イタリア人男性が日本人女性と付き合ってショックを受けた10の理由

イタリア人男性が日本人女性と付き合ってショックを受けた10の理由

Update: 2017/09/05

「アモーレ(愛)の国」と呼ばれるイタリアと奥ゆかしさが美徳とされる日本。この国の男女が運命的な出会いを経て、恋に落ちることがあります。男と女という違いよりも、お国柄による意識のズレが生じやすい国際恋愛。果たして、イタリア人と日本人カップルはどのような違いに衝撃を受け合いながら愛を深めていっているのでしょうか。

そこで今回は、日本人女性と結婚をし、ふたりの可愛らしい娘に恵まれてローマで幸せいっぱいに暮らしているイタリア人男性にインタビューしてみました。共通の趣味である剣道を通して知り合ったふたり。一般的なイタリア人よりも日本に対する理解があったとはいえ、やはり日本人女性と出会ったころから生活を共にしている現在にいたるまでには、考え方などに違いを感じる機会が多々あったようです。次から次へと飛び出してきたエピソードをご紹介していきましょう!

1:小麦色の肌のほうが魅力的だよ。バカンスなのに日焼け止めなんて信じられない!

1:小麦色の肌のほうが魅力的だよ。バカンスなのに日焼け止めなんて信じられない!

「バカンスで海に来ているのに、彼女は丹念に日焼け止めを塗っているんだ。それも使っている日焼け止めはすごく効き目のある“SPF50+”だよ!万全に日焼け対策をしている姿には驚愕したね!」

日本人女性の価値観でいけば日焼け対策は常識的なこと。紫外線がガンガンに降り注ぐ海辺に日焼け止めなしで挑むなんて、日本人女性なら考えただけで軽くめまいがしてしまうかもしれません。

「せっかくのバカンスだよ?太陽の光をおもいっきり浴びなくてどうするのさ!そこまで色白にこだわる理由がまったくわからないんだ。小麦色に焼けた肌のほうが健康的で美しいのにね」

日本では「色の白きは七難隠す」といわれており、色白な肌は美人の条件のひとつ。ところが、イタリア人は日に焼けた肌を好むので、肌を白く保ちたいという日本人女性の心が理解できないようです。

2:もっと愛情を表現して!愛されているのか不安になったよ

2:もっと愛情を表現して!愛されているのか不安になったよ

「僕は彼女に対して、いつでもどこでも『愛してるよ』って伝えるよ。愛しているんだから当然だよね。けど、彼女は愛の言葉をほとんど口にしないんだ。最初のうちは、僕のことを愛していないんだと思って本当に心配でたまらなかったよ」

さすが愛の国・イタリアの男性ですね。わたしたち日本人が想像する以上に、愛情表現はかなりストレートなようです。

「イタリアでは人前でのキスなんて、だれでもするよ。だけど、彼女は恥ずかしいって感じるみたいだね。両親の前でキスしたときにはビックリされちゃって、僕のほうが驚いたよ(笑)」

なんと!親の前でもキスをするなんて、日本人同士のカップルでは絶対に考えられないこと。イタリアの街ではあちこちでキスや熱い抱擁をしているカップルを見かけるうえに、周りの人も気にしてなんかいません。日本でそんなカップルがいたら、目のやり場に困っちゃいますよね。

3:もっと食べたらいいのに!太ることを気にしすぎじゃない?

3:もっと食べたらいいのに!太ることを気にしすぎじゃない?

「彼女は太らないように気をつけていて、食事の内容にすごく注意してるんだ。日本人女性はとっても細いからダイエットする必要がないのにね。イタリアの女性は『クリスマスだから』とか『ダイエットは後でするから』なんてなんだかんだ言いながら、たくさん食べているよ。僕も彼女に“腹八分目”にするよう言われているんだけど、気づいたら“腹十二分目”は食べてしまってるね(笑)」

バカンスやクリスマスで食べ過ぎてしまって一気に3~5kgも増えちゃった、なんてイタリア人女性は多いそうです。日本人女性もつい食べ過ぎてしまうことはありますが、そこまでは怖くてできないですよね。

