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【2017年】9月の東京の美術展&展覧会

【2017年】9月の東京の美術展&展覧会

更新日: 2018/03/19

1年を通してさまざまな展覧会や美術館が開催される東京。9月は、東南アジアのアーティストの作品を展示する大規模なアートフェスや、日本の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の原画展覧会などが開催される。

サンシャワー:東南アジアの現代美術展

サンシャワー:東南アジアの現代美術展

ASEAN設立50周年を記念して行われる「サンシャワー:東南アジアの現代美術展」。六本木の2大美術館「国立新美術館」「森美術館」に、86組のアーティスト約190もの作品を展示。東南アジアの現代美術を紹介する、史上最大規模の展覧会だ。
近年では経済発展や都市開発が急速に進み、大きな変化を遂げている東南アジアだが、その歴史は極めて複雑。植民地支配や内戦、新国家の設立など、時代の潮流れと変動を背景とした1980年代以降の現代アートを、9つのセクションに分けて紹介する。
2つの会場をフェスのような感覚で、自由に巡りながら楽しんでみて!

開催期間:2017年7月5日(水)〜10月23日(月)
国立新美術館
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜は21:00まで)
※9/30(土)、10/1(日)は22:00まで
休館日:火曜
美術館
10:00〜22:00(火曜は17:00まで)
※9/30(土)は、翌6:00まで
休館日:なし
料金:2館共通 一般1,800円、大学生800円
   単館   一般1,000円、 大学生500円
※高校生以下無料(要証明書)

  • 森美術館
    • 住所 106-6153 東京都港区 六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
      地図をみる
    • 最寄駅 六本木 駅 (東京メトロ日比谷線 / 都営大江戸線)
    • 電話 03-5777-8600

アルチンボルド展

ヒエロニムス・ボス工房 《トゥヌグダルスの幻視》 1490-1500年頃 油彩・板 ラサロ・ガルディアーノ財団 © Fundación Lázaro Galdiano
ヒエロニムス・ボス工房 《トゥヌグダルスの幻視》 1490-1500年頃 油彩・板 ラサロ・ガルディアーノ財団 © Fundación Lázaro Galdiano

16世紀後半、ウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家「ジュゼッペ・アルチンボルド」。果物・野菜・魚・書物といったシンプルなモティーフを、思いがけないかたちで肖像画に組み合わせたユーモアある芸術は、20世紀のシュルレアリスム以後のアーティストたちに大きな刺激を与えた。
同展では、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩・素描(帰属作品等を含む)計30点を中心に、およそ100点の作品を展示。「奇想の宮廷画家」の、ミステリアスな世界観を堪能できる。

開催期間:2017年6月20日(火)〜9月24日(日)
開館時間:9:30〜17:30(金・土曜日は21:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(8月14日、9月18日は開館)
料金:一般1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円(中学生以下は無料)

  • 国立西洋美術館
    • 住所 110-0007 東京都台東区 上野公園7番7号
      地図をみる
    • 最寄駅 上野 駅 (北海道新幹線 / 東北新幹線 / 秋田新幹線 / 山形新幹線 / 上越新幹線 / 北陸新幹線 / 京浜東北線 / 山手線 / 東北本線 / 宇都宮線 / 高崎線 / 常磐線 / 上野東京ライン / 東京メトロ銀座線 / 東京メトロ日比谷線)
      徒歩1分
    • 電話 03-5777-8600

ベルギー奇想の系譜  ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで

ヒエロニムス・ボス工房 《トゥヌグダルスの幻視》 1490-1500年頃 油彩・板 ラサロ・ガルディアーノ財団 © Fundación Lázaro Galdiano
ヒエロニムス・ボス工房 《トゥヌグダルスの幻視》 1490-1500年頃 油彩・板 ラサロ・ガルディアーノ財団 © Fundación Lázaro Galdiano

ベルギーと周辺地域では、中世末期に発達した写実的描写のもと、独自の幻想的な絵画が生まれた。「ベルギー奇想の系譜展」では、そんな「奇想」とも言える、ミステリアスな作品群を展示。
紹介する作家は、15~17世紀のフランドル美術期を代表するボス派やブリューゲルや、20世紀に活躍したマグリットやデルヴォー等のシュルレアリスムの芸術家、ヤン・ファーブルといった現代作家まで総勢30名。およそ500年にわたる「奇想」ともいえる系譜を、約120点の国内外の優れたコレクションで辿っていく。

