HOME 「世界よ、これが日本のサービスだ」外国人が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは
「世界よ、これが日本のサービスだ」外国人が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは

「世界よ、これが日本のサービスだ」外国人が日本に来て衝撃を受けたおもてなしとは

Update: 2018/09/13

筆者が日本で暮らす外国人と話していてよく聞くのが「日本には自国にはないサービスがたくさんある!」という言葉。確かに、良きにつけ悪しきにつけ「お客様は神様です」という言葉が浸透している日本では、どこのお店や施設に行っても丁寧な接客を受けることができます。

そこで今回は、27名の外国人に協力をいただき、日本にきてどのようなサービスを素晴らしいと感じたか調べてみました。日本人としては当たり前のように享受しているサービスの数々が、外国人にとっては素晴らしいサービスに感じられるようです(以下はアンケートに応じてくださった方の個人的な意見です)。

本数も多く時間も正確。日本の電車網は素晴らしい!

本数も多く時間も正確。日本の電車網は素晴らしい!

最も票を集めたのは、日本の交通機関のサービスについて。特に電車が時間に正確であることや本数が多いことが、外国人にとっては素晴らしいと感じられるようです。

「電車が時間に正確なのが素晴らしいと思うわ。本数も多いから、一本乗り逃しても困らないしね。オーストラリアの電車は遅れることが多いの」(オーストラリア/20代/女性)

「電車の本数が多いよね。少し待てばすぐ来るし。その中でも山手線って本当にすごいと思うよ。渋谷新宿池袋も、人気スポットに全部いけちゃうんだから!」(中国/10代/男性)

「ミャンマーでは交通機関があまり発達してないから、電車網が張り巡らされた日本は便利だなと思うよ。車と違って電車は時間が正確だし、遅れることがないのもいいよね」(ミャンマー/20代/男性)

確かに、東京で暮らしていると特に時刻表を調べる必要もなく、だいたい10分も待てば目的の電車に乗れますよね。しかも都内の人気スポットであれば、1時間くらいでどこへでも行けてしまいます…。
時間も正確だし、電車の本数の少ない国から来た人にとっては、素晴らしいサービスに感じられるのかもしれません。ただ、こんな過密ダイヤなのは都市圏だけで、地方に行くと1時間に1本2本しか電車が来ない路線などももちろんあります。

乗客の安全に配慮したバスの運転士さん、その気配りに感動!

乗客の安全に配慮したバスの運転士さん、その気配りに感動!

また、公共交通機関に関しては、バスのサービスの良さを褒める声も上がっていました。

「バスがちゃんと止まってくれるのが安全でいいと思う。韓国は車が多いし、お客さんがバスに乗ると、席に座る前に出発してしまうんだ。急停車して、指定の位置で止まってくれなかったりもするし。日本ではちゃんと決まった停車位置で止まるし、乗客が座ってから出発してくれるから親切だよね。とても良いサービスだと思います。韓国のバスと違いますね」(韓国/30代/男性)

「バスを降りるとき、運転士さんがお客さんが降車するまで待っていてくれるのがありがたいわ。お年寄りも安全に降りられていいと思う」(韓国/20代/女性)

確かに、日本のバスの運転士さんは乗客が席に座ったり、つり革に捕まるのを確認してから発車してくれるように感じます。降車の際も、全員が降りるまで急かさずに待ってくれているし。安全確保という意味でも、これは大事なことですよね。

まさにその名の通り、日本の生活を便利に彩るコンビニエンスストア

まさにその名の通り、日本の生活を便利に彩るコンビニエンスストア

次に多かったのが、日本のコンビニエンスストアのサービスに驚いたという意見。

コンビニのサービスが素晴らしいと思う。いろんなところにあるし、なんでも揃うし、店員さんも丁寧で親切だよね」(オーストラリア/20代/男性)