そのためか、イタリアでは夏が近づくとダイエット商品のCMが急激に増加するとのこと。もともとイタリアでは少しくらい太めでも曲線的な“カービー・スタイル”の女性のほうがセクシーだと人気が高いので、ダイエットにそれほどこだわる必要がないのかもしれません。

4:なんですぐに謝るの?そんなに「すみません」を言わなくていいのに

4:なんですぐに謝るの?そんなに「すみません」を言わなくていいのに

「イタリア人は、そう簡単に“すみません”を言わないからね。彼女がすぐに謝るのには、初めは慣れなかったよ。謝る必要がないのに“すみません”って頭を下げるから、『謝らなくて大丈夫だよ』『そんなこと言う必要ないよ』ってしょっちゅう言ってたよ(笑)」

日本人はどうしてすぐに謝るのか、イタリア人が理解するのは難しいかもしれません。逆に日本人からしたら「外国人は全然謝らない」と感じてしまう場面も多いでしょう。日本人は自分に非がなくても、謝ることで問題を水に流して良好な関係を築きたいと思うところがありますからね。

「だけど、彼女が頭を下げるのを見ているから、僕も日本人に謝るときには同じようにしているよ。やっぱり、その国のやり方に従うべきだからね。日本人の礼儀に関する意識の高さは、本当に素晴らしいよ!」

5:食事で違う種類のお酒を飲むことが信じられなかった!イタリア人はそんなことしないよ

5:食事で違う種類のお酒を飲むことが信じられなかった!イタリア人はそんなことしないよ

「彼女と一緒に食事をしたときに驚いたのは、お酒の飲み方。彼女はもともとお酒が好きなんだろうけど、とにかくたくさん飲むんだよ(笑)そんなに酔っぱらわないけどね。イタリア人は酔ってヘベレケになるのは、すごくみっともないことだって考えてるんだ。日本でよく見かける酔っぱらったサラリーマンなんかは、見ていて恥ずかしいね(笑)」

ワインの産地であるイタリアですが、酔っぱらうほど飲まないことが一般的なんだとか。ぐでんぐでんに酔っぱらって道端で寝ている光景を普通に見かける日本……ちょっと反省しなければなりません…。それから、お酒の飲み方にも特徴があるようです。

「彼女とお酒を飲んで気づいたんだけど、日本人って違う種類のお酒を頼むのが当たり前みたいね。たとえば、最初にビールを頼んでからワインに移ったり日本酒を飲んだりする。これはイタリアでは考えられないことなんだ。僕たちイタリア人は、ワインでも赤を飲み始めたら途中で白に変えるなんてことはしないよ」

6:ちょっと出かけるだけだよ?身だしなみや服装なんて気にする?

6:ちょっと出かけるだけだよ?身だしなみや服装なんて気にする?

「ほんのちょっと外に出るだけなのに、彼女は着替えをして日焼け止めを塗ってファンデーションをつけて軽くメイクをするんだ。ヨーロッパの女性は、そんなことは気にしないよ。そもそもファンデーションをあまり使っていないんじゃないかな?シミやシワがあったって、日本人みたいに隠そうとしないしね」

日本人女性は、世界的にみても身だしなみには気を使うほうなのかもしれません。いつも小奇麗にしておくのは、女性としてのたしなみとして考えられていますよね。

「人前に出るときにはきちんとした格好でいたいと思っているんだね。自分の愛する人がいつも美しくいてくれるのは嬉しいから、大歓迎だよ!もちろん素顔の彼女も、とっても魅力的!」

7:礼儀や挨拶、言葉遣いに厳しい!さすが日本人だね!

7:礼儀や挨拶、言葉遣いに厳しい!さすが日本人だね!

