フランス人ハーフ女性がショックだったフランスと日本との違い9選

フランス人ハーフ女性がショックだったフランスと日本との違い9選

Update: 2018/03/07

日本人であれば、日本人的な感覚や常識を持っているのは当たり前。では、日本で生まれ育ったけれど外国の血が混ざっているハーフの方は、どんな感覚で二つの母国を見ているのでしょうか。今回は、お父様がフランス人、お母様が日本人、育ちは東京だけどフランスが大好きというハーフ女性に、日本とフランスの違いについて聞いてみました。

(以下は、インタビューに応じてくださった個人の意見です)

【性格編】

1:やっぱり日本人は生真面目で働き者

1:やっぱり日本人は生真面目で働き者
画像:Shutterstock

「日本人は本当にまじめで働き者です。それに比べて、フランス人は本当に働かないですよ。特に私の父を見ていて思いますね。何より、フランス人にとって、バカンスがないなんて信じられないみたいです」

フランスの法廷労働時間は週35時間。これは日本の週40時間よりも少ない数字です。観光地など一部除く商店は日曜の営業が制限されるなど、規定の労働時間そのものが短くなっています。そしてなんと言っても、2週間~1か月の休暇=バカンス。フランス人にとって、バカンスを取るのは当たり前のことなので、たった数日間の休暇も取るのに苦労している日本人の労働環境は信じられないそうです。

2:日本人は細かい!?フランス人は適当でかなり自由

2:日本人は細かい!?フランス人は適当でかなり自由
画像:Shutterstock

「フランス人は細かいことで怒ったりしないですし、これを言ったら失礼かなとかあんまり気を使わないですね。よくも悪くも、適当で自由。日本人のように全部きっちり、といった感じはあまりないように思います」

時間は守る、何事もきちんとする、それが日本のいいところでもあるのですが、時には窮屈に感じることがあるのも納得です。フランスへ留学中、先生にもそんな自由さを感じたそう。

「先生もよく時間に遅れてきていましたね。来週やると言っていたことも、翌週には変わっているなど、かなり自由でした。アートクラスの先生だから、アーティスト感覚ということにしておきますが……」

重要なことを忘れてしまうのは困りますが、型にはまらない自由な感覚は、相手を許容する寛大さにもつながるところです。

【家庭編】

3:フランス人男性は、育児にかなり積極的!

3:フランス人男性は、育児にかなり積極的!
画像:Shutterstock

「フランスの男性は、育児にかなり積極的だと思います。実際、私も保育園のお迎えは基本的に父でした」

就業時間を超えたら仕事は終わり!残業はしない!という仕事観や環境が、働く人の育児のしやすさにつながっているのでしょう。また、フランスは先進国の中でも珍しく、出生率の回復に成功した国のひとつです。子どもに対する公的補助も充実しており、社会的にも子育てに協力的な環境が整っているといえます。「母は、オムツを変えたこともないくらいです」と言うほど、フランス人のお父様がメインだったのだとか。それはちょっと極端!?

4:フランスでは、男性が家事をするのは当たり前

4:フランスでは、男性が家事をするのは当たり前
画像:Shutterstock

「フランスでは、お父さんが家事をするというのも、ごく普通のことです。フランス語の教科書には、『お父さんは、子どものお迎えに行って、ご飯を作ります』という例文が普通にあるくらいですよ」

他にも、テキストの挿絵のなかに、お父さんが掃除をしていて、お母さんは友達と電話中。お父さんは午後に洗濯機の修理をして、夜ご飯を作っているというものもあったのだとか。
言われてみれば、日本においては、お母さんが家事、お父さんは外で仕事というのがまだまだ根強い固定観念です。こうした小さなことから意識改革が必要ですね。

【ファッション編】

5:フランス人はカラフルな色が好き

5:フランス人はカラフルな色が好き
画像:Shutterstock

「日本に比べると、フランス人は色が好きですね。すごく派手な色や、柄と柄を合わせたりもします。デザインもフリルやレースなど、かわいらしいものも多いです」

日本では、年齢を重ねるほどベーシックな色味や、シンプルなデザインが好まれる傾向があります。確かに海外のアパレルショップでは、鮮やかな色や派手な花柄などが豊富で、ピンクや黄色などの明るい色を着ている年配の方もたくさんいます。年齢関係なく、ファッションは自由に楽しみたいものですね。

6:フランス男性はおしゃれ!スタイリッシュな人が多い

6:フランス男性はおしゃれ!スタイリッシュな人が多い
画像:Shutterstock

「フランスの男性は小綺麗にしている方が多いと思います。シャツにスカーフを巻いているなど、男性もおしゃれを楽しんでいる印象があります」

さすがはファションの本場フランス。やはり男性のおしゃれレベルの基準も高いそうです。

「特にパリはチェーンのお店ばかりではなくて、商店街のようなところに個人店もたくさんあったりして、見ていてもすごく楽しいですね」

また、フランスでは、男性同士でおしゃれをして出かける姿もよく見られるとか。日本人男性のみなさん、ぜひ男性同士で、いつも以上におしゃれをして出かけてみてはいかがでしょうか?

【食生活編】

7:カフェやレストランなど、外食店の利用頻度が高いフランス

7:カフェやレストランなど、外食店の利用頻度が高いフランス
画像:Shutterstock

「うちでは朝カフェに行くのは普通ですが、日本の家庭ではあまり行かないと聞いて驚きました!夕食にしても、我が家は外で食事をする頻度は高いと思います」

家族で朝からカフェ、カフェで朝食なんてかなりおしゃれなイメージです。観光地ということもあると思いますが、パリなどでは、カフェやレストランはいつでも満席なことも。ちなみに、パンにコーヒーを浸して食べるのが定番だそうです。

8:食事も個人主義!?「自分の食べたいものは自分で」がフランス流

8:食事も個人主義!?「自分の食べたいものは自分で」がフランス流
画像:Shutterstock

「我が家では、昔から自分の食べたいものは自分で用意して食べるのが普通です。誰かが作ったものでも食べたかったら食べるし、食べたくなかったら食べません」

食習慣からも自分の意志や自立心を感じるエピソードです。「給食を残して怒られるということもなかったです」と話していたように、食事においても個人の意志が尊重されているのようですね。

【番外編】

9:フランスには部活がない!課外活動は自由

9:フランスには部活がない!課外活動は自由
画像:Shutterstock

「日本では、学生時代の部活動は当たり前ですが、フランスではありません。学校のあとは、だいたいバレエやサッカーなど、習い事をしていますね」

フランスでは、学校の部活動というものがありません。学校は土日に加えて水曜の午後も休みで、その時間を課外活動に充てている子どもがほとんどなのだそうです。

「私は縛られるのがあまり好きではなく、部活には入っていませんでした。そういうところはフランスの要素があるかもしれないです。ただ、帰国子女の友人と比べてもシャイというか、性格が引っ込み思案なので、そこは日本人っぽいなぁと思ったりします」と話してくれた彼女。両方の比較ができるからこそ、お互いの違いを認め、理解し合うために、フランスと日本の良いところをたくさん広めていってほしいものです。

Written by:

ヤジマミユキ

ヤジマミユキ

社会人教育関連会社で企画編集&事業開発~営業を経て、現在は趣味と仕事を兼ねたマルチキャリアを目指し、ライター×ヨガ講師×旅人の三足のわらじで活動中。ファッションや日本文化、音楽など、カルチャーの分野も大好物。

※記事掲載時の情報です。

この記事をシェアする