アジア人が日本に来てショックだった10の理由。中国、韓国、台湾、インドの人に聞いてみた

アジア人が日本に来てショックだった10の理由。中国、韓国、台湾、インドの人に聞いてみた

Update: 2018/02/14

わたしたちが住んでいる日本という国は、外国の人にどう映っているのでしょうか? 特に同じアジア圏に属する国々からの印象は気になるところです。
そこで今回は、アジア主要地域ともいえる「中国」「韓国」「台湾」「インド」の4か国からみた日本の姿をご紹介します。これらの国々から来日した人たちが日本に来てショックを受けたことをまとめました。

文化や習慣が異なると良くも悪くもショックを受けることがあるのは当然ですが、それぞれのお国柄の違いがあらわれていて興味深いですよ。

(以下は、インタビューに応じてくださった個人の体験に基づいた意見です)

【韓国編】

日本人はどうして垢すりをしないの!?

日本人はどうして垢すりをしないの!?

「日本人はお風呂で垢すりをする習慣がないことに驚きました。韓国では、銭湯に行くときには必ず垢すりタオルを持参します。銭湯にも垢すりタオルが売っているし、垢すり師もいるんですよ。垢すりをしたほうが肌はツルツルになるし、さっぱりするのに!」

韓国には「沐浴場(モギョクタン)」と呼ばれる銭湯があり、男湯と女湯それぞれに垢すり職人が待機しています。浴室の片隅に垢すり用の台があって、垢をゴシゴシと落としている光景は日常です。日本でも垢すりをしてもらえるところはありますが、韓国ほど一般的ではありませんよね。

玄関で靴を揃えて脱ぐ習慣に驚いた!

玄関で靴を揃えて脱ぐ習慣に驚いた!

日本では脱いだ靴を揃えるのは当然のマナー。玄関で靴を脱いだ後に、靴の向きを変えるのも礼儀ですよね。

「韓国では、靴は脱いだらそのままだったりします。玄関で靴が散らばっていても気にしない人も結構いると思います。もちろん、程度の個人差はありますけどね。学校の下駄箱でも、靴の入れ方なんてみんなバラバラですよ(笑)今はわからないけど」

ちなみに韓国では、訪問先で靴を外向きに揃えると「長居せずに、さっさと帰りたい」という意味に捉えられることもあるとか。礼儀のつもりが非礼になっていた…となってしまったらつらいところです。

日本には辛いものがない!

日本には辛いものがない!

韓国といえばキムチやチゲなど辛い料理が有名ですよね。実際に韓国人は毎日のように辛い料理を食べて育っているので、日本に来ると次のような不満を感じるようです。

「日本に来てから寂しいのは、辛い食べ物がないこと!日本で『激辛料理』といわれているものを食べても、全然辛くないんですよ(笑)日本人はどういう基準で『辛い』といっているのか不思議でたまりません」

韓国人と日本人の「辛さ」に関する感覚は大きく異なるようです。韓国の人は辛いものに慣れているので、日本人が辛いと感じる程度では「辛い」に該当しないとのこと。韓国人が「辛くない」と薦めてきた料理は、日本人にとっては火を吹くような辛さの可能性があるので注意が必要ですよ!

【中国編】

日本の朝食をもっと楽しみたい!

日本の朝食をもっと楽しみたい!

「中国では朝食に肉まんや揚げパン、水餃子、ワンタン、お粥、炒飯などを食べていました。たとえば、肉まんだけで20種類近くもあるんですよ!」

日本の典型的な朝食といえば、ご飯に味噌汁、焼き魚、納豆、焼き海苔という感じですよね。しかし最近では、パンとコーヒーだけといった簡単な食事で済ますケースも多そうです。そのため、日本の朝食はシンプルに感じるのだそうです。

さらに、中国では朝食は家で食べないのが一般的とのこと。
「中国では朝食はたいてい外食なので、飲食店も朝早くから営業しています。街中の屋台で買ったものを歩きながら食べている人も多いですよ。もちろん地域によるけどお粥をストローで飲みながら職場に向かっている人もいます(笑)」

ゴミの分別に苦労します!

ゴミの分別に苦労します!

