人も多かったですよ。

老化防止や解毒作用をもたらすといわれる黄土の遠赤外線効果を使用した低温サウナ「黄土房(おうどぼう)」。

心身のリラックスが期待できる「紅倩洞(べにせいどう)」。女性専用です。

「鈦虹洞(たいこうどう)」では、「アクアチタン」を使ったファイテン社ならではの技術で発汗効果を高めます。

たっぷりリラックスしたらグルメも堪能♪

リラックスしたところで、お腹がすいたらレストランへ。施設内には、カフェとレストランがあわせて6つ。しっかりした食事から軽めのおつまみまで楽しめます。

陽光がたっぷりふりそそぐラクーアリビングでもお食事を楽しめます。

ヘルシーなフードやデザート、ワインなども揃う「カフェ カーサ&デリ」。

デリの前にはお食事をお楽しみいただけるスペースと、その奥には本格的なバー「ザ・バー」が。

バーでは各種アルコールはもちろん、スムージーがおすすめだそう。「昼間も優雅に女子会をしている方をよく見かけますよ」(PR担当者)とは羨ましい。

野菜やハーブたっぷりのベトナム料理専門「ニャーヴェトナム」。

6種類のフォーから選べるセットメニューはちょっと贅沢気分です。

京都東山にある「京料理旅館 高台寺 よ志のや」の姉妹店「京都高台寺 よ志のや」では、本店の味そのままに気軽に楽しめるメニューが豊富。

人気メニューの一つ「東山御膳」(税込1650円)は、蕎麦と寿司、煮物、茶碗蒸しのセット。和食好きにはたまらない組み合わせですね。

カウンター席やお座敷もあり、老若男女問わず使い勝手がよさそうでした。

平日限定でスパ ラクーア入館料と和食ベトナム料理の月替わりランチがセットになった限定プラン(税込3700円)も人気です。通常の入館料にたった800円プラスすればよいので、かなりお得感があります。

ラクーアなら、みんなの満足がかなう!

「日帰り温泉」とは言っても、それだけでは語り切れない魅力がいっぱいのスパ ラクーア。スパラクーアは6歳以上のみの利用ではありますが、ラクーアには他にもアトラクションやショップ、レストラン街などもあるため、家族連れからカップル、観光客と、さまざまな人のニーズを満たす施設がしっかりと揃っています。

海外からの旅行者には馴染みのない「日本のお風呂ルール」も、パンフレット(英・中・韓)に目を通せば難しくはありません。入館後の施設案内はほぼ日英併記ですし、各所に翻訳機の設置もあります。

まだ訪れたことがない人は、ぜひ一度お試しいただきたい都市型温泉施設スパ ラクーア。素顔を見せあってのんびりリゾート気分に浸れば、きっと一緒に体験した人同士の心の距離も縮まることでしょう。

  • スパ ラクーア
    • 住所 東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティLaQua5〜9F(フロント6F)
    • 最寄駅 JR中央線・総武線・都営地下鉄三田線「水道橋」駅 徒歩約6分
      東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅 徒歩約1分
      都営地下鉄大江戸線・三田線「春日」駅 徒歩約2分
    • 電話 03-3817-4173
    • 営業時間:11:00~翌朝9:00
      ※浴室のご利用 翌朝8:30(露天風呂7:30)まで
      ※最終入館8:00
      ※6~17歳のお客様のご利用は保護者(6~11歳の方は同性の保護者)同伴のもと18:00まで(最終入館受付15:00)
      定休日:なし(不定期に休館日あり)

Written by:

株式会社ダリコーポレーション 倉林 慈英

株式会社ダリコーポレーション 倉林 慈英

美味しい食べ物とお酒、旅、物語を愛するライター。心身は良質な食べ物と経験で作られると信じている。難しい話は分かりやすく、シンプルな話は楽しく読める文章作りがモットー。

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