春の東京で見逃せない9つのコト

春の東京で見逃せない9つのコト

Update: 2017/06/05

春は東京を訪れる最適なシーズンといえる。3月上旬から梅雨が始まる6月頃までの東京は、穏やかで過ごしやすい気候もさることながら、満開の桜や数多くのイベント、この季節にしか味わえない旬の食材などお楽しみが目白押しとなる。伝統文化に興味がある人も、ハイパーモダンな日本に触れたい人も、東京の春を遊び尽くそう!

伝統の春祭り

伝統の春祭り

春は日本の伝統的な祭りが数多く催される季節でもある。3月には東京最大規模の「だるま市」が、調布の深大寺で開催。禅宗の創始者である菩提達磨をかたどった縁起物の人形「だるま」が盛大に売り出される。5月中下旬にぜひ訪れたいのが、浅草の「三社祭」。日本最大級の神輿が威勢良く街を練り歩く迫力満点の光景から、踊りや音楽といった伝統芸能の催しなど見どころが盛りだくさんだ。また、5月下旬の週末には花園神社の例大祭が開催。普段は買い物客やビジネスマンで混み合う新宿の街を神輿が練り歩き、数多くの屋台が立つ。刺激的な祭りを体感したかったら、3月に行われる「高尾山火渡り祭」がおすすめ。この祭の見どころはなんと言っても、燃え盛る火の上を素足で歩く儀式だ。

花見

花見

満開の桜は日本の春の象徴。東京も例外ではなく、街の至るところで咲き誇るピンクの花を見ることができる。日本人にとって春と桜は切っても切れない関係にあり、この花のはかない盛りを愛でる「花見」という行事も行われる。「花見」を直訳すると「花を観賞する」という意味になるが、ここで言う「花」とは桜を指す。つまり「花見」とは桜の花を目で楽しむことを意味するが、桜の木の下でピクニックをすることを「花見」とよぶ場合もある。

毎年やや前後はするものの、東京の桜の見頃は3月下旬からおよそ2週間ほど。咲き始めから満開になるまで1週間、そして花が完全に散るまで1週間が目安だ。この短い花の盛りを楽しむために、春になると上野公園や新宿御苑、千鳥ヶ淵、目黒川、代々木公園といった有名な桜スポットは大勢の人でにぎわう。

桜味のスイーツとドリンク

桜味のスイーツとドリンク

春になるとコンビニなどの店には、季節限定の桜フレーバーの食べ物や飲み物が並ぶようになる。桜ラテやさくらんぼ味のチョコレートは、街の散策のお供にぴったり。また花見のメニューには、塩漬けの桜の葉で包んだ桜餅やチェリーチューハイ(桜やさくらんぼ味のカクテル)がおすすめだ。お土産には、年間を通して桜を味わえる桜茶はいかがだろう。ほんのり甘い桜を味わいながら桜の花を見上げれば、春気分がより一層盛り上がること請け合いだ。

最先端のカルチャーイベント

最先端のカルチャーイベント

東京では伝統行事だけでなく、現代的かつ国際的なイベントも春に数多く開催される。3月にお台場の東京ビッグサイトで開催される「アニメジャパン」には、いわゆるオタクが大集結する。また代々木公園で行われる「アースデイ」にはエコ意識の高い人々が集い、自然食品や環境関連のブース、ステージ演奏などを楽しむ。そして表参道ではアイルランド文化に触れられるセント・パトリックス・デー・パレード東京が行われ、日本国内外から多くの人々が集まる。東京の国際都市としての一面をまさに証明する、これらのイベントもお見逃しなく!