日本では、地域によって違いはありますが、「可燃ゴミ」と「不燃ゴミ」「資源ゴミ」を分けて決められた日時に収集所に出します。

「中国に住んでいたときはゴミを分別した記憶があまりありません。日本では細かく分別しなければならないので大変に感じます」

最近では分別をするところも増えてきているようですが、「ゴミの分別は清掃業者の仕事だから、わたしたちが分別するとその人たちの仕事を奪ってしまうでしょ?」という考えをもっているようですよ。

生野菜がとてもおいしい!

生野菜がとてもおいしい!

「日本に住むようになってから、たくさんサラダを食べるようになりました。とってもおいしいです!野菜の味が全然違うんですよ」

話してくれた中国人女性は、日本の野菜のおいしさに感動したそう。日本の食べ物は安心・安全であることを改めて実感しますね。

【台湾編】

日本の駅にはホームドアが少なすぎる!

日本の駅にはホームドアが少なすぎる!

「日本は人身事故による電車の遅延が多過ぎます。それなのに、事故を防止するためのホームドアがない駅も多いですよね。転落を防ぐ柵がないからヒヤヒヤしてしまいます。日本も最近はホームドアを増やしているみたいだけど、台湾に比べたらまだまだ少ないですよ」

台湾の地下鉄では2005年からホームドアの設置工事を進めており、2018年までに全駅に備え付ける予定とのこと。アジアでは、シンガポールとバンコクで地下鉄のホームドア設置率が100%といいます。ホームドアに関しては、日本はアジア主要都市のなかでも遅れているのが現状です。

トイレがきれいで感激!

トイレがきれいで感激!

「日本のトイレは、とにかくきれい!便座のフタが自動で開閉したり、化粧直し用のスペースがあったりしてとても便利で快適です。台湾には、こういったトイレは滅多にありません。ヘアアイロンまで置いてあるトイレを見たときには、とても驚きました!」

世界的にみても、日本のトイレ環境は高水準といわれています。衛生的なのはもちろん、トイレットペーパーやハンドソープがきちんと置かれており、ペーパーを流しても詰まることのないトイレを外国で探すのは優良施設以外で探すのは難しそうですよね。温水洗浄便座や消音ボタンが設置されているのも日本では当たり前になりつつありますよ。

夏でも身だしなみを整える日本人はさすが!

夏でも身だしなみを整える日本人はさすが!

「台湾は暑いこともあって、ビジネスシーンでもカジュアルな服装をしています。スーツを着ない人が多いし、女性の場合はストッキングを履かずに素足でも平気です。日本では夏でも男性はスーツを着てネクタイを締めているし、女性もストッキングを履いているからびっくりしちゃった。どんなに暑くても身だしなみを気にするのは、日本人の美徳なのでしょうね」

台湾の夏はとても暑く、期間も長いので、日本と同じようにはいかないのかもしれません。
気候の違いによるのかわかりませんが、台湾では秋や冬になるとダウンジャケットやコートを着ているにもかかわらず素足にサンダルといったスタイルがよくみられるのもおもしろいですよ。

【インド編】

日本のカレーライスはカレーと認めない!

日本のカレーライスはカレーと認めない!

日本の国民食となっているカレーライスですが、本場インドの人は認めてくれていないようです。

「日本のカレーは、全然辛くない!スパイスが効いていないのにカレーとはいえないよ。インドではいろいろな種類のスパイスを組み合わせてカレーをつくるんだけど、日本ではルーとかカレー粉を使っているでしょ?カレーとはまったく違う食べ物だね」

インド料理にスパイスは欠かせません。何種類ものスパイスを混ぜた「ガラムマサラ」をつくってカレーをはじめとした料理に用います。ところが日本のカレーはヨーロッパを経由して伝わっているために、ルーを使ったマイルドな味にアレンジされているのです。スパイシーではないカレーなんて、インド人にはあり得ないのでしょうね。

同じアジアの国々でも、それぞれに違いがあるのがおわかりいただけたでしょうか。自国では常識なことが必ずしも他国でも同じであるとは限りません。来日した外国人は戸惑いながらも、日本のやり方を受け入れようと努力をしている様子も感じられました。わたしたち日本人も、外国を訪れる際にはその国の文化や習慣を学び、受け入れていきたいですね。

Written by:

陽子

陽子

グランドホステス、外資系秘書、大学キャリアセンター、そしてwebディレクターを経てライターとして独立。 大衆居酒屋で昼呑みするひとときをこよなく愛するアラフォー・シングルマザー。 都内で昼呑みできる居酒屋情報は、twitterで@crystain_writerまで!

※記事掲載時の情報です。

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