「子供が生まれてから特に感じるんだけど、日本人はやっぱり礼儀や挨拶などを重んじているよね。人から何かをしてもらったら“ありがとう”と必ずお礼を言うことなどもくり返し子供たちに教えている姿を見ると、さすが日本人だなって感心するよ」

日本人の礼節を重んじる心は、イタリアだけでなく世界各国で高く評価されています。「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるほど、日本人にとっては当然のこと。

「僕自身も昔から剣道をやっているんだけど、“礼に始まり、礼に終わる”とか相手を尊重する精神というのは本当に素晴らしいと思っているよ。だから、子供たちには柔道を習わせてるんだ。日本のそういった心を大切にしてほしいからね。イタリアでは最近、子供に武道をやらせたいと考えている親が増えているんだよ」

8:車の運転がすごく丁寧!やさしい運転をするんだね

8:車の運転がすごく丁寧!やさしい運転をするんだね

「イタリア人は車に乗っていても、他の車に道をゆずらないし、ルールも守らない。本当に自分勝手なんだ(笑)運転が雑だから、車の列にいきなり入りこんでくるなんてしょっちゅう。危ないんだけどね。だから、彼女が運転する車に乗ったときには驚いたよ!他の車に当たり前のようにゆずってあげるし、とにかく運転が丁寧なんだ」

イタリアに行ったときには、日本のように安全運転をしている車はほとんどいないと考えたほうがいいとのこと。日本のようにゆずり合いをしたうえに、ハザードを点滅させてお礼の合図までするなんていうマナーは皆無なようです。

「けれど、イタリア人の縦列駐車の腕は抜群だよ!どんなに狭いスペースにだって、たった一回の切り替えでピッタリと止められちゃうんだからね(笑)」

9:日本語は難しいね!子供たちに教えてくれて感謝してるよ

9:日本語は難しいね!子供たちに教えてくれて感謝してるよ

「アルファベットしか使わないイタリア語と違って日本語には漢字や平仮名、カタカナがあるでしょう。こんなに多くの種類を使いこなすなんて、まったく信じられないよ。僕たちにはふたりの娘がいるんだけど、彼女は娘たちに日本語を熱心に教えてくれている。イタリア語は近隣国の言語とも似ているから、まったく異なる言葉である日本語を覚えられたら絶対に役に立つよね。本当に感謝しているよ」

奥様はお子さんたちに日本語や日本文化を教えることに力を入れているそうです。イタリアに住みながらも日本を大切に思う心をきちんと受け継いでいるなんて嬉しいですよね。バイリンガル教育は大変でしょうが、お子さんたちにはぜひ日本とイタリアの架け橋になってほしいものです。

10:宗教行事に関心がないなんて!家族の大切なイベントなのに

10:宗教行事に関心がないなんて!家族の大切なイベントなのに

「クリスマスは家族そろって祝うもの。自分の兄弟や叔父なんかも集まって、キリストに感謝を捧げる大切な日なんだ。家族みんなでたくさんのご馳走を食べられるのは最高の喜びだよ。けれど、日本人の彼女にはこういった感覚がなかったことに驚いたよ。クリスマスに家族と過ごさなくても大丈夫だって言うし、クリスマス休暇がとれなくても問題ないっていう考えだったんだ」

日本にはクリスマスを家族で祝うという習慣はほとんどありません。とりあえずクリスマスケーキとチキンを食べておこうという感覚ですよね。そもそも日本にはキリスト教徒の数が少ないので、“祝う日”というよりも単なるイベントと化しています。恋人同士がロマンチックに過ごす日というイメージのほうが強いでしょう。

明るく、細かいことをあまり気にしないおおらかなイタリア人男性には、日本人女性の細かな配慮が新鮮にうつるのでしょうね。そして、こういったお国柄の違いを強く感じながらも、日本人の考え方を決して否定することなく前向きに受け入れてしまえるのもイタリア人男性ならではの器の大きさといえるでしょう。しっかりとした「大和撫子」と、あふれんばかりの愛情で包み込んでくれるイタリア人男性は意外と相性抜群の組み合わせなのかもしれませんね。

文:陽子
グランドホステス、外資系秘書、大学キャリアセンター、そしてwebディレクターを経てライターとして独立。
大衆居酒屋で昼呑みするひとときをこよなく愛するアラフォー・シングルマザー。
都内で昼呑みできる居酒屋情報は、twitterで@crystain_writerまで!

※記事掲載時の情報です。

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