春は祝日も目白押し

春は祝日も目白押し

3月3日の雛祭りは、日本全国で行われる春の行事の一つ。「女の子のお祭り」としても知られる雛祭りには伝統的な人形を飾り、「ひなあられ」という甘い米菓子やちらし寿司、白・緑・桃色の菱餅を食べて祝う。また5月上旬には、ゴールデンウィークと呼ばれる祝日が連なる週間があり、そのうちの5月5日の「こどもの日」は一般に「男の子のお祭り」とされる。この日は鯉をかたどった吹き流しの「こいのぼり」を空に掲げ、子どもの健やかな成長と幸福を祈る侍の人形を飾って祝う。

ゴールデンウィークは日本旅行の最も繁忙期なので、この時期に訪れるならなるべく早めに予約をしておくことをおすすめしたい。

花の祭典

花の祭典

春には桜のほかにも、多種多様な花が日本の公園や庭園を彩る。またさまざまな花をテーマにした祭りも、地域の人や観光客に親しまれている。

桜よりも早く咲く梅は、春の訪れを最初に告げる花として知られている。花の色は白から薄いピンク、濃いピンク、そして黄色までとさまざま。一見、桜と見間違えやすいが、丸い花びらが梅の特徴だ。

4月から5月にかけては、さらにさまざまな種類の花が日本各地を彩る。最も愛されている春の花の一つが、地面をピンク色のカーペットのように覆い尽くす「芝桜」だ。また独特な淡い紫色の花が枝垂れ落ちる「藤の花」のほか、チューリップやバラなども見頃を迎える。

春のファッション

春のファッション

東京の春は、程よく温暖で比較的雨も少ないため、服装にもあまり悩まなくていい。夜はまだ肌寒い日もあるが、分厚いコートは不要。また6月頃の梅雨の時期までは、雨具も用意しなくていいだろう。

また、春は東京の最新ファッションに挑戦してみる最適な季節でもある。シックでエレガントな銀座からワイルドな原宿まで、さまざまなファッションタウンが揃う東京ならきっとお気に入りのスタイルが見つかるはず。洋服や靴、アクセサリーを探しに街に出よう!

伝統的な服に興味があるなら、レンタル着物ショップを利用してみよう。浅草などには、数時間から1日、本格的な着物を借りて着られるショップが複数ある。

イチゴ狩り

イチゴ狩り

日本人が春の味覚としてイメージするのが、甘酸っぱくてジューシーなイチゴだ。イチゴの出荷は冬から始まるが、イチゴ狩りは春の人気イベントの一つ。イチゴ狩り農園は日本各地にあり、東京からでも電車に少し乗れば訪れることができる。イチゴ狩り農園ではイチゴが食べ放題で、お土産用に買って持ち帰ることもできる。なかには一度にさまざまな種類を味わえるイチゴ狩り農園もあるため、一気にイチゴ通になれるかもしれない。イチゴ狩りは大人も子どもも楽しめる、ヘルシーでおいしい日本の春のお楽しみだ。

春の食材を食べ尽くそう

春の食材を食べ尽くそう

旬の食材の登場は、気温の変化以上に季節を感じさせるもの。日本の春は、食通ならずとも待ちわびる旬の食材が豊富に揃う季節でもある。

いくつかの種類の餅は、春と深い関係を持つ。あんこが詰まった餅を柏の葉で包んだ「柏餅」もそのひとつ。ちなみに、この柏の葉は食べられないので要注意。草餅も伝統的な餅菓子の一つで、オオヨモギで緑色に着色されている。また忘れてはならないのが、あんこの詰まったピンク色の餅を桜の葉の塩漬けで包んだ桜餅だ。

最も春を感じさせてくれる味覚の一つがタケノコ(竹の新芽)だ。この風味豊かな野菜は、「タケノコご飯」という米の料理のほか、さまざまな料理に使われる。コンビニやスーパーでは、タケノコの入ったおにぎりを手軽に買うことができる。

日本の春は、地球上で最も美しい場所と言ってもいいかもしれない。桜の木の下での花見や、刺激的な伝統行事、そして旬の食材がふんだんに使われた日本料理。夢のような春のひとときを過ごしたかったら、この季節に東京を訪れよう。

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