開催期間:2017年7月15日(土)~ 9月24日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)、金・土曜は〜21:00(入館は20:30まで)
休館日: 8/22(火)
料金:一般 1,500円、高大生 1,000円、小中生 700円

  • Bunkamura
    • 住所 150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
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    • 最寄駅 渋谷 駅 (湘南新宿ライン / 山手線 / 埼京線 / 東京メトロ銀座線 / 東京メトロ半蔵門線 / 東京メトロ副都心線 / 東急東横線 / 東急田園都市線 / 京王井の頭線)
      徒歩5分
    • 電話 03-3477-9111

池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-

《誕生》2013-2016/紙にペン、インク、透明色彩/佐賀県立美術館蔵
《誕生》2013-2016/紙にペン、インク、透明色彩/佐賀県立美術館蔵

わずか1mmにも満たないペン先の線で、壮大な世界を描き出すアーティスト池田学。氏初となる、大規模な個展「池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-」が、佐賀・金沢を周りついに東京に上陸する。
その技法から、1日にわずか10cm四方しか書けないこともあるという作品の数々は、見るものを圧倒する。特に、米国ウィスコンシン州のチェゼン美術館の滞在制作プログラムにより、3年にわたって制作された新作「誕生」は必見だ。

開催期間:2017年9月27日(水)~ 10月9日(月・祝)
開館時間:10:30〜19:30(入場は19:00まで)
※最終日は18:00まで(入場は17:30まで)
休場日:なし
料金:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料

  • Takashimaya Nihonbashi
    • 住所 2-4-1 Nihonbashi, Chuo-ku, Tokyo-to 103-8265

エクスパンデッド・シネマ再考

シュウゾウ・アヅチ・ガリバー 《シネマティック・イリュミネーション》 1968-69 年 インターメディア 東京都写真美術館蔵
シュウゾウ・アヅチ・ガリバー 《シネマティック・イリュミネーション》 1968-69 年 インターメディア 東京都写真美術館蔵

1960年代半ばから欧米を中心に、美術家や実験映像作家によって展開された「エクスパンデッド・シネマ(拡張映画)」。従来のスクリーン投影とは異なった形で上映される映画として、マルチプロジェクションやループ上映、 ライヴ・パフォーマンスをはじめ、同時代のインターメディアやアート&テクノロジーの状況と呼応しながら、 本来の映像がもつ多様性を再発見していった。
同映像展は、日本の「エクスパンデッド・シネマ」作品に着目し、その独自性と先見性を再確認できる内容となっている。

開催期間:2017年8月15日(火)~10月15日(日)
開館時間:10:00〜21:00
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
料金:一般 600円/学生 500円/中高生・65歳以上 400円

  • 東京都写真美術館
    • 住所 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
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    • 最寄駅 恵比寿 駅 (湘南新宿ライン / 山手線 / 埼京線 / 東京メトロ日比谷線)
      徒歩7分
    • 電話 03-3280-0099

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.1 創刊~1980 年代、伝説のはじまり

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展 VOL.1 創刊~1980 年代、伝説のはじまり

日本の人気漫画雑誌、「週刊少年ジャンプ」の50周年を記念して行われている展覧会が、全3回に分けて行われる。VOL.1の今回は、『DRAGON BALL』や『北⽃の拳』といった⼈気漫画60作品以上の原画を展⽰。
また、会場限定の映像シアターがあるなど、漫画ファンにはたまらない垂涎の展示会だ。日本を代表するカルチャー「漫画」を語る上で欠かせない存在の「週刊少年ジャンプ」。その歴史をぜひ目撃してみて!

開催期間:2017年7月18日(火)~10月15日(日)
開館時間:平日 10:00~20:00(最終入館19:30)、土日祝および8月14日(月)~18日(金) 9:00~21:00(最終入館20:30)
当日券:一般・学生2,000円

  • Mori Arts Center Gallery
    • 住所 Mori Arts Center Gallery, Roppongi Hills Mori Tower 52F, 6-10-1 Roppongi, Minato-ku, Tokyo-to 106-6150
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