「日本のコンビニは本当にすごい!日用品はなんでも揃ってる。それに、コピー機やFAX、銀行ATMまであるし、公共料金も払える!コンビニに行けば用事が全部済むからすごいと思います。マレーシアのコンビニは食べ物と飲み物くらいしか置いてないんだよね」(マレーシア/20代/女性)

コンビニでたくさん買い物をしたとき、飲み物系と食べ物系で袋を分けてつめてくれたの。温かい物と冷たい物を分けたり、そんな気遣いしてくれるの?とびっくりしました」(韓国/10代/女性)

日本のコンビニは名前のとおりに本当に便利。食べ物、飲み物、日用品だけでなく、最近は通販で購入したものやクリーニングに出した衣類の受け取りまで出来る店舗もありますね。
コンビニのサービスがなくなってしまったら…と考えると、かなり不便な生活を想像してしまうのではないでしょうか。

日本の接客に共通するのは、親切な“おもてなし”の精神

日本の接客に共通するのは、親切な“おもてなし”の精神

また、具体的なサービスではなく、「全体的に店員さんが親切」という印象を抱いている外国人も多いようです。

「初めてお店に入って買い物をしたとき、店員さんが出口まで買い物袋を持ってくれたことが嬉しかったわ」(イタリア/20代/女性)

原宿のショップで買った洋服が、一年後にボタンが取れてしまったんだ。そのショップに持っていったら修理してもらえたことに感動したよ。しかも、一年前の製品だから同じボタンがなくて…そうしたら、全部新しいボタンに変えてくれたんだよ。おかげでめちゃくちゃ日本が好きになった!」(アメリカ/30代/男性)

「スターバックスの店員さんは海外よりもめちゃやさしいと思う。態度がいいのに加えて、明るいよね」(アメリカ/30代/男性)

「すべてが素晴らしい。日本人のサービス精神は他の国にはないと思うよ」(ハワイ/20代/男性)

これはやはり、日本人独特の“おもてなし”の精神なのでしょうか。お客様には気持ち良く過ごしてほしい、自社の製品を愛してほしいという思いが、外国人のお客様にもきちんと伝わっているようです。

ちょっとした工夫や制度がありがたい!意外なサービスが喜ばれている模様

ちょっとした工夫や制度がありがたい!意外なサービスが喜ばれている模様

この他にも、日本人としては意外な少数意見もありました。

健康保険の制度が素晴らしいと思う。アメリカでは自分で民間の医療保険に入らないといけないから」(アメリカ/20代/女性)

「銀行とかでカウンターに行く前に案内の人がいること。どこに並べばいいのか困っているときに『どうされましたか?』と聞いて案内してくれて、とっても親切だと思いました!」(韓国/10代/女性)

「いろいろなところに自動販売機がたくさんある。便利ですごいと思う」(中国/20代/女性)

「割り箸の中に楊枝が入っているのがいいね」(韓国/20代/男性)

「レジ袋が無料なお店があるのがうれしい。韓国だとレジ袋はお金を出さないともらえないから」(韓国/20代/女性)

言われてみれば、どれもこれも便利!当たり前のように享受しているけれど、どれもなくなると困ってしまう、ありがたいサービスばかりです。こう考えてみると、やはり日本はとても暮らしやすい国なのですね……。

質の高い親切なサービスを受けられるおもてなしの国・日本。その裏には長時間労働やモンスター客といった問題もあるけれど、お客様に喜んでほしいという適度なおもてなしの精神は、やはり忘れたくないものです。外国人に対する親切なサービスの一つひとつが、日本という国のファンを作り、観光客をさらに増やしていくのかもしれませんね。

Written by:

松村知恵美

松村知恵美

家と映画館(試写室)と取材先と酒場を往復する毎日を送る映画ライター、WEBディレクター。2001年から約8年、映画情報サイトの編集者をやってました。2009年に独立し、フリーランスに。ライターとしての仕事の他、Webディレクションなど、もろもろお仕事させていただいています。

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※記事掲載時の情報です。

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